一枚の特選フォト「海 & 船」
出世魚スズキの剥製
画像は埼玉県川口市立科学館における、海に関連した特別展(2019年)に展示された、セイゴ→フッコ→スズキ
へと名前を変える出世魚スズキの剥製(むさしの自然研究会蔵)である。 成長につれて魚体の大きさ、外見、生息域、生態が変わり行く魚が出世魚として扱われてきた。因みに、 稚魚から成魚になるまでの魚体の大きさで呼び名が変わる出世魚の代表格として、スズキがある。スズキは 幼魚から成魚へ、セイゴ、フッコ、スズキへと名前が変わり行く。 スズキ以外にも、ブリ、ボラなども魚体の大きさに合わせて呼び名が変わる。 (参考)スズキ: スズキ目スズキ科。肉食性魚種、全長80㎝~最大1m。口が大きく、下顎が上顎よりも前方に出っ張っている。
[撮影年月日:2019年6月30日/撮影場所:川口市立科学館(Kawaguchi Science Museum)「この夏、海に行ってみよう」特別展]
[拡大画像: x28659.jpg][拡大画像: x28660.jpg: 出世魚の事例]
特別展のパネルで紹介されている出世魚/一般魚名と魚名の変化(幼魚→成魚)
(2) スズキ: セイゴ→フッコ→スズキ (3) ボラ: オボコ→スバシリ→イナ→ボラ→トド (4) マグロ(鮪): ・ ホン(本)マグロ: メジマグロ→オオ(大)メジ→ホンマグロ ・ メバチマグロ: ダルマ→チュウ(中)バチ→メバチマグロ ・ キハダマグロ: キメジ→コ(小)キハダ→キハダマグロ (5) サワラ(鰆): サゴシ→ヤナギ→サワラ (6) コハダ(小肌): シンコ(新子)またはジャコ→コハダ→ナカズミ→コノシロ |
bフッコ cセイゴ |