一枚の特選フォト「海 & 船」


One Selected Photo "Oceans & Ships"

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督乗丸(とくじょうまる)の漂流と船頭小栗重吉 (おぐりじゅうきち)

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名古屋海洋博物館の展示パネルの中で、「船頭重吉の碑」と題する案内立札(名古屋市教育委員会による設置)のことが紹介されている。 立札には、「この碑は、文化十年(1813)嵐のため遭難、十七ヶ月の間、太平洋を漂流し英国船に救助され、ただ一人生還した督乗丸 の船頭小栗重吉が、異境に没した同航者の供養のために建てた。最初は、文政七年(1824)頃、笠寺に建てられたが嘉永六 年(1853)この寺に移された。台石は船を形どった珍しい石碑である」(原文のまま)と記されている。
[参考]督乗丸船員の供養碑は、最初は、文政七年(1824)頃に笠寺に建てられたが、嘉永六年(1853)成福寺(名古屋市熱田区)に移された。

画像1は「重吉たちを救助するフォレスター号」の図絵である。 [拡大画像: x28870.jpg]
画像2は、「重吉たちが漂流したコースを示す図(船長日記より)」である。 [拡大画像: x28869.jpg]
画像3は、「督乗丸船員の供養碑(成福寺 熱田区)」である。石碑は千石船のような船形の基台に載せられている。  [拡大画像: x28871.jpg]
画像4は、「尾州笠寺観音境内へ建タル石碑の図(船長日記より)」である。尾州(びしゅう)とは昔の尾張国の通称。  [拡大画像: x28872.jpg]

[撮影年月日:2020.9.23/撮影場所: 名古屋海洋博物館]

 「督乗丸の漂流と船頭重吉」のパネル全体
 [拡大画像: x28873.jpg]


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