一枚の特選フォト「海 & 船」


One Selected Photo "Oceans & Ships"

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横浜市立歴史博物館における展示会「和船と海運」




2017年1月〜3月、横浜市立歴史博物館・神奈川大学日本常民文化研究所が、「和船と海運」と題する展覧会を 共同主催した。横浜市立歴史博物館(Yokohama History Museum)では、サブテーマ「江戸時代 横浜の海運」と題して、 1月28日〜3月20日まで開催された。画像は博物館正面エントランスに設営された展示案内の垂れ幕である。 展覧会の企画構成は以下のとおりである。


プロローグ 「和船の移り変わり −丸木船から弁才船へ−」
  縄文時代後期や平安時代の丸木舟の展示
  古墳時代の準構造船の出土品
  鎌倉時代の廻船模型
  弁才船(菱垣廻船)のハーフモデル
  準構造船の利点について

序章 「江戸時代の横浜をめぐる航路」

第1章 「上方からの航路と神奈川湊」
* 大坂からの航路と弁才船
* 神奈川港
  絵画:海から眺めた神奈川港
  写真:1859年(安政6年) P.J.ロシェ撮影の神奈川港
* 赤穂の塩と神奈川
  江戸時代後期の逆針(さかばり)の船磁石
  神奈川湊に塩を運んだ「長安丸」の関係資料展示

第2章「みちのく・蝦夷地と東廻り航路」
* 東廻り航路の絵図(江戸時代)
* 石巻の御穀船
* 平潟(ひらかた、茨城県北茨城市)と神奈川の船乗り
* 八戸の商人と神奈川
* 蝦夷地
* 北海道・松前の「長者丸」

松前の「柏屋」が所有した長者丸(蝦夷地から江戸まで東廻り航路に就航した弁才船)の資料展示

第3章 「江戸と横浜」
* 江戸・横浜間の航路
* 横浜の村から江戸へ
  写真:明治20年代の日本橋の魚市場
  写真:1871年の隅田川河口と弁才船
  写真:明治20年代の品川沖の弁才船
  浅草の米倉の図(江戸時代)[櫛状の船差場と倉庫の図]

第4章 「房総との航路」
  江戸湾周辺で漁獲した鮮魚を江戸市中に運んだ押送船(おしおくりぶね)の模型
  大茶船の模型
  江戸湾の絵図(江戸時代後期)
* 野島と房総
  野島稲荷神社の拝み絵馬(1863年・文久3年)
* 木更津と神奈川
  江戸湾を中心に関東周辺の物資輸送に活躍した小型輸送船の五大力船(ごだいりきせん)の模型

第5章 「江戸川と横浜」
* 関東の河川交通
* 行徳の塩と神奈川
* 野田の醤油と相州小麦
  ひらた船の模型

第6章 「水上のシルクロード」
* 神奈川開港
* 水上のシルクロード
* 開港後のみちのくと横浜

終章 「明治の和船と横浜」
  明治元年(1868年)蒸気船が東京・横浜間に就航。明治5年には新橋・横浜間で鉄道が開通
  写真:木更津の蒸気船と和船

常設展について: 原始、古代/縄文・弥生時代、中世、近世、近代、近現代までの横浜にまつわりる発展の歩み、 史跡、文物、出来事などを紹介する。海にかかわるものとしては、事例として、江戸時代まで入り江であった所が干拓 された吉田新田の開発史、横浜開港後世界へ向けて伸長した航路発展の歴史、生糸などの輸出、和船と洋式船の混じり合う 港景などを、パネルや文物で展示する。

[2017.03.17 横浜市立歴史博物館にて][拡大画像: x27544.jpg]
横浜市立歴史博物館 → http://www.rekihaku.city.yokohama.jp


「神奈川港と海の道」と題する展示コーナー: 神奈川湊廻船問屋が奉納した灯籠の基礎部や同問屋の仕切状などの展示。 帆掛け船は「宝久丸」(縮尺 1:20)で、現在の愛知県知多郡内海を拠点としていた内海船(うつみぶね)。 神奈川湊にたびたび寄港していた。 [拡大画像: x27545.jpg]


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