一枚の特選フォト「海 & 船」
ラ・ラビダ修道院の門前に立つコロンブス像とマルチェーナ修道院長像
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1. 撮影年月日: 2018年9月28日 2. 撮影場所: スペイン南部のパロス・デ・ラ・フロンテーラ(Palos de la Frontera)郊外のサンタ・マリア・デ・ラ・ラビダ 修道院(Monasterio Santa María de La Rábida)にて 3. ラ・ラビダ修道院の門前に2つの像が立つ。一つはラ・ラビダ修道院長であった フワン・ペレス・デ・マルチェーナ(Heje del Monasterio Juan Perez de Marchena)の胸像である。 もう一つはクリストファー・コロンブスの座像である。 1485年夏の炎天下、5歳の息子ディエゴを連れたコロンブスは、その門前で飢えと渇きに泣きわめくわが子のために、パンと水を乞うた。 コロンブスは修道院でマルチェーナ修道院長と邂逅し、その後院長の知遇、力添えを得た後、紆余曲折が続くものの1486年にイザベル女王 に面会することができた。さらに紆余曲折を経るも、1492年8月3日朝8時、パロスの港からティント川を下り、未知に溢れるインディアス に向けての探検航海(第一回)に出立する。修道院での院長との出会いがコロンブスの航海出立の歴史的起点となったいえよう。 修道院では数多くの史料、人物絵画等の他、コロンブスと修道院長との会見がなされたという小さな部屋も見学することができる。 [参考]スペインのウエルバ、パロス、ラ・ラビダへの旅程
2018年9月27日(木曜日)
9月28日(金曜日)
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4. マルチェーナ修道院長の胸像。 [拡大画像: x28290.jpg] |