遠洋マグロ漁船第五福竜丸は、1954年(昭和29年)3月1日に、太平洋のマーシャル諸島(北緯10度付近に散在する)のうちのビキニ環礁で、
米国が行った水爆実験により被爆した。画像1は、その第五福竜丸に据え付けられ、使用されていたエンジン(実物)である。
第五福竜丸は1967年(昭和42年)に廃船となったが、エンジンについては奥地寿太郎氏に買い取られ、同氏所有の貨物船「第三千代川丸」
に取り付けられた。その後、同船は、1968年(昭和43年)7月に、三重県熊野灘沖で座礁・沈没し、エンジンは海中に没した。
1996年(平成8年)12月、28年振りにエンジンが海中から引き揚げられた。東京都はその寄贈を受けて、「第五福竜丸展示館」傍に展示・
公開し、現在にいたっている。(エンジン展示説明パネル参照)
画像2のレリーフは、第五福竜丸のエンジンの破片を原材料にして鋳造されたものである。
[撮影日時: 2019年9月3日/撮影場所:夢の島公園内、東京都立第五福竜丸展示館(Daigo Fukuryu Maru Exhibition Hall,
"The Lucky Dragon No.5" Exhibition Hall)/展示館の開館は1976年6月10日]
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