一枚の特選フォト「海 & 船」
「天保山パブリックアート」そのテーマは「船や海の生き物」
大阪市の市章となっている澪標(みおつくし)をあしらったモザイク壁画
大阪市港区の「天保山公園」の片隅に「天保山渡船乗り場」がある。渡し船が定期的に安治川を渡している。対岸の桜島にはテーマパークの
「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン」がある。その船着き場に至る安治川沿いの公園外側通路に、画像に見るパブリックアートのモザイク壁画
がある。渡船で安治川を行き来する通行人らの心を和ませてくれるアート作品である。(渡しは公道と同じで、渡船賃は無料である)
「天保山パブリックアート'05」と銘打って、平成17年(2005年)11月に港区役所によってアート事業が行なわれ、その応募作品の中 から幾つかが選ばれたものである。2005年におけるテーマは「海の生き物や船」であった。港区制80周年を記念して、区内の11小学校の生徒から原画の募集が なされた。688点の応募があったという。その中から選ばれた14点の原画を元にリサイクル素材を活用してのモザイク壁画が、 市民参加の下で制作された。 「海辺のアートをお楽しみください」との区役所からのメッセージが添えられる。海、船、港、海の生き物などへの愛着を深めたり、 大阪港や築港への郷土愛を育むきっかけになれば、区関係者、原画の応募者、制作参加の市民らにとってこの上ない喜びとなろう。
[撮影年月日:2020.10.10/撮影場所:天保山公園・渡船乗り場、大阪市港区・天保山/地下鉄中央線「大阪港駅」徒歩5分]
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