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Japanese-French Ocean Dictionary by Subject
和仏/分野別 海洋辞典


帆船の艤装
agrès/apparaux de bateau à voiles


仏和/和仏


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    A
    ategi当て木: → étrésillon: m.[海]索具の当て木.

    atemushiro[海][舷側などを保護する]当てむしろ: paillet(m).




    B
    bourain[海][横風をはらませるための]ボウライン、はらみ索(づな): bouline(f).
    ・ naviguer à la bouline: 船首を風向に接近させて帆走する.
    /boulinier(ère): a.[昔の帆船が]風上に詰めて走れる、n.m.風上に詰めて走れる船.

    bu-mu[海]ブーム: gui(m)[縦帆の下縁の帆桁].
    /bout-dehors: m.(pl. ~s-~)[海]ブーム、[帆桁に取り付けた]補助帆の桁.
    /tangon: m.[海]ブーム[大三角帆の裾を張る帆桁]; [軍艦の]張り出し桁[小船を繋ぎ、水雷よけの網を張る].

    bure-su[海]ブレース、転桁索; [錨の]アーム(→ ancre); [クレーンの]ジブ; 腕: bras(m).




    C
    chuushouho[海]中檣帆(ちゅうしょうほ)、トップスル: hunier(m)(→ voiler).

      /étai de grand hunier: 中檣帆の支索(ステー).
      /grand hunier: メーントップスル、主檣の中檣帆.
      /hunier d'artimon: 後檣トップスル.
      /perroquet(m) de fougue: [海]後檣のトップスル.
      /petit hunier: 前檣トップスル.



    D
    daishouhan[海]大檣帆(だいしょうはん): grand-voile(f), grande voile.

    dansaku[海][シュラウドの]段索: enfléchure(→ hauban).

    darin舵輪: → tour de(à la) barre: [海]舵輪当直.

    dekki-burashiデッキブラシ: lave-pont(m).
    derikku[海]デリック、起重檣(しょう); 巻き揚げ装置、起重機: bigue(f).

    dousaku[海]動索: manœuvres courantes.




    E
    enzai[海][檣・桁などの]円材; スパー[帆桁・ガフなどの円材の総称]; かんぬき(閂); [大砲操縦用の]槓桿(こうかん): épart(m).




    F
    foa-masuto[海][船の]フォアマスト: phare(m) de l'avant.

    fuchinawa[帆の]縁索(ふちなわ): faix(m.inv.).

    fukukassha[海・機工]複滑車: palan(m).
    /palanguée: f.[海]複滑車で一回に揚げ卸しする荷物の量.
    /palanguer: v.i.[海]複滑車を使う.
    /palanquin: m.[海]縮帆用小型複滑車.

    futoduna太綱(ふとづな)、太索(ふとづな)、[海]錨索(いかりづな); 海底電線(=~ [électrique] sous-marin); [海]一鍵[百尋(ひろ)]: câble(m).

    futtoro-pu[海]フットロープ、足場綱: marchepied(m).




    G
    gisou[海]艤装(ぎそう):

      /agréer: v.t.[海][船を]艤装する.
      /agréeur: n.m.艤装者.
      /agrès: n.m.pl.[海]綱索類、操帆装置、操帆具、綱具、索具 [帆・綱・滑車など]; [海]船具、艤装品(ぎそうひん); 荷役用具;  [軍]大砲操作用具.
      /aménagement: n.m.[新造船を]艤装すること、[船の]艤装; (pl.)[船の]間取り; (pl.)[海・空]船室、旅客室;  [工場・家などの]設備工事、改装; [家などの内部の]設備、装備.
      /aménager: v.t.[船・新造船を]艤装する; [家などに]設備を施す、設備をする; 整備する; 区画整理する.
      /apparaux: n.m.pl.[海]船具[特に救命ボート・錨・鎖など]、艤装(ぎそう)品.
      ・ apparaux des ancres: 揚錨装置.
      /appareiller: v.t.[海](appareiller une voile)[風を受けるように]帆をひろげる、展帆する、[帆を]張る;  [海]船装する、[船を]艤装する; 必需品を備え付ける; 石を切る、v.i.[海]出帆(出航)する、解繿(かいらん)する; 出帆(出航)準備をする.
      ・ appareiller un filet: [漁のために]網を整える、網の準備をする.
      ・ appareiller un navire: [船を]艤装(ぎそう)する.
      /armateur: n.m.[海][船を]艤装(ぎそう)する人、艤装業者、艤装者; [海商法]船主、[船の]所有者; 用船者、傭船者;  海運業者、海運会社; [古語]海賊船船長、[古語]私掠船、私掠船の船長.
      /armé, e: a.p.(armerのp.p.)[海][船などが]艤装した、[船などが]準備の整った、装備(整備)の完了した; 武装した、 武器を持った.
      ・ vaisseau armé: 武装船.
      /armement: n.m.[海]艤装(ぎそう)、船を就航できる状態にすること、[船の]就役・就航; 艤装品、船具一式; 船員を乗り 組ませること、[ボート・砲への]人員配置; 乗組員; 海運、海運業; 海運業者、海運会社; [一国・特定港の]海運力、 海上輸送能力; 武装、武装化、武装すること; [軍艦・軍隊・部隊・戦車などの]装備、軍備; [艦船などの]火器戦闘力;  [装置などの]作動準備、[火器の]発射準備、[砲などへ]装填(そうてん)すること; [漁]擬餌(ぎじ)につける針一式.
      /armer: v.t.[海][船を]艤装する; 船を就航できる状態にする; [船に]船員(乗組員)を乗り組ませる・ 乗り込ませる、[ボート・砲などに]人員配置をする; (armer les avirons)[櫂(かい)・オールなどを]取り付ける、備え付ける; […を…で(de …)]武装させる; 軍備を整える; [砲に]装填する、v.i.[海]艤装される; (armer sur un navire)[船に]乗り組む;  就役する; 武装する、軍備する.
      ・ armer un vaisseau en guerre: 船を戦闘に適するように艤装する.
      ・ armer un navire: 船に火砲を取り付ける.
      ・ s'armer: v.pr.武装する; 身を守る.
      /coarmateur: n.m.共同船舶艤装者、海上共同運送人.
      /décroiser: v.t.[海]…の艤装を解く→ [参照]解体.
      /dégarnir: v.t.付属物(備品・飾り・装具・装飾)を取り去る、除く; [船の]艤装を解く、装備を解く.
      ・ dégarnir les avirons: [ボートの]オールを収める.
      ・ dégarnir un mât: [海]マストの索具をはずす.
      ・ (v.t.)dégarnir un navire: 船の艤装を解く.
      ・ dégarnir un navire d'hommes: 船から乗組員をおろす.
      /dégréage, dégréement: n.m.[海]艤装解除; [嵐・戦闘などによる]船具の破壊 [参照]dégarnir.
      /dégré, e: adj.艤装を解かれた.
      /dégréer: v.t.[海][船の]艤装(ぎそう)を解く、[船から]艤装を解除する; [船具・装備・マストなどを]取り外す、 取り除く(cf. dégarnir un navire); [船のマストなどの]索具をはずす; [帆桁を]吊索からおろす; [ハンモックを]外す(はずす).
      /dérader: v.t.[漁期が終って(冬期になって)漁船の]艤装を解く、陸に上げる、v.i.[船が]碇泊地外(港外)に吹き流される、 [海][船が嵐などのために]停泊地(錨地(びょうち))を離れる.
      /désarmement: n.m.[海]艤装解除; 退役繋留; 武装解除、非武装化; 軍備縮小(撤廃).
      /désarmer: v.t.[海][商船・船団の]艤装を解く、[艦の修理または退役艦とするため]艤装を解く、[退役艦として]繋船する.
      /déséquiper: v.t.[海・海軍][船の]艤装(武装)を解く.
      /désagréer: v.t.[海]艤装を解く [参照]dérader.
      /désappareillage: n.m.艤装解除.
      /désappareiller: v.t.[…の]艤装を解除する.
      /désarmé, e: a.p.武装を解除された; 艤装を解かれた.
      /désarmement: n.m.[海]艤装(ぎそう)解除; 退役繋留; 武装解除、非武装化; 軍備縮小、軍備撤廃、軍縮.
      ・ désarmement des avirons: 櫂をはずすこと、オールの取り外し.
      /désarmer: v.t.[海][商船・船団の]艤装を解く(解除する)、[艦の修理をする、または退役艦とするために]艤装を 解く(→ déséquiper)、[退役艦として]繋船する; 武装を解除させる、 v.i.[海]艤装を解かれる; 軍備を撤廃(廃止・縮小)する、武装を解除させる、非武装化する、武装を解く.
      ・ désarmer les avirons: [海]櫂(かい)をはずす.
      ・ désarmer un navire: 船の艤装を解く.
      /déséquiper: v.t.[海・海軍][船の]艤装(ぎそう)を解く; […の]装具を解かせる; 乗組員を降ろす; 武装を解く、武装解除する.
      ・ navire déséquipé: 艤装を解かれた船.
      ・ se déséquiper: v.pr.艤装を解かれる; 装具を解く.
      /déshabiller: v.t.[海][檣・帆桁を]解装する.

      /équipage: m.[海][古語]艤装; 船員 [参考]faire son équipage: 船に乗り組ませる.
      ・ maître d'équipage: 水夫長.
      /équipé(e): adj.(équiperのa.p.)装備(設備)の整った; [船が]船員の乗り組んだ; [海][船の]艤装した、船装された;  [人が]装備を整えた; [ …を]装備した[de, en …].
      ・ bateau équipé d'une radio: 無線を備えた船.
      ・ navire équipé: [海]艤装された船.
      /équipement: n.m.装備(船装)を施すこと; 装備、装具、用具一式、着装、備品; 設備、施設; [海]艤装、 船具(ふなぐ)、艤装用具; [船の]装具、着装; [釣・スポーツなどの]用具.
      /équiper: v.t.[船を]艤装(ぎそう)する; [船に]乗員・乗組員を乗り込ませる(配置する); 備え付ける、 設備を備える(施す・整える)、設ける; 装備する; 整備する、支度をさせる.
      ・ équiper un navire: 船を艤装する; 船に人を乗り込ませる.
      /equipet: n.m.[海]用具格納所.
      /gréage: n.m.[海]艤装、艤装作業.
      /gréement: n.m.[海][集合的; 総称して][船の]索具、船具、索具装置; 艤装[すること]、索具艤装、索具備え付け; 艤装作業;  艤装法; 帆装.
      ・ gréement à phares carecarrés: 横帆艤装.
      /gréer: v.t.[海][船・マストを]艤装する; [マスト・帆などを]装備する、索具を装着する(備え付ける)、船具を取り付ける (備え付ける)、帆装する.
      ・ se gréer: v.pr.[海]艤装される; [海][俗語]着飾る.
      /gréeur: n.m.[海]索具装着工、船具備え付け人、艤装者、艤装工、帆装工.
      /mâteur: n.m.船舶艤装係.
      /monture: n.f.[海]艤装; 積み込み、積み荷.
      /réarmement: n.m.再武装、再軍備; [艦船などの]改装、再艤装.
      /réarmer: v.t.再び武装する(させる)、再軍備する(させる); [艦船などを]改装する、艤装し直す、再び艤装する.




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    H
    hamewa[海][索端の]はめ環: cosse(f).

    hansen帆船: bateau(m) à voiles.
    /cap-hornier: [cap Horn]n.m.[海][ホーン岬回りの]遠洋航海用大型帆船.

    haramiduna[海]はらみ索(づな):

      /agui: n.m.[海]二本のはらみ索(づな)・孕索(はらみづな)、ツーボウライン(=nœud d'agui)[2索のもやい結び同士による結合法]; はらみ綱、孕綱(はらみづな)、ボーライン; もやい結び; なわ結び.
      ・ nœud d'agui: 舫(もや)い結び.
      /boulinage: n.f.[海][帆船・ヨットの帆走で、向かい風の時にできるだけ風上に向かうためにする]詰め開きで帆走すること、 クローズホールド(詰め開き)での帆走、一杯開きでの帆走; [海]はらみ綱、ボーライン[詰め開きで帆走する 時に用いるロープ]; (pl.)[昔、水夫に科した]ロープ打ちの罰.
      /bouline: n.f.[海][海][横風をはらませるための]はらみ索(づな)、孕綱(はらみづな)、はらみ綱、ボウライン [詰め開きで帆走する時に用いるロープ][英語: bowline]; [罰を与える鞭(むち)の代りに用いられる]帆しばり索(づな); [pl.][昔、水夫に科した]ロープ打ちの罰.
      ・ naviguer à la bouline: 船首を風向に接近させて帆走する.
      /bouliner: v.t.[海][帆を]孕綱(はらみづな)で張る、[帆を]はらみ綱で斜めに向ける、v.i.詰め開きで帆走する(=naviguer à la bouline).
      /boulinier(ère): a.[昔の帆船が]風上に詰めて走れる、n.m.風上に詰めて走れる船.
      /empresser: v.t.[海][はらみ綱を]堅く締める.

    haridashi張り出し: → épatement: m.[海][マストに対する檣索の]張り出し角度.

    hatokku[造船]ハトック、檣楼下静索: jambe de hune.

    hifuku被覆(ひふく): [参照]装甲.

      /braie: n.f.[海][舵・ポンプ・マストなどの周りの]被覆、[海]コート[水が船中に入らないように、マストが甲板を貫く ところの周りに巻く粗布].
      /doublage: n.m.[海][船・船底の]被覆(ひふく)、被覆板、被覆用金属板; [帆の]補強; 裏打ち; 2倍(二重)にすること、二重化.
      /doubler les cordages: [海]綱を二重にする.
      /fourrage: n.m.[海][摩擦を防ぐために]ロープに巻くタール塗りの帯、合索(よりなわ)[でロープを巻くこと]、 [綱などを]覆うこと、包むこと、被覆; [海][錨索の摩損を防ぐために捲きつける]古綱・古鎖; 裏地付け、ライニング.
      /fourrer: v.t.[綱索を]覆う、包む、被覆する; [...に]裏をつける; [...に]詰め物をする.
      /fourrer un cordage: [海]綱に布・帯を巻きつける、[古布などで]ロープを被覆する.
      /gaine: n.f.[海][旗・帆の縁に縫い付けた補強用の]縁布、縁; [海底線・電線などの]覆い、外装; [砲・砲弾の]門管 (gaine d'un obus); カバー、ケース、[刀剣の]鞘(さや).
      /garnir un cordage: [海]索具を古布で被覆する、[布などを]ロープに巻きつける.

    hikauduna控え綱: → trisse: f.舷側控え綱.

    hikizuna[船の]曳索(ひきづな): chableau(m).

    hiyoke日除け: → tenter: v.t.[船・庭などに]日除けを張る.

    ho[海]:
    前檣の帆(最上部の帆から): petit cacatois/petit perroquet/petit hunier/misaine.
    主檣の帆(最上部の帆から): grand catatois/grand perroquet/grand hunier/grand-voile.
    後檣の帆(最上部の帆から): catatois de perruche/perruche/perroquet de fougue/brigantine.
    前檣とバウスプリットとの間に張る帆(最先端部の帆から): clinfoc/grand foc/petit foc/trinquette.

      /abriter: v.t.[海][風が凪いで、あるいは 他船が風上に来て]進航不能にする; [海][船・帆などに]風が当たらないようにする;  [他船の]風上に出て風を塞ぐ; 避ける、庇護する、保護する、防ぐ; 覆う.
      /aile de pigeon: [海]マストの最高部(スカイスルの上)の帆、最上檣(しょう)に揚げる帆、スカイ・セイル [参考]pigeon(ne): [多くはm.]鳩(はと).
      /alarguer: v.i.[海]横風を受けて進む; [古語]沖に乗り出す、沖に出る; 帆を増す.
      /aller à mât et à corde: 帆を張らずに進む、帆を上げずに走る(航走する).
      /allumette: n.f.[海][風に対する船の]方向; [風に対する]帆の調整; 速力; [海]索具の当て木; マッチ.
      ・ marcher à l'allumette du plus près: 一杯開きで走る.
      /allure: n.f.歩調、歩度、足取り、歩き振り; 速さ、速度、速力; 進行状況、進捗; [海][風に対する]セイリング・ トリム、帆走法、[風に対する船の]方向、進行方向、[帆の]向き、風受け具合; [航行の]速力.
      ・ marcher à l'allure du plus près: [海]詰め開きで帆走する.
      ・ prendre bonne allure: 風向きがよい.
      /amener: v.t.連れて来る、連れて行く; 運んで来る、持って来る; [船などが人・物を]運ぶ; [網などを]手繰(たぐ)り寄せる、 引き寄せる; [針に掛かった魚を]引き寄せる; [海][帆・旗・ボートなどを]降ろす.
      ・ amener la voile: 帆をおろす.
      /à pleines voiles: 満帆をあげて、帆を一杯に張って.
      /appareiller: v.t.[海](appareiller une voile)[風を受けるように]帆をひろげる、展帆する、[帆を]張る; [海]船装する、[船を]艤装する; 必需品を備え付ける; 石を切る、v.i.[海]出帆(出航)する、解繿(かいらん)する; 出帆(出航)準備をする.
      ・ appareiller une voile: [海][風を受けるように][帆を]広げる、張る、展帆する.
      ・ appareiller un navire: [船を]艤装(ぎそう)する.
      /ariser: v.t.[海][リーフを使って][帆を]縮める、縮帆する、v.i.[リーフを使って]縮帆する.
      /arriser: v.t.[帆を]縮帆する、おろす、下げて縮める; [上檣帆などを]おろす; v.i.縮帆する→ faire arriser une voile: 帆を縮帆する.
      /aurique: adj.[海][帆が]三角の、三角帆の; [海][帆が]船の中心線に平行する、縦の; 縦帆艤装の、縦帆[式]の、n.f.三角帆(voile aurique)、 縦帆.
      ・ voile aurique: 三角帆.
      /aventer une voile: [海][帆を]風の方へ向ける、帆を順風に張る.

      /bague: n.f.[宝石のついた]指輪; [海]索環、帆環、[金属・木・綱などの]輪、環; 輪形のもの[鳥に付ける足輪・標識リングなど]、環状のもの.
      [参考][英語][海]索輪: a garland; a grommet.
      /barate: n.f.[海]帆(帆腹)に縫いつけた布片.
      /barbeyer: v.i.[海][帆が]風にはためく、風にばたばた(ぱたぱた)する、あおる.
      /basse-voile: (pl.~s-~s)n.f.[海]下檣(かしょう)の正方形の帆、マスト下部の角帆.
      /battant, e: a.[旗などが][はたはたと]翻る、n.m.[海][旗の]はためく部分、翻る部分; [帆の]緩んだ部分.
      /bomber: vi.[帆が]ふくらむ; 凸型にする; 上反りに造る、v.i.凸型になる; [帆が]ふくらむ.
      ・ se bomber: v.pr.[帆が]ふくらむ.
      /bonnette: n.f.[海]補助[横]帆、副帆、スタンスル; (bonnette lardée)防水むしろ; 保塁(ほるい); 子供の頭巾.
      /bordure: n.f.縁(ふち)、へり; 縁取り、トリミング、縁飾り; [海]フット[帆の裾・下端・下縁・底辺].
      ・ bordure de voile: 帆裾.
      /bourcer: v.t.[海][古語][帆の一部を]捲く.
      /bourcet: n.m.[海]斜桁用の横帆(=voile à bourcet).
      /brasser à culer: [海]船を後退させるように帆桁を回す [参考]à culer: [海]船が後進するように.
      /brasser(mettre) les voiles à culer: 逆帆を張る、後進させるように帆を回す.
      /brigantine: n.f.[古語]ブリガンチン船[地中海特有の小船・小帆船]; [海]スパンカー[横帆船の最後の檣(しょう)・マストに 掛けられた縦帆]、後斜桁帆、後斜桁の台形・不等四辺形の帆、後檣の梯形帆.

      /calage: n.m.[帆・帆架を]下げること、下ろすこと.
      /cape: n.f.[海]荒天の際にできるだけ帆を少なくした状態 [荒天帆・縮帆などによる] 荒天減速航行; [古語][大檣(たいしょう・ だいしょう)の]大帆; [海][古語]斜桁帆、トライスル; ケープ(袖なしマント)、肩マント、合羽(かっぱ).
      ・ être(se mettre, se tenir) à la cape: =capéer(荒天減速航行する).
      /chemise: n.f.[海]水夫用セーター、ジャンパー、作業服; [海][畳んだ帆の]外部; [男子用の]シャツ; [女性用の]肌着、シュミーズ.
      /chute: n.f.落下; 下落; [海]帆の高さ.
      /chute(f) arrière: [海][縦帆の]後縁.
      /chute(f) avant: [海][縦帆の]前縁.
      /clinfoc: n.m.[海]先斜檣帆、[前方の]斜檣帆、フライング・ジブ [船首最前端に張る小三角縦帆].
      /coiffer: v.t.[海][帆を]他舷側に移す、[帆を他方に]引き回す; [ …の頭に…を]かぶせる、かぶらせる、かぶる;  髪(かみ)を整える、…の髪を結う、散髪・整髪する.
      ・ (v.pr.: 代名動詞)se coiffer: [海][風を前から受けて帆が]マストに絡む; [ …を]頭にかぶる; [自分の髪(かみ)を] 整える(結う).
      /contre-civadière: n.f.(pl. ~-~s)[海]斜桁上帆、斜杠(しゃこう)上帆.
      /cotonné(e): a.p.[海][帆が]すり切れた.

      /dedans: ad.中に、内に、n.m.内部; [海][帆の]ふくらんだ部分.
      /déferlage: n.m.[海][帆を]張ること、揚げること、広げること; [旗・信号などを]風にひるがえすこと、揚げること、 広げること; [波の]砕けること.
      /déferlement: n.m.=déferlage.
      /déferler: v.t.[海][帆を]揚げる、張る、広げる; [旗・信号などを]風にひるがえす、風にはためかす、揚げる、広げる、掲揚する、 v.i.[波などが]砕ける、砕け散る.
      ・ se déferler: v.pr.[帆が]張られる; [旗・信号が]風にひるがえる; [波などが]砕け散る.
      /défoncer: v.t.[船・樽などの]底を抜く; [海][風が帆を]吹き破る; 突き壊す、突き破る.
      ・ défoncer la voile: [海][強風が]帆を吹き破る.
      ・ défoncer une voile: [風が]帆をふくらます、帆にはらむ.
      /dépaqueter: v.t.帆をひろげる.
      /déploiement: n.m.[帆・旗などを]広げること、掲げること; [海岸線などの]広がり; [軍]展開.
      /déployer: v.t.[畳まれていたもの、折ってあったものなどを]拡げる、広げる、[帆・旗などを]揚げる、[旗を]翻す.
      ・ déployer les voiles: 帆を張る.
      /dériveur: n.m.[海]荒天帆[嵐の際に用いられる].
      /déshabiller: v.t.[海][檣・帆桁を]解装する、帆をはずす.
      /déventer: v.t.[海]風をさえぎる; [帆・船を]風を遮るものの陰におく; [帆を]風を受けないように帆架を回す; [帆の]帆架を回して風を受けないようにする; [ヨットレース][他船の]風上に出て風を遮る.
      /déverguer: v.t.[海][帆桁(ほげた)から]帆を降ろす、帆桁を外す.
      /diablon, diablot: n.m.[海]後檣第二接檣支索帆.
      /dogue: [英語: dog]m.→ dogue d'armure[海][古]大帆の下端をとめる内舷の木具.
      /doublage: n.m.[海][船・船底の]被覆(ひふく)、被覆板、被覆用金属板; [帆の]補強; 2倍(二重)にすること.

      /égorgeoir: n.m.[海][古]上檣帆の帆面を絞る綱.
      /empannage: n.m.停船(→ empanner); [海]帆を他舷に移すこと、帆が他舷に移ること.
      /empanner: v.t.[海][船・帆船を]停船させる; 突然風下に風を受けさせる、v.i.[海]停船する、突然風下に風を受ける; ジャイブする[帆を一方の舷・舷側(げんそく)から他のそれへ移す(回す)]、帆を他舷に移る(→ empannage).
      /empeser: v.t.[海][帆を]濡らす.
      /empointure: n.f.[海][帆の]耳綱(みみづな); [帆の]上外端; イヤリング[横帆の上隅]; 方形帆布の隅.
      /enfler: v.t.[帆などを]ふくらませる.
      /enverguer: v.t.[海][帆などを]帆桁(ほげた)に結び付ける、帆桁に掛ける.
      /envergure: f.[海]帆を帆桁(ほげた)に結びつけた状態、帆を帆桁に掛けること; 帆幅、帆桁の長さ; (pl.)帆桁に帆を結び付ける短い索、帆の係索(=rabans d'envergure).
      /épanoui(e): a.p.[帆・翼が]開いた.
      /épanouir: v.t.[帆・翼を、花のように]開ける、開く、広げる; [花を]咲かせる.


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      /épaule: n.f.[海]三角帆; [造船][船首の]吃水線部のふくらみ.
      /établir une voile: [海][風を一杯に受けるよう]帆を向ける、帆を揚げる[適切な方向と角度に開く].
      /établissement: n.m.据付; 設立; 制定; [帆を]揚げること; [天・海]潮候時(ちょうこうじ).
      /étarque: adj.[帆が]揚げきった.
      /étarquer: v.t.[海][帆・綱を]揚げきる、一杯に張る; [帆索などを]ぴんと張る.
      /étouffer: v.t.窒息させる; [帆から]風を抜く.
      /étrangler: v.t.[...の]首を絞める、息を詰まらせる; 絞殺(こうさつ)する; 締め付ける; 抑圧する; [海][帆を]絞る.
      ・ étrangler une voile: [海]縮帆する.
      /étui à voile: 帆のカバー [参考]étui: n.m.容器、ケース、カバー.
      /éventer: v.t.[海][帆を]張る; 風にさらす、風に当てる.
      ・ éventer une voile: 帆が風を受けるようにする.

      /faire force de voiles: 全部の帆を揚げる.
      /fard: n.m.帆と帆桁.
      /farder: v.i.[海][帆が]風をはらむ、風にふくらむ、風をはらんで丸くふくらむ.
      /faseyer, faséyer: v.i.[海][帆がうまく風をはらまずに]軽くはためく.
      /fasier, fasiller: v.i.[海][帆が]はためく、横風にあたって軽くはためく.
      /ferlage: n.m.[帆を]巻き上げること→ ruban de ferlage: 括帆索.
      /ferler: v.t.[海][帆・旗を]捲き上げる、巻き上げる、畳む; [天幕を]畳む(→ ferlage).
      ・ se ferler: v.pr.[帆が]捲き上げられる.
      /fermer: v.t.閉める、閉じる; 閉鎖する、塞ぐ; [港を]閉塞する; [帆を]風下に向ける; [海][船を]繋(つな)ぐ、 係留する; [2つの航路標識を結んで]航路修正する.
      /flèche: n.f.[海]トップマスト; [最高檣の]上部; 一本棒マストの先端部; [海]檣頭(しょうとう); 檣頭の帆 (=voile de flèche)[この意味ではn.m.]; [海]上檣帆; 矢; 矢印; 尖塔; [クレーン・起重機の]腕、ブーム、ジブ;  [大砲の]車尾、架尾(かび).
      /forcer de voiles: 全部の帆を揚げる、帆船が全速力で進む、帆の全能力をあげて航行する、満帆を揚げる.

      /gainage: n.m.[海][帆の]縁付け.
      /gainer: v.t.[…に]gaine(覆い)をつける; [海][旗布・帆に補強のため]縁・縁布をつける.
      /galon: n.m.[海][帆の縫い目の]当て布; (pl.)[軍・海軍]袖章、山形記章、金モール、金筋.
      /gambeyer, gambéyer: v.t.[海][帆の]向きを変える、他舷に移す、v.i.[帆の]向きが変わる、[帆が]他舷に移る.
      /gambiller: v.i.[海]綱にぶらさがって進む; [海][帆の]向きが変わる(=gambeyer)、[縦帆が]急に向きを変える.
      /gonflé(e): a.p.ふくらんだ; [帆が]ふくらんだ、風をはらんだ; [川などが]増水した.
      /gonfler: v.t.ふくらます; [川などが]水量を増す、嵩を増す、v.i.[帆が]風をはらむ; ふくらむ、 ふくれる; [水量などが]増す.
      ・ se gonfler: v.pr.[帆が]風をはらむ; ふくらむ、ふくれる; [水量などが]増す.
      ・ Le vent gonfle les voiles des bateaux.: 風が船の帆をふくらます・はらませる.
      /grand-voile: n.f.(pl. ~[s]-~s)[海]大檣帆(だいしょうはん)、主帆、主檣帆(しゅしょうはん)、[大檣の]大横帆、メーンスル [メーンマストの最下の帆].
      /guindant: n.m.[海][帆・旗の]縦の高さ、縦幅、縦長; [帆柱・マストの]高さ.

      /hale-à-bord: n.m.inv.[海]帆などを引き入れる索、入れ索.
      /hale-avant: n.m.inv.[海][下方の第一接檣帆を前方に引っ張る]張索; [漁][拇指だけ別の]粗布の手袋.
      /hale-dehors: n.m.inv.円材に帆を張り出す索、出し索.
      /haler bas(en dedans): [海][帆などを]引き下ろす(引き入れる).
      /hisser: v.t.[海][動索で]引っ張り上げる、巻き上げる、引き上げる; [旗・帆などを]引き掲げる、捲き揚げる;  [一般に]高く掲げる、高く上げる.
      ・ hissage: n.m.巻き揚げ[ること].
      ・ se hisser: v.pr.[帆などが]引き揚げられる; よじ登る.
      /houari: n.m.[海]スライディング・ガンター; 北海の船; 三角帆(=voile à houari).
      ・ voile à houari: スライディング・ガンター・セール [垂直方向に可動する三角帆].
      /hunier: n.m.[海]トップスル、中檣帆(ちゅうしょうほ) → [参照]voiler.
      ・ étai de grand hunier: 中檣帆の支索(ステー).
      ・ grand hunier: メーントップスル、主檣の中檣帆.
      ・ hunier d'artimon: 後檣トップスル.
      ・ perroquet(m) de fougue: [海]後檣のトップスル [参考]fougue: n.f.[海]突風.
      ・ petit hunier: 前檣トップスル.
      /hunier bâtard: 中檣帆 [参考]bâtard(e): a.私生の; 雑種の; 中間の [参考](1)hauban: n.m.[海]シュラウド、支檣索; [起重機などを支える]張綱、張線、(2)hauban[n]er: v.t.支檣索(張線)で定着する.
      /jeu: n.m.(pl.~x)遊び、遊戯; 遊び道具; ゲーム、競技; 賭け、賭博; [道具などの]一揃い、一組; [一つの船の櫂・帆の]全体.
      ・ jeu de voiles: [一つの船の]帆の全体.

      /lacer: v.t.紐(ひも)で結ぶ、紐で締める、括る(くくる); [海][帆を]紐で結ぶ; [海][綱を]8字形に巻きつける; [綱を]作る.
      ・ laçage, lacement: n.m.紐で結ぶこと; [紐の]結び、結び方.
      ・ lacer une bonnette: [海]補助帆を主帆に結び付ける.
      ・ lacer une voile: [海]帆を主帆に結び付ける.
      /lacet: n.m.[海][補助帆を主帆に結ぶ]綱; [靴・コルセットなどの]紐(ひも).
      /lacets d'une voile: [海][帆の端の穴を通してつける]取り付け紐.
      /larguer: v.t.[海][綱・索・ロープを]弛(ゆる)める、緩める; [舫索(もやいづな)・纜(ともづな)を]解く、ほどく;  …のロープをほどく、[帆の]綱を解く、[帆を]揚げる、広げる、拡げる; 放す、解き放す、v.i.[海][船板の合わせ目・継ぎ目 などが]割れる、弛む、ゆるむ; 縫い目が口を開ける.
      /larguer les voiles: 帆を揚げる.
      /larguer une voile: [ロープを解いて]帆を揚げる.

      /mailler: v.t.[網などを]編む; 網の目に組む; [海][鎖などを、別の鎖に]連環で繋(つな)ぐ、[鎖の環を]つなぐ、シャックルで繫ぐ; [帆を]他の帆に紐でかがり合わせる、[一枚の帆を他の帆と]結ぶ.
      v.i.[網が]魚を捕える; [魚が]網にかかる.
      /mailler une voile: [海][輪になった綱で]帆を結ぶ、帆を紐でかがりつける.
      /marconi: n.m.[海][ヨットの]バミューダ帆、マルコーニ帆(=voile marconi)[大きな三角帆]、マルコーニリグ.
      /masque: n.m.[海]遮蔽(しゃへい)物; [海]煙除帆(けむりよけほ); 仮面、マスク; 顔、顔つき.
      /masquer: v.t.[人に]仮面・覆面をつける(つけさせる)、覆い隠す; [海][帆を][停船のため]逆風を受けるように向ける、 [逆風を受けるように帆を]逆帆にする、転桁(てんこう)する、裏帆にする、[海][風を裏帆に打たせて船を]後ずさりさせる; 遮蔽する、隠す、見えなくする、v.i.[海]帆に逆風を受ける、[船が、風を裏帆に打たせて]後ずさりする.
      ・ être masqué: [海]裏帆になる.
      ・ Le navire masque.: 船が風に逆らうようになる.
      ・ masquer une voile: 帆が風に逆らうようになる.
      /mâter un canot: ボート・舟に帆を張る.
      /merliner: v.t.[海][帆などを]三つ撚り綱で縫う; [海]細縄を捲く [参考]merlin: n.m.[海]三つ打ちロープ、三つ撚(よ)り綱、 マーリン、細綱.
      /mettre dehors une voile: [海]帆を張る.
      /mettre en ralingue: [帆の]向きを風向きと一致させる、向きを風向きと平行させる.
      /minois: n.m.[海]=minot.
      /minot: n.m.[海][帆を張り広げるための]バンプキン、帆すそ張り出し棒 [船首の左右に突き出る円材で(船体の左右に突き 出る横木で)、前檣帆の索を引く支えとなる]、突出円材 [前檣桁にかける帆の下部を、風を受けるために支持する円材].
      /mise à la voile: [海]帆を張ること、出港準備 [参考]mise: n.f.[ある場所に]置くこと; [ある状態に]置くこと.
      /mou: adj.[母音または無声のhで始まる男性名詞の前ではmol、女性形はmolle] 柔らかい、柔軟な; ゆるやかな、 穏やかな; 軟弱な、弱弱しい、n.m.[帆・縄・綱などの]弛(ゆる)み、たるみ.
      /nielle: n.f.[海][帆の]腐食、黒変; [植]クロタネソウ; [麦の]虫害.

      /œil-de-pie: n.m.(pl. ~s-~-~)[海]鳩目、アイレット[ロープを通すための帆の穴]、[帆の]ロープ孔、 [麻綱を通すための]帆の孔、帆孔、目孔.
      /œillet: n.m.[植]ナデシコ[属]; カーネーション; 小孔; [靴などの]紐通し穴、紐孔; [穴を保護する]鳩目、 アイレット(→ œil-de-pie); [海][滑車で他のものを取り付けるための]把索、ベケット、ベケ.
      /orientation: n.f.[海]順帆、適帆; [風向きのよいように]帆の向きを調えること、[帆・帆桁などを]風の当たる方角に 向けること; [海][帆の]風受け加減; 方位、向き; 方向・方位・位置の決定、方向付け、方向を定めること、方向測定法; [起重機などを]一定の方向に向けること; 案内、指導、オリエンテーション.
      /orientation des vergues: [海][風向きに帆を合わせる(整える)ための] 帆桁(ほげた)の調整、帆桁の位置どり.
      /orientement: n.m.[海][船・帆の]向きを決定すること、方向を定めること、方向、向き、向き具合、向きを与えること.
      /orienter: v.t.方向づける、向きを決める、方位を定める、[ある方向・方角に]向ける、[…に]一定の向きを与える;  [海][帆を]風を受けやすい方向に向ける、風を受けるようにする; […の]向きを決める、方位を定める(測定する);  [地図などに…の]方位を記入する(書き込む); [進路などを]指導する、案内する.
      /orle: n.m.[古語][海][帆・旗・衣服などの]縁縫い(へりぬい)、縁取り.

      /panne: n.f.[海][集合的]帆; [帆の]停船配置、停船用の帆の張り方; [海]進航停止; 停船; [事故などによる]作動の 一時的停止、進行停止、故障による停止、故障、事故; [古語]ぼろ.
      ・ metre [le navire] en panne: [帆の操作で][その船を]停める; [船が]停まる.
      ・ metre un navire en panne sèche: [帆を使わず]舵の操作だけで船を停める、帆を上げずに船を止める.
      /papillon: n.m.[海]スカイスル [最上帆の上の小さい帆; 第三接檣に張る帆、第三檣上帆]; スカイスルの真上に張った三角形 の帆; [昆]蝶(ちょう)、蛾(が); [水泳の]バタフライ.
      /paumelle: n.f.[海][針の頭受けのついた]手のひら(paume)当ての革手袋[帆・鞍作りの職人用]、掌(たなごころ)革 [製帆職人などが指ぬきの代わりに用いる]、[帆縫工が掌にはめる、針を押す金具付きの]一種の革手袋; 蝶番(ちょうつがい)、 ヒンジ.
      /paumoyer la toile: 帆をたぐり寄せる(畳む).
      /phare: n.m.燈台、灯台; [軍](phare hertzien)ラジオビーコン、無線標識[所](=radiophare)、航空標識; [海] [帆や索具を含めた]マスト; [海][集合的][1本のマストに用いられる] 帆、[マスト全体の]帆; [海]=fard(帆と帆桁); [自動車・列車などのの]照明灯、ヘッドライト.
      /placard: n.m.[海][帆の]補布、継ぎ布、当て布、パッチ; [海]当金; [機]平滑車、平型滑車; [壁などに作り付けの]押入れ、 クロゼット、戸棚; プラカード; 掲示、貼り紙、ポスター、びら.
      /placarder: v.t.[海][帆に]補布(つぎ)を当てる; 貼り紙(ポスター)を貼る、掲示する.
      /point: n.m.[時間・空間における]点; [船・航空機などの]現在位置; [海]位置; 位置測定; [船]帆耳、[帆の]下隅索;  地点、箇所; 要点、論点; 得点、点数.
      /point d'écoute: 帆耳.
      /point vélique: [海][帆の]風力点、帆心 [帆が風を受ける場合の風力の重心].
      /porter: v.t.支えもつ、担う; 身に着けている、着る、履く; 持って行く、運ぶ、v.i.[海][船が]進む、向かう、 向かって航行する; [海][帆が]順風を受ける; [潮が]流れる.
      ・ porter bien la toile(la voile): [海][船が][傾かずに]よく帆走する.
      ・ porter plein, porter bon plein: 風を一杯に受けて帆走する.
      ・ porter plein: [副詞的に][海]帆を全部はらませるように舵をとる、帆に一杯風をはらませる、帆を一杯に張って航行する.
      ・ Portez plein!: 帆を一杯に張れ!.
      ・ porter tout dessus: [海][船が]帆を全部揚げている [参照]総帆.
      /pouillouse, pouillousse: n.f.[海]メーンステースル、大檣の大帆.
      /prendre le vent: [船が]順風に帆をあげる; [海]詰め開きに帆を張る.



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      /ralingue: n.f.[海][帆の縁を丈夫にするために付ける]縁索(ふちなわ).
      ・ mettre en ralingue: [帆の]向きを風向きに一致させる.
      /ralinguer: v.t.[海][帆に]縁索を付ける、v.i.[帆が]風向きと一致してはためく.
      /ramasser: v.t.[海][帆を]取り込む、捲き収める、畳む.
      /renforcer: v.t.[海][帆に]裏をつける、[帆の縫い目を]中縫いする; [守備隊などを]補強する、増強する; [梁などを]補強する、 v.i.[風が]更に強まる.
      /renfort: n.m.[建]補強; 補強材、リブ、添木; [海][帆の]補強布; [砲の金属の]補強帯; [軍隊などの]増強、増援、 加勢(かせい); 増援部隊.
      /renverguer: v.t.[海][帆を]再び[帆桁(ほげた)に掛ける再び、帆を揚げる.
      /retendre: v.t.[帆を]再び拡げる; 再び張る.
      /rabaner, rabanter: v.t.[海]綱でしばる、ロープで繫ぐ; [捲きあげた帆を]括帆索(かっぱんさく)でくくる、 [帆を]帆架に巻く.
      ・ raban: n.m.[海][繋留・係留・固定用の]綱、ロープ; [ハンモックの]ひも; [漁]固定網の支索.
      /ralinguer: v.t.[海][帆・網に]縁索(ふちなわ)をつける、帆縁綱をつける、船に帆耳綱をつける; [帆を]風向きと平行させる (平行にする)、v.i.[海][帆が]風向きと一致してはためく・はたはたする、[帆が]シバーする、風にばたばたする、 [帆が]風をはらんではためく.
      /ramasser: v.t.寄せ集める; 拾い集める; 縮める; [海][帆を]取り込む、捲き収める、畳む.
      ・ ramasser les voiles: 帆を畳む.
      /renverguer: v.t.[海][帆を]再び帆桁(ほげた)に掛ける、再び帆を揚げる.
      /retendre: v.t.[帆を]再び拡げる、再び展帆する; 再び張る.
      /ris: n.m.[海]リーフ、縮帆部 [強風下で縮帆する(帆の面積を減らす)ための帆中央部分(畳み込む部分)].
      ・ garcette(f) de ris: 縮帆索.
      ・ prendre un ris: 縮帆する、帆を縮める(riser)→ larguer les ris: 帆を広げる.
      /riser: v.t.[海]=arriser=ariser (v.t.[海][リーフを使って][帆を]縮める、v.i.[リーフを使って]縮帆する).
      /rouler la boile 帆を巻く [参考]rouler: v.t.転がす; 巻く; くるむ、包む.

      /sac: n.m.[収納・運搬用の]袋; バック、かばん、[特に]ハンドバッグ.
      ・ faire sac: [帆が]風をはらむ.
      /saluer un grain: [海]スコールのため帆を巻く [参考]saluer: v.t.[人に]挨拶する、おじぎする、敬礼する.
      /saquer: v.t.[海][帆を]ぐっと引く、ぐいと引っ張る、引き入れる.
      /sec, sèche: adj.乾いた、乾燥した; [食品などが]干した、乾燥させた、n.m.乾燥[状態]; 乾燥物.
      ・ à sec: 乾いて、水なしで; 帆をはらずに(=à sec de voile).
      ・ courir à sec [de toile]: [海][帆船が]帆を張らずに航海する.
      ・ naviguer(courir) à sec [de toile]: [強い風を受けて]帆を使わずに航行する.
      ・ vergue sèche: [海]帆を取り付けていない帆桁.
      /sein: n.m.胸; (sein d'une voile)[海][風をはらんだ]帆のふくらみ、帆の中央部; 内海、入り江.
      /serrer: v.t.握りしめる、握る; [喉・胸などを]締めつける; [ネジなどを]締める; しまう、片づける; [帆などを]巻きおさめる、畳む; [結び目・紐などを]締める、[結び目などを]きつき結ぶ、固くする; すれすれに通る; [海]接近して航行する.
      ・ serrer les voiles: [船]帆を巻く.
      ・ serrer une voile: [海]帆を巻く・畳む、帆を巻き込んで帆桁(ほげた)(マスト)に固定する.
      /soulager: v.t.[海][座州(ざす)・擱坐(かくざ)した船などの] 積荷を棄(す)てる、船荷を軽くする; [帆船の]帆の風当りを減らす;  […の]荷を軽くする、[…の]負担を軽減する; [苦痛などを]緩和する、和らげる.
      ・ soulager une voile, soulager un mât: [帆の向きを変えて]帆にかかる力を減らす.
      /sous voiles: [海]帆をかけて.

      /tablier: n.m.エプロン; ダッシュボード; [海]帆の頂部.
      /taille-vent: n.m.inv.[海][強風用の]主帆、ラグスル [強風時に張る縦帆]、斜桁用縦帆.
      /tamiser: v.t.篩(ふるい)にかける、v.i.[海][補語なしで][帆などが傷んで(擦れて)]風を通す、風が漏れる; 通り抜ける;  篩にかかる.
      ・ voile qui tamise: [海][傷んで]風が吹き抜ける帆.
      /tapecu, tapecul, tape-cul: (pl. ~-~[s])n.m.二人乗り二輪馬車; シーソー; [海]ラティーン [後部の大三角帆]、 シガースル [小型帆船の船尾の補助帆]、小型帆船の船尾につけた小さい帆、後帆、第三帆.
      /tapon: n.m.[海][帆穴を塞ぐ; 帆にできた穴を塞ぐ]つぎ布、布片; 束、丸めた物.
      /tendre: v.t.[帆・網・テントなどを、広げて]張る、広げる; [綱・紐(ひも)・弦などをぴんと]張る; [網・罠(わな)などを] 仕掛ける; [壁掛けを]掛ける; [壁紙を]張る.
      /tendre les voiles: 帆を張る.
      /tenir les voiles en ralingue: [海]帆を風に向ける.

      toile: n.f.[亜麻(あま)・麻・綿・木綿(もめん)などの; 特に木綿の布に対して麻・亜麻の]布、布地、織物; 画布、カンバス;  油絵; 天幕、テント; [海][多く集合的]帆(voilure); 帆布、ズック.
      /à sec de toile: 帆を張らずに.
      /à toc de toile, couvert de toile: 帆を一杯に広げて.
      /augmenter de toile: 帆を伸ばす→ diminuer de toile: 帆を詰める.
      /bateau à sec de ~: 帆を全部降ろした船.
      /couvert de toile, à toc de toile: 帆を一杯に広げて.
      /crocher dans la toile: 巻き上げるために帆をつかむ.
      /diminuer de toile: 帆を詰める→ augmenter de toile: 帆を伸ばす.
      /faire de la toile: いくつもの帆をあげる、帆をたくさん張る.
      /navire(bateau) chargé de toiles: 帆を一杯に揚げた(張った)船.
      /réduire la toile: 帆をつめる、縮帆する.
      /toile à voile: 帆布.

      /transfiler: v.t.[海][帆の縁にある鳩目にロープ・紐を交互に通して、2枚の帆(帆布)を、あるいは帆と帆桁とを] 繋ぎ合わせる、 [縄で]結びつける、結合する; [ウインチで舫い綱を] 繰り出す [参考]transfilage: n.m.[海]くくり結び、結合.
      /tréou: n.m.[海][地中海で荒天の際に、三角帆の代わりに用いる]正方形の帆.
      /trinquette: n.f.[海][三角帆船の]前檣帆; [船首の]三角帆(=foc).
      /vélique: a.[海]帆の → centre(point) vélique: [帆の]風力点.
      ・ centre(point) vélique: [帆の]風力点、風圧中心(=centre de voilure).
      /vergue barrée: [古い帆船の]後檣大横帆、クロスジャック.
      /videlle: n.f.[海][帆の]つくろい.
      /voguer a pleines voiles: 全帆をあげて進む.
      /voguer à toutes voiles: 全帆を張って航行する.

      voile: n.f.帆; 帆船; 帆走; [スポーツ]帆船操縦、帆船操作、ヨット操縦; 船、隻; (V~)[天]帆座.
      /aller à la voile: 帆走する.
      /amener les voiles, amener la voile: 帆を降ろす、帆を下ろす.
      /apercevoir une voile à l'horizon: 水平線上に一隻(せき)(一艘(そう))の帆船が見える.
      /à pleines voiles: 帆を全部あげて、全帆をあげて、満帆をあげて、全速力で.
      /à toutes voiles: (1)帆を全部あげて、全帆をあげて、満帆をあげて(=à pleines voiles); (2)全速力で.
      /avoir le vent dans les(ses) voiles: 順風に帆を揚げている; [比喩的にも]順風満帆である.
      /avoir toutes voiles dehors: 満艦飾である; けばけばしく着飾る.
      /bateau(navire) à voile, bateau à voiles: 帆船.
      /border les voiles: [シートを引いて]帆をぴんと張る.
      /border une voile: 帆を風上に向けてぴんと張る、帆をぴんと張る.
      /bordure de voile: 帆裾.
      /carguer les voiles: 縮帆する.
      /contre-brasser les voiles: 帆を風と反対の方向に向ける.
      /dépaqueter: v.t.→ dépaqueter une voile: 帆をひろげる.
      /école de voile: 帆船(ヨット)スクール.
      /faire de la voile: 帆船操縦をする、セーリングする、帆船を操る.
      /faire force de voiles; être sous voiles: 全力で走る、帆を高く掲げる.
      /faire voile; mettre à la voile [pour …]: […に向けて]出帆する、航海する.
      /faire voile au nord: 北へ向かって進む.
      /faire voile sur Londres: ロンドンへ向かって進む.
      /forcer de voiles: 全部の帆を揚げる、、総帆を揚げる、帆船が全速力で進む、帆の全能力をあげて航行する、満帆を揚げる.
      /grande voile: 大檣帆.
      /hisser les voiles, hisser la voile: 帆を揚げる、帆を上げる.
      /lacer une voile(une bonnette): [海]帆(補助帆)を主帆に結び付ける.
      /larguer les voiles: 帆を揚げる、帆を張る.
      /mettre à la voile: [出帆のために]展帆する、帆を広げる、出帆する.
      /mettre à la voile; mettre les voiles: 出帆準備を整える.
      /mettre les voiles: 帆を揚げる、帆を張る; [話語・俗語]尻に帆をかける、立ち去る、逃げ出す、逃げ去る、逃げる.
      /mettre toutes voiles dehors: 満帆を揚げる、総帆を上げる; あらゆる手段を講じる(つくす).
      /mise à la voile: [海]帆を張ること、出航準備 [参考]mise: [動詞原形mettre]n.f.[ある場所に]置くこと;  [ある状態に]置くこと.
      /naviguer à la voile, être sous voiles: 帆走する、帆を張って航海.
      /planche à voile: [器具・スポーツ]ウィンドサーフィン.
      /sous voiles: [海]帆をかけて、帆をあげて、航海中で.
      /toutes [les] voiles dehors: [海]帆を全部張って、満帆を揚げて、総帆を張って、全帆をあげて; 大急ぎで.
      /une flotte de trente voiles: 30隻からなる艦隊.
      /voile au tiers: ラグスル [下縁よりも上縁が短い四角帆].
      /voile carrée, (pl.)voiles carrées: [海]横帆[水平の帆桁(ほげた)にかかる四角い帆].
      /voile coiffée: [海]逆帆、裏帆、[向かい風で]マストにからみついた(裏帆を打った)帆 [参考]coiffé, e: :adj. (coifferのp.p.)[帽子などを]かぶった; 髪を結った.
      /voile en bannière: [海]下索を結ばないで風にはためく帆、帆足を固定しないで風になびかせた帆.
      /voile en ralingue: シバーしている帆[縁索が風向きと平行なってばたばたしている状態にある帆].

      /voilé, e: a.p.[voilerの過去分詞][船が]帆を装備した、帆を備えた、帆を張った; 船具の備わった; ヴェールをまとった;  覆われた.
      /voiler: v.t.[海][船に]帆を装備する、帆を張る; [船が]帆をあげる; ヴェールで被う; 反(そ)らせる、ゆがめる、 v.i.[帆のように]反る、ゆがめる、へこむ.
      /voilerie: n.f.[海]製帆所、帆の製造工場、縫帆所; 帆修理所、帆の修理工場; 帆保管所; 製帆.
      /voilette: n.f.[海]小三角帆; ヴェール.
      /voilier(ère): adj.帆走する、n.m.帆船; ヨット; 製帆工、製帆係り(職人)、帆修理工、帆修理係り(職人・水夫); 船具屋;  [動]タコの一種 → bâtimentm bon(mauvais) voilier.
      /voilure: n.f.[集合的][帆船1隻の、または1本のマストの]帆、帆の一揃え、[一船に必要な帆の全体を指す] 帆; [風を受ける]帆面、帆の面; [飛行機の]翼、翼面.
      ・ centre devoilure: [帆の]風圧中心.
      ・ régler la voilure selon les vents: 風に応じて帆面を調整する.
      /volant, e: adj.飛ぶ; [生]飛べる; 風に翻る; 移動させられる、n.m.羽根、羽子(はね); [風車・水車などの]翼;  はずみ車; [海]中檣帆.

    hoashizuna[海][帆の向きを変えるための]帆脚綱(ほあしづな); 帆脚綱操作: écoute(f)/point d'écoute: 帆耳.

    hobashira帆柱: [参照]マスト.

    hobuchiduna[海]帆縁索(ほぶちづな): cargue-bouline(f)(pl. ~s-~s).



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    hogeta[海]帆桁(ほげた):

      /aiguillot: n.m.[船][舵の]枢(とぼそ)[舵を回転させる仕組み]、軸針、舵針、舵軸(だじく)、舵の軸、ピントル; 帆桁を檣(マスト)に連接する鉄鉤(=~ de gui) [参考]gui: n.m.[海]ブーム[縦帆の下縁の帆桁].
      /antenne: n.f.[ラジオ・テレビなどの]アンテナ; [動][節足動物・カタツムリなどの]触角; [海]大三角帆の 帆桁(ほげた)、[三角帆を支える]斜めの帆桁、斜桁; [海][機雷の]触角; [漁][浮きの頭の]ひげ.
      /apiquage: n.m.[海][[帆桁などを]立てること、垂直にすること.
      /apiquer: v.t.[海][荷降ろし・服喪などのために][帆桁の]一端を上げる、[帆桁などを]立てる(垂直にする)、[帆桁を][ほとんど] 直立させる・垂直にする; [帆桁などを]斜めにする、v.i.垂直に張られる; [沈没船が]船首(船尾)を水面に出す.
      /[風に対して]帆桁を補強する: appuyer les vergues→ appuyer: v.t.支える.
      /avoire de l'varc: [船・竜骨の]中央部が豚背状に曲がる; [帆桁が]曲がる.
      /basse-vergue: (pl.~s-~s)n.f.[海]下帆桁.
      /blin: m.[海][帆桁に取り付けた]ブーム(=bout-dehors)受け、梁受板(はりうけいた).
      /bôme: n.m.[海]スパンカーの帆桁(ほげた)、スパンカーブーム、後檣最下部の帆桁(=gui) [参考]gui: n.m.(1)帆桁、ブーム、 [特に]後檣最下部の帆桁(ほげた)、スパンカーブーム; (2)張索、ガイ.
      /bômé(e): adj.[海]スパンカーブームを備えた.
      /brassage: n.m.[海]転桁(てんこう)[帆桁(ほげた)を転桁索で回すこと; brasseyageともいう]; 帆桁の角度.
      /brasser: [海][転桁索で]帆桁(ほげた)を廻す、転桁(てんこう)する[brasseyerともいう]、v.i.転桁する.
      ・ brasser à culer: [海]船を後退させるように帆桁を回す [参考]à culer: [海]船が後進するように.
      ・ brasser carré: 帆桁をスクェアヤードにする[目的語なし].
      ・ brasser en pointe: 帆桁を一杯に開く[目的語なし].
      ・ brasser(mettre) les voiles à culer: 逆帆を張る、後進させるように帆を回す.
      /brasseyage: n.m.[海]転桁、[転桁索で]帆桁を回すこと(→ brassage).
      /brasseyer: v.i.[海]転桁する、[転桁索で]帆桁を回す(=brasser).
      /calebas: n.m.帆架を引き下ろす索.
      /clamp: n.m.[海][帆柱・帆桁などの]副木(そえぎ)、梁受; [滑車の]心車; [滑車の]心車孔.
      /contre-appui: n.m.帆桁を互いに反対の方向に回すこと.
      /contre-brasser: v.t.[[帆桁を]反対の方向へ回す.
      /contre-hauban: n.m.(pl. ~-~s)[海]後尾支檣索、船尾の帆桁張綱.
      /croisure: n.f.[帆桁の檣に対して]直角にすること; 綱を十字形にする所.
      /dégréer: v.t.[海][船から]艤装を解除する; [マストなどを]取り除く; [[帆桁を]吊索からおろす; [ハンモックを]外す.
      /déverguer: v.t.[海][帆桁(ほげた)から]帆を降ろす、帆桁を外す.
      /empannage: n.m.停船(→ empanner); [海]帆を他舷に移すこと、帆が他舷に移ること.
      /empanner: v.t.[海][船・帆船を]停船させる; 突然風下に風を受けさせる、v.i.[海]停船する、突然風下に風を受ける; ジャイブする[帆を一方の舷・舷側(げんそく)から他のそれへ移す(回す)]、帆を他舷に移る(→ empannage).
      /encochure: n.f.[海][帆架の端に]刻み目をつけて帆をとること; [帆桁・帆架の端の]刻み目.
      /enverguer: v.t.[海][帆などを]帆桁(ほげた)に結び付ける、帆桁に掛ける.
      /envergure: f.[海]帆を帆桁(ほげた)に結びつけた状態、帆を帆桁に掛けること; 帆幅、帆桁の長さ; (pl.)帆桁に帆を結び付ける短い索、帆の係索(=rabans d'envergure).
      /fard: n.m.帆と帆桁.
      /gui: n.m.[海]帆桁、ブーム[特に後檣(こうしょう)の裾にわたす水平の円材]、後檣最下部の帆桁(ほげた)・ブーム; 張索、 張り索、ガイ.
      /mettre les vergues en pantène(pantenne): 帆桁を傾けて弔意を表す、[弔意を表して]帆桁を傾ける.
      /orientation des vergues: [海][風向きに帆を合わせる(整える)ための] 帆桁(ほげた)の調整、帆桁の位置どり [参照]orientation.
      /orienter les vergues: [海][風向きに帆を合わせる・整えるために] 帆桁(ほげた)の調整をする、帆桁の位置どりをする.
      /penne: n.f.[海]大三角帆の帆桁(ほげた)の上端、桁端(けたはし)、ヤードアーム.
      /faire la penne: 帆桁を直立させる.
      /sèche: n.f.[海][低潮(干潮)時に(潮が引くと)露出する]浅瀬、洲、岩礁、干潟(ひがた)、平灘(へいたん) [潮が引くと干し上がる海岸]; [ミズンマスト上の] 帆を張らない帆桁(ほげた)(ヤード); [理]静振(せいし)[湖面の周期的変動]; [動]イカ.
      /suspensoir: n.m.[医学]つり帯; [海][帆桁(ほげた)の足場の]つり鉤(かぎ)、つり帯.
      /suspente: n.f.[海][帆桁(ほげた)をマストに止める; 重い物を持ち上げる時に用いる]吊り索、吊り鎖、[帆桁の]吊架索;  [パラシュート・気球の]つり索.

      vergue[vergeのノルマンディ形]: n.f.[海]帆桁(ほげた)、ヤード、帆架(ほげた).
      /appuyer les vergues: [風に対して]帆桁を補強する.
      /avoir [le] vent sous vergue, être vent sous vergue: 追い風を受ける、追い風を帆に受ける.
      /être vergue à vergue: [2隻の船が]帆桁が触れ合うほどに接近している.
      /fuée de vergue: [海]帆桁の端 [参考]fusée: n.f.[機・工][車軸の]端、心棒.
      /grande vergue: 大檣(だいしょう)下桁(こう)、大檣の桁(けた).
      /mauge, maugère: n.f.[海][帆架などに取り付ける]真鍮具.
      /mettre les vergues en croix: [海]帆桁を横に置く.
      /mettre les vergues en pantenne: [弔意を表して]帆桁を傾ける、[帆桁を傾けて弔意を表す.
      /vergue sèche: [海]帆を付けない帆桁 [sècheはsecのf.].
      /vergues en pantène(pantenne): 弔意を表するために傾けられた帆桁.

    hokyou-zai[海][マストの]補強材、添え木: gaburon(m).
    /renfort: m.補強材、添木; [海]補強布.




    I
    ikari:

      /affourche: n.f.[海]双錨泊(そうびょうはく)させること、双錨泊 [2つの錨を叉状に下ろして船を碇泊させること]; [双錨泊用の]錨 (=ancre d'affourche)と錨綱(=câble d'affourche).
      ・ ancre d'affourche: 係留錨.
      ・ câble d'affourche: 係留索.
      /affourcher: v.t.[海][船を]双錨泊(そうびょうはく)させる[2つの錨をV字状に降ろして停泊させる]、[双錨で]繋留する、 v.i.双錨泊する.
      ・ s'affourcher: v.pr.双錨泊する、[双錨で]繋留される.
      /aile: n.f.[鳥の]翼(つばさ)、羽; [飛行機の]翼; [トビウオの]胸鰭; [プロペラ・推進器・風車などの]羽根、翼; [海]翼倉;  [船の]帆; [錨の]爪、かぎ.

      ancre: f.錨.
      /ancre à bascule: 無笄(むけい)錨、ストックレスアンカー.
      /ancre à jas: 有笄(ゆうけい)錨、ストックアンカー.
      /ancre à jet: 小アンカー、小錨.
      /ancre borgne: [海]錨爪の一つしかない錨、爪が一つしかない錨、爪一つの錨、片鉤(かぎ)のいかり、ブイのないいかり; ブイ(浮標)のない錨 [参考]borgne: adj.不完全な、欠けのある; 片目の.
      /ancre-chaîne: n.f.(pl. ~s-~s)[空][気球の]繋留錨.
      /ancre de bossoir: n.m.大アンカー、主錨、船首錨.
      /ancre de corps mort, ancre de corps-mort: 係船錨、繋船錨(びょう)、係留用錨.
      /ancre de grand panneau: 予備錨.
      /ancre de salut, [古語]ancre de miséricorde: [船首の]副錨; 非常用の大錨、予備の大錨; 頼みの綱.
      /ancre de toué(de touée, à empenneler, à jet): 小錨.
      /ancre de touée: [船を移動させる方向に錨を投入し、その錨索を引いて船を動かす時に用いる]小錨.
      /ancre de veille: n.f.([古語]ancre de miséricorde)[海]予備主錨(しゅびょう)、副錨、非常用の大錨.
      /ancre flottante: [水中に浮遊させる]海錨.
      /ancre sacrée: [船首の]副錨.

      /ancrer: v.t.[船を]錨でとめる(繋ぐ)、停泊させる、v.i.[古語]投錨(碇泊)する、錨を降ろす.
      ・ ancré, e: [ancrerのp.p.]錨を降ろした、停泊した.
      ・ s'ancrer: v.pr.[古語]投錨(碇泊)する、錨を降ろす.
      /ancrure: n.f.[総称]錨具(びょうぐ).

      /bec d'une ancre: 錨の爪の先端.
      /bossoir: n.m.[海][昔の船で、船首の両側に突き出た]揚錨架(ようびょうか)、[船首の]吊錨架(ちょうびょうか)、錨架; [救命ボートを揚げ降ろしするための]ボート掛け、ボート吊り、ダビット、鉤(かぎ)柱(=bossoir d'embarcation); 船首[部].
      /bossoir(m) de capon: 吊錨架 [参考]bossoir: n.m.[海]錨架、ボート吊り.
      /bras: n.m.腕; 人手; [動][脊椎動物の]前脚、前肢; [無脊椎動物の]腕[物をつかむ機能をもつ器官として、 例えばイカ・タコ類の腕、甲殻類のはさみ、ヒトデ類の放射部分など]; [クレーンの]ジブ; [その他、器具などの]腕、腕木、アーム、柄;  [錨の]アーム、腕(bras d'une ancre)[参照: ancre]; [海]ブレース、転桁索(てんこうさく); [地理][河川の]支流、分流.
      ・ bras d'une ancre: 錨の腕.
      /butoir: n.m.[海][錨を巻きあげる装置の]安全止め; 留め金.

      /capon: n.m.[錨吊上用の滑車(せみ)仕掛けの]巻き揚げ装置.
      /chaînette: n.f.小鎖.
      /chasser: v.t.狩る; 追う、v.i.狩りをする、狩猟をする; [船が]流される; [錨を]引きずる、[錨が]引きずる、引きずられて行く.
      ・ chasser sur son ancre, chasser sur ses ancres: 錨を引きずる.
      ・ L'ancre chasse.: 錨が流される、[水底に]錨がかからない.
      ・ Le navire chasse sur son ancre.: 船が錨を引いて漂う.
      ・ navire qui chasse sur ses ancres: [海]走錨(そうびょう)する.
      /cloche: n.f.鐘; [海][錨などを巻き揚げる堅車地(たてしゃち)の] 胴、胴部.
      /crapaud: n.m.[動]ひき蛙、がま蛙、がま; [海]球帽形のブイ止め錨; 舵軸を押さえる金具; [臼砲の]砲架.
      /croisée: n.f.交差点; [海][錨の]爪と爪との幅.

      /davier: n.m.[海]綱具(つなぐ)を滑(なめ)らかに滑(すべ)らせる回転棒、[鋼索をおくる]ローラー; [錨の]吊り柱.
      /déferrer un navire: [海]船の錨を捨て去る.
      /dégrafer: v.t.[古語][船の]錨を揚げる.
      /démaillage: n.m.[鎖を]錨から取り外すこと; 網目を解くこと.
      /démailler: v.t.[海][鎖を]錨から取り外す; …の網目を解く.
      /déplanter une ancre: [海]錨を引き抜く.
      /dérapage, dérapement: n.m.[海]抜錨、揚錨; [海][錨を海底から]引き離すこと; 錨の浮動、走錨(そうびょう)、 [錨を]引きずること; [自動車などの]横滑り、スリップ.
      /déraper: v.t.[錨を]捲き上げる、v.i.[船が]錨を捲き上げる、錨を揚げる; [海][錨が]底を離れる、底からはずれる、効かなくなる、 利かなくなる、抜ける; [船が]錨を曳きずって漂流する、流される.
      /désancrer: v.t.[海][船の]錨を揚げる、v.i.[海]抜錨する、錨を揚げる.
      /donner fond: 錨を降ろす、投錨(とうびょう)する.
      /drague: n.f.[海]浮錨: [英語: drag].



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      em-, en-
      /embossage: n.m.[舷側を向けるためため]船の舳(へさき)と艫(とも)とを錨で留めること、舳と艫とを錨で留めた状態: .
      /embosser: v.t.[海][舷側を向けるためため]船の舳(へさき)と艫(とも)とを錨で留める、…の船首・船尾の両方に錨を下ろす →  se embosser: v.pr.舳と艫とを錨で留められる.
      /embossure: n.f.[舳(へさき)と艫(とも)とを留める]綱具.
      /empennelage: n.m.副錨(ふくびょう)をつけて錨を下ろすこと、副錨を投じること.
      /empenneler: v.t.[錨を]副錨(ふくびょう)をつけて錨を下ろす、副錨を投ずる.
      /empennelle: n.f.[海]副錨(ふくびょう).
      /encolure: n.f.[人間の]首; [動物、特に馬の]首; [錨の]最低部; [海]竜骨の上に出た床板の中央部の高さ、 [船底で竜骨と直交する]肋板(ろくばん)(varangue)中央部の高さ.
      /enjaler: v.t.[海][錨に]横木をつける.

      /étale: adj.[海][海が]潮だるみの、潮が静止した、[上げ潮・増水などの前後に一時的に水面が]安定した、静止した、 [海水が]静かな; [船が]停止した; 動きが止まった、静止した、穏やかになった; [錨が]底についている; [風が]微弱な.
      /être à l'ancre: 投錨している、停泊(碇泊)している、錨を降ろしている.
      /étrangler une chaîne d'ancre: 制鎖する.
      /fatiguer l'ancre: [船が]動揺が激しい.
      /grappin: n.m.[海]四爪(よつめ)錨; ひっかけ錨; 捕鉤.
      /grappiner: v.t.[海][船に]捕鉤を引っ掛ける.
      /harpeau: n.m.(pl. ~x)[海][船を波止場に着ける]四爪錨.
      /jas: n.m.[海]錨銲(びょうかん)、錨の柄、錨の横木、笄(こうがい)、ストック [錨幹上部の横棒].
      /jeter(mouiller) l'ancre: 投錨(碇泊)する、錨を降ろす.
      /jouer sur son ancre: [海][投錨中の船が]浮動する、錨の鎖分だけ揺れ動く [参考]jouer: v.i.遊ぶ、戯れる; 作用を及ぼす;  [波・光などが]揺れ動く、自由に動く、作動する.
      /labourer: v.t.[船が水底を]こする、[錨が水底を]さらう; [土地を]耕す、開墾する; 掘る、掘り返す、えぐる;  筋・跡をつける.
      /labourer le fond: [海][船が]船底が瀬に触れる、触礁(しょくしょう)する、竜骨が水底に触れる; [錨を]引きずる、 [走錨(そうびょう)して錨が]水底の土を掘る.
      /lever: v.t.[物を]持ち上げる、引き上げる、吊り上げる、巻き上げる.
      ・ lever l'ancre: [海]錨を揚げる、抜錨(ばつびょう)する.
      /lunette: n.f.(pl.で)メガネ、眼鏡; 望遠鏡(=lunette d'approche, lunette de longue-vue); [船]錨・碇の鎖止め装置;  円形の(丸い)穴・開き口; [船][推進器の]軸穴; 円窓、丸窓、天窓.

      /maîtresse ancre: 右舷大錨; [船首の]副錨.
      /maîtresse ancre: [海]主錨、大錨.
      /marguerite: n.f.[海]控え索; デッキテークル; メッセンジャー[錨の引き揚げ用の索]; [植]マーガレット.
      /mettre à la chaîne: 鎖に繫ぐ.
      /mettre le navire à l'ancre: 錨を下ろして船を止める・停泊させる.
      /miséricorde: n.f.[文語]慈悲、寛容; [古語][海][非常用の]大錨.
      ・ ancre de miséricorde: [古語][海][非常用の]大錨、予備主錨 [「頼みの綱」の意味].
      /mouiller en croupière: 船尾に錨を降ろす、船尾から投錨する [参考]croupière: n.f.繋留索(=croupiat); 船尾繋索、 纜(ともづな).
      /mouiller l'ancre: 錨を降ろす、投錨(碇泊)する.
      /mouilleur, euse: n.m.[海]投錨(とうびょう)装置、投錨機、投錨のてこ(タンブラー)、[錨の]槓桿(こうかん)(タンプラー);  [アイロン用の]霧吹き(=mouilloir).

      /oreille: n.f.耳; [海][錨の]つめ.
      /organeau: n.m.(pl. ~x)[海]繋索(けいさく)を括り付ける鉄環、[綱を結び付ける]環、輪、リング; 錨の上部の環、 [鎖をつなぐ]錨のリング、錨環(びょうかん); [漁]簗(やな)の取っ手 [水中から引き上げるためのもの].
      /patte: n.f.[鉤状のもの][錨の]爪.
      /patte(f) d'une ancre: [海]錨の爪.
      /prendre fond: [錨が]底に着く、着底する.
      /rappeler sur son ancre: [船が錨をおろして]風・浪のままに向きを変える.
      /remouiller: v.t.→ remouiller [l'ancre], remouiller une ancre [海]再び投錨する、[錨を]再びおろす.

      /serper: v.t.→ serper l'ancre: [海]錨を引き揚げる.
      /serre-bosse: n.m.inv.(pl. ~-~s)[海]繋錨綱.
      /soulager l'ancre: [海]錨を揚げる.
      /stangue: n.f.錨の幹、錨幹(びょうかん).
      /stopper l'ancre: 錨を降ろす.
      /surjaler, surjauler: v.i[海][錨鎖(びょうさ)が投錨中に錨桿(びょうかん)・錨杆(びょうかん)に]絡まる、 [錨索(びょうさく)が]錨桿に絡まる、[絡まった錨鎖が]錨桿から抜ける、v.t.[海][錨鎖が投錨中に錨桿・錨杆に]絡まる.
      ・ ancre surjalée: 錨かんに絡んだ錨索.
      /tenue: n.f.(← tenir)管理、運営; 行儀、品行; 服装、身なり、身装; 持ち方、握り方; 座り具合、落ち着き具合;  [海][投錨地(とうびょうち)における]海底の地質、底質; 錨の安定性能; マストの固定具合; [漁]魚の集まる場所、釣り場.
      ・ fond de bonne tenue: [海]錨の落ち着き具合の良い海底.
      /traverser: v.t.横切る、横断する; [海][錨を]吊り上げて定位置に戻す.
      ・ traverser une ancre: [海]錨を揚錨架(ようびょうか)に固定する.
      /traversier: n.m.[小舟の]横木; [旗頭の]横木; [3本マストの]小帆船; [海][ボートなどの]足掛け; [カナダ]フェリー;
      n.f.[海]フィッシュテークル [収錨用索具]、[海]錨を吊り上げる滑車、収錨用の滑車、収錨用の絞轆(こうろく); [海]錨索(びょうさく).

      /verge: n.f.[工具などの木製・金属製の] 桿(さお)、[金属の]棒・竿; 錨の柄、錨幹.
      /verge de l'ancre: [海]錨幹(びょうかん).
      /virer l'ancre: 錨を抜こうとして鎖を引っ張る [参考]virer: v.i.回転する、回る; [海]方向を転じる、v.t.[海][船の]方向を変える.

    ikariduna[海]錨索(いかりづな)、錨綱(いかりづな):

      /câble: n.m.[植物繊維・針金などを撚り合わせた] 太索(ふとづな)、太綱(ふとづな)、大索; ケーブル、綱索、索条; [海]ロープ、 錨綱(いかりづな)、錨索(びょうさく)(=câble de l'ancle); 錨鎖(びょうさ)、アンカーチェーン(=câble-chaîne); 海底電線(=~ [électrique] sous-marin); [海]一鍵[百尋(ひろ)].
      /filer du câble: 錨索を繰り出す(=filer le câble).
      /filer le câble: [海][古語][船の] 錨綱を繰り出す、ケーブルを少しずつ手繰り出す、錨索を[緩めて自然に]繰り出す、出発する.
      /filer son câble par le bout: [海]自船の錨索を放して錨から遠ざかる、自船の錨索を出し放しにする、錨索を滑り出して放つ.
      /surpattée: adj.f.[海][錨綱が]絡んだ.
      /surpatter: v.t.[海][錨綱などを]絡ませる、もつれさせる.




    J
    jaibuジャイブ: → empanner: [海]v.i.ジャイブする[帆を一方の舷から他の舷へ移す]、v.t.[船を]停船させる.

    jibu[海]ジブ:

      /bêton: n.m.[海]ジブ斜檣.
      /bâton de foc: ジブ(第2)斜檣.
      /bras: n.m.腕; 人手; [動][脊椎動物の]前脚、前肢; [無脊椎動物の]腕[物をつかむ機能をもつ器官として、 例えばイカ・タコ類の腕、甲殻類のはさみ、ヒトデ類の放射部分など]; [クレーンの]ジブ; [その他、器具などの]腕、 腕木、アーム、柄; [錨の]アーム、腕(bras d'une ancre)[参照: ancre]; [海]ブレース、転桁索(てんこうさく);  [地理][河川の]支流、分流.
      /foc: n.m.[海][帆船の船首に張る]船首三角帆、ジブ(→ bras).
      ・ bâton de foc: ジブ(第2)斜檣.
      ・ foc d'artimon: 後檣(こうしょう)のトガンステースル、後檣のトップマストステースル; ミズンステースル.
      ・ grand foc: アウタージブ.
      ・ petit foc: インナージブ.
      /génois: n.m.[海]ジェノア、ジェノアジブ[船首に用いる大型三角帆].
      /tourmentin: n.m.[海][暴風時に船首に張る]三角帆、ジブ.

    jibu-bu-mu[海]ジブブーム: bout-dehors de foc.
    [参考]bout-dehors, boute-hors: (pl. ~s-~)n.m.[海]ブーム[帆の下縁を張る円材]、[帆桁に取り付けた]補助帆の桁、[風の弱い時に 補助帆を張る]舷側に突き出した桁.

    jibu-toppusuruジブトップスル: yankee: [英語]n.ヤンキー、n.m.[海]ジブトップスル [微風時に用いるヨットの三角帆].




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    K
    kaguusaku[海]下隅索(かぐうさく):

      /amure: n.f.[海][帆・横帆の風上の]下隅索(かぐうさく)、帆の風上側の下隅索.
      ・ point d'amure: 横帆の風上の下隅、帆の前端下隅.
      /amurer: v.t.[海][帆の風上の]下隅索を張る、[風の方向に]下隅索を張る; [帆の]下隅索を風の来る方へ引く.
      /écoute: n.f.[海][帆の向きを変えるための]シート、下隅索、帆脚索(ほあしづな)、帆脚綱(ほあしづな); 帆脚索操作、帆脚綱操作.
      /mouton: n.m.[動]羊; 羊の肉、マトン; [海]タック [帆の前端下隅(point d'amure)を引っ張り止める帆索]、斜檣(しゃ こう)の下隅索、帆綱の一種; (pl.)白波(しらなみ)、泡立つ波.
      /point: n.m.[時間・空間における]点; [船・航空機などの]現在位置; [海]位置; 位置測定; [船]帆耳、[帆の]下隅索;  地点、箇所; 要点、論点; 得点、点数.
      /vire-lof: n.m.[海]主檣帆下隅索を引き通した鉄桿.

    kaji[海][船などの](かじ):

      /aiguillot: n.m.[船][舵の]枢(とぼそ)[舵を回転させる仕組み]、軸針、舵針、舵軸(だじく)、舵の軸、ピントル; 帆桁を檣(マスト)に連接する鉄鉤(=~ de gui) [参考]gui: n.m.[海]ブーム[縦帆の下縁の帆桁].
      /aileron: n.m.[鳥類の]翼の先端部、翼端; [ある種の魚の; サメ・フカなどの]鰭、ひれ; [海][舵の]補助舵; [潜水艦の]昇降舵 (しょうこうだ)、潜舵、鰭(ひれ)龍骨; [水車の]羽板(はねいた)、水受け板.
      /alumelle: n.f.[海][堅車地(たてしゃじ)のてこ穴、[絞盤の]木梃(てこ)穴; [舵の頭の]はめ輪(わ)、嵌輪(はめわ); [木・象牙などの]削り道具.
      /angle de braquage: 舵取り角 [参考]angle: n.m.角、角度; [造船]船尾稜縁.

      barre:
      /barre: n.f.[海]舵柄(だへい)、舵の柄、チラー(=barre du gouvernail, barrage du(de) gouvernail)、[海]舵(かじ).
      /barré(e): (barrerのp.p.)adj.[交通が]遮断された、[柵・バリケードで]ふさがれた; 棒がかわれた; [ボート競技で]舵手(だしゅ)のいる、舵手付きの、舵の付いた.
      /barrer: v.t.[海]舵を余りに強く廻す; [海]舵柄(だへい)を取る(操る); [横木・桟などで]補強する; [障害物で通路などを]ふさぐ、遮断する; [川・水流を]堰き止める; […に]棒をかう、閂(かんぬき)をさす、 v.i.[海][船の]舵を取る、舵柄を取る、操舵する.
      ・ se barrer: v.pr.[ヨットなどで]自分で舵を取る.
      ・ Ce bateau n'est pas facile à barrer.: この船は操縦(操船)しにくい.
      /homme de barre: 舵取り、操舵手(そうだしゅ).
      /La barre toute!: [海]一杯に舵を取れ!.
      /mettre la barre à gauche(droite): 取り舵(面舵)を取る.
      /tenir la barre, prendre la barre; être à la barre: 舵を取る; 指揮・指導する.

      /béquille: n.f.[坐礁船などの]支柱、つっかい; [舵の]柄.
      /chauve-souris: n.f.(pl. ~s-~)[海]舵上部の翼状の金具.
      /courir des bords(bordées): [海]右に左に舵をとる.
      /crapaud: n.m.[動]ひき蛙、がま蛙、がま; [海]球帽形のブイ止め錨; 舵軸を押さえる金具; [臼砲の]砲架.
      /donner un brusque coup de barre: 突然(急に)船の方向を変える、急に舵を変える.
      /dresser: v.t.[まっすぐに]立てる、起こす; 建てる、組み立てる; まっすぐ向ける; [海][舵を]真直ぐに取る.
      ・ dresser la barre: [海]舵柄(だへい)を中央に取る.
      /drosse: n.f.[海]舵綱(かじづな)、舵鎖、舵柄(だへい)綱、舵輪綱、舵鎖[舵棒を動かすための索・綱・鎖・チェーンなど] (=drosse de gouvernail); (drosse de vergue)帆桁をマストに取り付ける索具[類].
      /femelot: n.m.[海][舵軸の]受金、[舵の]軸受、壷金(つぼがね).

      gouvernail: n.m.[海][船などの]舵(かじ)(→ barre, timon)[英語: rudder]; [風向計などの]風向舵; [行政・経営 などの]指揮、指導.
      /axe du gouvernail: 舵柱.
      /démonter le gouvernail: 舵を舵座から取り外す、舵を船から取り外す.
      /être au gouvernail: 舵をとる、操舵する; 指揮する.
      /gouvernail à double safran: 釣合り舵.
      /gouvernail automatique: 自動操舵装置.
      /gouvernail caréné:  流線型舵.
      /gouvernail compensé:  [海]方向舵(だ)、平衡舵(だ)、平衡ラダー、釣合い舵(かじ) [参考]compensé, e: adj.(compenserのp.p.)釣合いのとれた.
      /gouvernail de direction: 方向舵(ほうこうだ)、ラダー.
      /gouvernail de plongée: [海][潜水艦の]横舵、浮沈舵.
      /gouvernail de profondeur: [潜水艦の]潜舵、水平舵、横舵.
      /gouvernail d'étambot: 船尾舵.
      /gouvernail de plongée; [潜水艦の]浮沈舵.
      /gouvernail ordinaire: 単板舵.
      /gouvernail suspendu: 釣り舵.
      /monter le gouvernail: [海]舵を舵座に取り付ける、船に舵を取り付ける.
      /roue du gouvernail: [海]舵輪(だりん).
      /tenir(saisir) le gouvernail: [海]舵をとる、操舵する; 指揮する.

      /gouverne: n.f.[海]操舵(そうだ).
      /gouvernement: n.m.[海]舵をとること、操舵; 管理、取締り、統治、統轄; 政治、支配; 政府、内閣.

      gouverner:
      /gouverner: v.t.[海][船・舟の]舵(かじ)を取る(操る)、[船などを]操る、操縦する、[舟を]舵で導く; 統治(支配)する、 治める; 管理する、統括する.
      v.i.[海][舵手(だしゅ)・人などが]船の舵を取る、船を操る、船を進める、操船する、操縦する; [船が]舵に従う、舵取りに 従って進む、自然にある方向に向かう.
      /appareil(machine) à gouverner: 操舵(そうだ)機.
      /Ce navire gouverne bien.: この船は操船をしやすい.
      /gouverner à la lame: [波を側面に受けないように]追風に乗るように舵を取る、[波を背にするように]舵を取る (→ gouverner vent arrière)、波に乗る.
      /gouverner droit: 針路通りに船を進める、進路通り進むように舵をとる、進路通り真っすぐに舵を取る.
      /gouverner en route: [船を]進路通りに舵をとる.
      /gouverner sa barque: 舟を操る.
      /gouverner sur sa bouée: 風に運ばれる.
      /gouverner sur son ancre: 流れに運ばれる、[潮や風で]投錨したまま流される.
      /gouverner sur un port: 港に向かって舵をとる.
      /gouverner vent arrière: 追い風を受けるように舵を取る.
      /gouverner vers bâbord: 左舷方向に舵を取る.
      /gouverner vers tribord: 右舷方向に舵を取る.
      /Gouvernez droit!: [海][船の進路を]そのままにせよ!.
      /navire qui gouverne mal: 舵の利きが悪い船.

      /jaugeur: n.m.[造船][舵の]転軸孔、ラダートランク.
      /jaumière: n.f.[海][舵の]船尾材貫通口、転軸孔、舵軸(だじく)トランク、ラダートランク(=trou de jaumière).
      /manette: n.f.ハンドル; [海]船の舵輪の把手、[舵の]てこ棒.
      /manœuvrer le gouvernail: 舵を取る.
      /mèche: n.f.[海][舵などの]心棒、心材、[車地(しゃじ)の]軸、回転軸、スピンドル; [ランプ・蝋燭(ろうそく) などの]芯(しん)、灯心; 錐(きり)、ドリル.
      /mollir: v.i.[海][風が]弱まる、和らぐ、鎮まる; [綱などが]たるむ、弛む(ゆるむ); [潮が]退(しりぞ)く、v.t.[海][ロープ・ 綱・綱具などを]緩める、弛める; [舵を]もとに戻す; 漕ぎ幅を縮める.
      /obéir à la barre: [船が]舵の通りに動く [参考]obéir: v.i.[…に、à]従う、服従する.
      /octant: n.m.[海]八分儀 [船などでの天体高度測定器]; [幾何]八分円 [円周の8分の1; 45度の弧]; [船]コドラント、 舵、弧舵柄; [天][ある天体が他の天体に対して]離角45度の位置にあること、[2星間の]45度の位置.
      /pentures(f.pl) du gouvernail: [海]舵壺金.

      /rencontrer [l'embardée] avec la barre; rencontrer [la barre]: [海][舵を取って船が方向を変えた後、目指す方向(あるいは目標とする針路)に進むように]舵を[中央に]戻す.
      /safran: n.m.[海]舵板(かじいた)[舵の羽板(はねいた)]、舵の外側の板、舵面(だめん)、舵の下ぶち(底部).
      /sauvegarde: n.f.[海][舷梯などの]手すり綱、握り索; [海]命綱(いのちづな)、救命綱; [海][舵・橈などの]留め綱、 [海]舵索; 舵巻き綱、楫緒(かじお)[舵・オールが波にさらわれないように留めておく綱]; 保護、擁護; 安全、無事.
      /sentir la barre: [船が]舵に応じる.
      /talonnière: n.f.[海][舵を支える]ソールピース、シューピース、舵の末端部; [海][帆柱の]下端.
      /tamisaille: n.f.[船]舵柄の湾曲、反り.
      /tenir la barre, prendre la barre; être à la barre: 舵を取る; 指揮・指導する.
      /timon: n.m.[海][古語]舵柄(だへい・かじえ); 舵(かじ)(gouvernail); [比喩的表現]舵取り; 梶棒(かじぼう).
      /tire-veille, tire-vieille: n.m.inv.(pl. ~-~[s])[複数不変][海][舷梯(げんてい)などの側に張った綱]手すり綱、手摺綱、梯綱、 マンロープ; (pl.)[小舟の]舵軛(だやく)索、舵取り綱、舵柄(だへい)綱、舵綱.
      /vertenelle, verterelle: n.f.[海]舵の蝶番(ちょうつがい).

    kappansaku[海]括帆索(かっぱんさく); [魚]タチモドキの類: jarretière.



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    kassha[海]滑車:

      /arcasse: n.f.[海・造船]船尾肋材、船尾肋骨、船尾肋骨材、船尾梁(りょう)、船尾肋板、トランソム; [滑車の]軸を支える木、滑車の軸の支柱.
      /baraquette: n.f.[海]姉妹滑車; 小バラック.
      /bastague: n.m.[海]ランナー・アンド・テークル [動滑車と静滑車を組み合わせた綱具].
      /bouc: n.m.雄ヤギ; ヤギ皮; [機][滑車の]スプロケット.
      /bouquet: n.m.[海][帆の下の角の]一組になった三つの滑車.
      /brassure: n.f.[滑車・舵輪の]スパイダ.
      /braye: n.f.つり索(なわ)、滑車索; 捲き揚げ機.
      /brayer: v.t.[つり索で]吊り上げる、[綱で]引き揚げる [参考]brayage: n.m.つり索(なわ)で縛ること、吊索具.
      /brin: n.m.[切り株から伸びた]若芽、若枝、細枝; [糸・わらなどの]切れ端; 麻(あさ)の長い繊維;  [綱などを撚る]片より、細綱、より糸、単糸; [滑車・動輪の]ロープ、ベルト; [漁][釣り竿の]継ぎ竿.

      /caisse: n.f.[糧食・弾薬などの、包装・輸送(運搬)・貯蔵用の大きな] 箱、[荷造り用の]木箱、ケース; [海]要具入れ箱; [滑車の]枠; [水・油などの]タンク; 潜函、ケーソン; [救助艇の]空気箱; [海][帆柱の]下端.
      /caisse de poulie: 滑車箱.
      /caliorne: n.f.[海]複滑車、万力(まんりき)滑車; [海]巻き揚げ轆轤(ろくろ); 絞轆.
      /candelette: n.f.[海][古語][檣楼の檣綱を張ったり、錨を舷に結び付けるための] 滑車装置、[海][収錨用の]絞轆(こうろく); 下桁の副張索; [下桁の縮帆用絞轆が弱い場合の] 控えの滑車装置.
      /cannelure: n.f.[機][滑車・ネジ・圧延ローラーなどの] 溝(みぞ).
      /cap-de-mouton, cap(m) de mouton: [海]三つ目滑車.
      /capon: n.m.[海][錨吊り上げ用の滑車(せみ)仕掛けの] 巻き揚げ装置、[収錨用の]絞轤(こうろく)、錨を吊るための滑車 [参考]caponner: v.t.[海][錨を]引き揚げる.
      ・ bossoir de capon: 吊錨架.
      /cargueur: n.m.[海]絞帆滑車; 帆絞り水夫、絞帆係水夫 [参考]carguer: v.t.[海][帆を]絞り綱(cargue)で絞る、 [帆を]捲く、縮帆する、v.i.[船が]一方に傾く.
      /cartahu: [オランダ: keertouw]n.m.[海][船上の物を]引き上げたり、引き寄せたりするために用いる索(なわ)、引き揚げ索; 引き上げ小滑車.
      /chable: n.m.[滑車の]捲き上げ用の太索(ふとづな)、[重荷を滑車で吊り上げる]大綱 [参考]chabler: v.t.[船・荷・荷物などを]ロープ・綱で引く、引き上げる; [古語][大綱を]撚る; [重い物を]巻き上げる.
      /clamp: n.m.[海][帆柱・[帆桁の]副木(そえぎ)、梁受; [滑車の]心車; [滑車の]心車孔.
      /clan: n.m.[海]滑車孔、[滑車の]心車孔.
      /clan: n.m.[海][滑車の]心車孔.
      /courant: n.m.[水・空気などの]流れ; [人・物の]流れ、流通; 潮流、海流; [海][索の]滑車の入っている部分;  電流; 動き、傾向、経過、進行、趨勢、時流、流行.

      /désengagement: n.m.[機][滑車の]取り外し; 解約.
      /désengager: v.t.[機][滑車を伝動装置から]取り外す; 解約する.
      /engoujure: n.f.[海][滑車の]溝、帯索溝(こう); [マストの下端の下の]溝.
      /erse: n.f.[海][滑車などの]帯索、帯綱、ストロップ、滑車索; [海]索環、グラメット.
      /fouet: n.m.鞭(むち); 細紐; [滑車の]紐; [海]小索; [海]急動; [魚]ヒモウオ.
      /fouetter: v.t.鞭(むち)で打つ; [海][滑車などを]鞭索で結びつける; [雨・風などが]たたきつける、 吹きつける、v.i.鞭のようにしなう; [雨・風などが]たたきつける、吹きつけるたたく; [海][マストが]しなう;  [帆が]はためく.

      /galoche: n.f.[海]切り欠き滑車、切欠滑車、開閉せみ; 止め楔(くさび)、網掛け; [耳形の]索止め、耳形綱止; 板底の靴、木靴.
      /galopin: n.m.使い走り; [機]遊動滑車.
      /garant, e: n.保証人、n.m.保証、担保; [海]複滑車の綱、[滑車の]動索、ロープ; [引き綱の]遊端; [海]巻き揚げ機の索の端.
      /gerseau: n.m.(pl. -x)[海][補強用の]滑車綱、[滑車の]帯索.
      /gorge: n.f.喉、咽喉; [滑車の]溝、帯索溝(こう); [海]船首水切り.
      /goujon: n.m.小さな丸のみ; [機][滑車の]軸.
      /goujure: n.f.[海][滑車の]溝、帯索溝(こう); 円のみ(まるのみ)で彫った溝.
      /grenouille: n.f.[海]滑車のブシュ; [動]蛙(カエル).
      /gueule-de-raie: n.f.(pl. ~s-~-~)[海][滑車に綱をかける時の]猫足結び.
      /guilloché(e): a.p.(poulie guillochée)[海]中央に銅の入れ子(ブッシュ)をはめ込んだ滑車.
      /guinder: v.t.[海][滑車を使って帆柱・マストを]立てる; [起重機・クレーン・滑車・機械などで荷を]上げる、持ち上げる、 吊り揚げる、巻き上げる、捲き揚げる、引き揚げる; [軍]舟橋に板を敷く.
      /guinder … acec une grue: …を起重機で揚げる.

      /joue: n.f.頬(ほほ・ほお); 側面; [海・造船][船首の]舷側、ふくらみのある舷側; [滑車の]外殻; ほぞ線.
      /joue de poulie: 滑車の頬(外殻の側面).

      /marionnette: n.f.[海]移動滑車、[投球]滑車、[2本の横棒に固定された一連の]滑車; [海]ナインピンブロック[九針滑車];  [人形劇の]人形; マリオネット、操り人形; (pl.で)人形劇、人形芝居.
      /molette: n.f.[機械類の]ぎざぎざのついた回転部; [採鉱]巻き上げ滑車、綱車、櫓(やぐら)車.
      /moufle: n.m.(f.)複滑車、組み合わせ滑車、滑車装置; 巻き上げ機(=palan).
      /mouflé, e: adj.→ poulie mouflée: 複滑車.
      /mouflette: n.f.[機]差動滑車.
      /navette: n.f.[海・漁]網すき針、網針(あばり)[漁網を編むのに用いる]; ひょうたん形滑車、シスターブロック;  シャトルのように往復すること; [近接する2点間で往復する船・バスなどの]連絡便、シャトル便、[船・列車・バス・飛行機 などの近距離間の]折り返し往復便; [織]杼(ひ)、シャトル; [ミシンの]中釜(なかがま); 船形の香入れ(こういれ).

      /œillet: n.m.[植]ナデシコ[属]; カーネーション; 小孔; [靴などの]紐通し穴、紐孔; [穴を保護する]鳩目、 アイレット(→ œil-de-pie); [海][滑車で他のものを取り付けるための]把索、ベケット、ベケ.
      /palan: n.m.[海]複滑車、滑車装置; 複滑車巻き上げ機、二滑車捲き揚げ機; ホイスト、巻き揚げ機.
      ・ palan différentiel: 差動滑車[装置].
      ・ palans de redresse(f): [海]横倒しになった船を引き起こすのに使う複滑車装置.
      /palanguer: v.i.二滑車捲き揚げ機を用いる.
      /pouliage: n.m.[海][集合的に][一つの船の]滑車.

      poulie: n.f.滑車、プーリー; ベルトを受ける車、動輪.
      /hisser … avec une poulie: …を滑車で引き上げる.
      /poulie à croc: 鉤(かぎ)滑車.
      /poulie à gorge: 溝車.
      /poulie à gradins: 段滑車 [参考]gradin: n.m.段.
      /poulie double: 2輪滑車.
      /poulie fixe: 定滑車.
      /poulie folle: 遊び車、空回り車.
      /poulie guillochée: [海]中央に銅の入れ子(ブッシュ)をはめ込んだ滑車 [参考]guilloché(e): a.p..
      /poulie mobile: 動滑車.
      /poulie multiple: 組み合わせ滑車 [参考]multiple: adj.[複数名詞を伴い]多数の、さまざまな; [単数名詞を伴い]複式の、 多重の; 倍数の.

      /poulier: v.t.[重い荷などを]滑車で引き揚げる.
      /poulierie: n.f.滑車製造所、滑車製造工場.
      /poulieur: n.m.滑車製造人、滑車商.
      /rainure d'une poulie: 滑車溝(=gorge) [参考]rainure: n.f.[木材・金属などに彫った]溝; 切り込み.
      /réa: n.m.[滑車の]綱の架かる心車、綱車、溝車.
      /redresse: n.f.[海][修理のため横倒しにした船をまっすぐに立てるための]引き起こし用綱具、船の引き起こし綱、 ホイスト、復原テークル.
      ・ palans de redresse: [海]横倒しになった船を引き起こすとき使う複滑車装置、船を引き起こす巻き揚げ機.
      /retour: n.m.帰ること、戻ること、帰宅、帰還; 帰路; 返送; 復帰、再帰、回帰; [海][通索の]牽引部、引手; 滑車の綱.
      /rouet: n.m.[滑車の]ロープ車、綱車 [ロープを巻き付ける心車]、[滑車の]シーブ; [海][荷揚げマストの]大滑車;  [昔の]紡(つむ)ぎ車、糸車(いとぐるま); 小車輪.
      /traversier: n.m.[小舟の]横木; [旗頭の]横木; [3本マストの]小帆船; [海][ボートなどの]足掛け; [カナダ]フェリー;
      n.f.[海]フィッシュテークル [収錨用索具]、[海]錨を吊り上げる滑車、収錨用の滑車、収錨用の絞轆(こうろく); [海]錨索(びょうさく).
      /traversière: n.f.[海]錨を吊り上げる滑車.
      /violon: n.m.(1)[楽器]バイオリン; (2)[海](a)[船の動揺で食器が食卓から落ちるのを防ぐための]止め枠、食器止め、 食器枠、食器框(かまち)(=violon de mer); (b)第一斜檣先端の木片; (3)二段滑車、絞轆(こうろく)(=poulie à violon).

    kijuu-shou[海]起重檣(しょう)、デリック; 巻揚げ装置、起重機: bigue(f).

    kumitsugi[海][ロープなどの]組み継ぎ: [参照]より継ぎ.

      /aboutage: n.m.[海][ロープの]組み継ぎ、より継ぎ、結索、[綱の両端を]結合すること.
      /abouter: v.t.[海][ロープを]組み継ぎする、撚り継ぎする、[海][2本の綱などの両端を]撚り合わせてつなぐ(結合する);  [両端(端と端と)を]接合する.
      /empattage, empattement: n.m.ほぐれた小綱の撚り合せ; 墻壁の基礎; [木材を]金具で継ぎ合わせること.
      ・ empattement de torons: 索の子を組みつぎすること.
      /empatter: v.t.[止め具・大釘などで]継ぎ合わせる、固定する、[木材を]取り付け金具で接ぎ合わせる、鋲釘で打ち付ける; [ほぐれた子綱・小綱を]撚り合わす; [起重機を]土台にのせる、木材で支える.
      ・ empatter des torons: 索の子を組みつぎする.
      /empatture: n.m.[両材を]鋲釘で打ち付けること; [海]両材の接合個所の面積.
      /épisser: v.t.[海][2本の綱・索などを]両端をより合わせてつなぐ(接ぐ)、[綱・索などを]ない合わせて接ぐ、綯(な)い接ぎする;  組み(より)継ぎする.
      /épissoir(m), épissoire: n.f.[海]通し針(とおしばり)、綱通しスパイク、ほぐし針 [索の股(こ)を解くのに用いる円錐形の鉄具;  組み継ぎ(撚り継ぎ)した綱などの撚りを戻すのに用いる錐(きり)の一種].
      /épissure: n.f.[海][2本の綱の]組み継ぎ、より継ぎ、綯(な)い接ぎ、スプライス.
      /ligature: n.f.括り締めること; [海][ロープ・針金などの]継ぎ合わせ、組継(くみつぎ)、縄索(じょうさく)類の結び方・結合法、 接続; [海][船具を一時的に繋(つな)ぎとめておく] 麻紐(あさひも)(→ lignerolle); 縛帯[術].

    kusabiくさび(楔): → [海][木造船の船底の被覆を固定する]樫(かし)の長いくさび: gournable(f).




    L



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    M
    makiage-souchi[錨吊上用の滑車仕掛けの]巻き揚げ装置: capon(m).
    /bossoir de capon: 吊錨架.

    maruko-ni-[海]マルコーニ帆バミューダ帆(=voile marconi)[大きな三角帆]: marconi(m).

    masuto[海]マスト、帆柱、檣(しょう):
    マストの名称: mât de misaine/grand mât/mât d'artimon.

      /allonge: n.f.[長くするために]継ぎ足すもの; [海][帆柱の]延長材、継ぎ足し材; [造船][継ぎ足すための] 肋材(ろくざい); [綱・管などの]継ぎ足し(→ rallonge) [参照]継ぎ足す.
      /arborer: v.t.[帆柱・檣を]檣座(しょうざ)に立てる; [旗を]掲げる、掲揚する、v.i.帆柱・檣を檣座に立てる.
      ・ arborer le pavillon français au grand mât: メーンマストにフランスの旗を掲げる.
      /arbre: n.m.木、樹木; [古語][海][地中海で]マスト、帆柱; [起重機の]突っ張り柱.
      ・ arbre de mestre: 大檣、主檣、メインマスト.
      ・ arbre de trinquet: 前檣(ぜんしょう); [起重機の]ひ(臂)、つっぱり(柱).
      /bas-mât: n.m.(pl. ~-~s)[海]ロアーマスト、下檣(かしょう)[継ぎ足しマストの最下段].
      /billard: n.m.[海]マストを締める鉄輪を打ち込む棒.
      /braguet: n.m.[海]檣索補助索.
      /braie: n.f.[海][舵・ポンプ・マストなどの周りの]被覆、[海]コート[水が船中に入らないように、マストが甲板を貫くところの周りに巻く 粗布].
      /briser: v.t.砕く、割る、壊す、v.i.[波が]砕ける→ La tempête a brisé le mât du voilier.: 嵐で帆船のマストがへし折れた.
      /brisure: n.f.裂け目、割れ目→ mât à brisure: [海][1本の棒のマストに対して]継ぎ足しマスト.
      /cabri: n.m.子ヤギ(chevreau); [昔のガレー船において、テントを下から支える] 小マスト.
      /caisse: n.f.[糧食・弾薬などの、包装・輸送(運搬)・貯蔵用の大きな] 箱、[荷造り用の]木箱、ケース; [海]要具入れ箱; [滑車の]枠; [水・油などの]タンク; 潜函、ケーソン; [救助艇の]空気箱; [海][帆柱の]下端.
      ・ caisse de mât: マストの下端を受ける四角箱.
      /calage: n.m.[海][帆・帆架・マストを]下げる(下ろす・降ろす)こと; [帆柱を]倒すこと; [締め具・楔(くさび) などによる] 固定、取り付け、楔を入れること; 支柱を施すこと.
      /calcet: n.m.[海][三角帆マストの]檣頭→ mât de calcet: 三角帆マスト.
      /cheminée(f) de mât: [海]檣孔.
      /chouque, chouquet: n.m.[海]檣帽(しょうぼう).
      /ciergé(e): a.[海][マストが]直立した.
      /clamp: n.m.[海][帆柱・帆桁などの]副木(そえぎ)、梁受; [滑車の]心車; [滑車の]心車孔.
      /clef: n.f.鍵; [海][船体の]支柱; [第一斜檣(しゃしょう)などの]留め楔; 結索; 帆柱の止め栓.
      /consenti, e: a.p.[マストなどが]曲がる.
      /consentir: v.i.[海][マスト・梁などが]曲がる、折れる、v.t. …に同意する、…を承諾する.
      /cornet: n.m.円錐形の容器; 小さな角笛、小ラッパ; [海][マストの]檣根(しょうこん)受け、檣根受台.
      /démâtage, démâtement: n.m.[海]マストをはずすこと、檣を取り除くこと; マストを失うこと、マストを破壊されること、 檣を折ること.
      /démâter: v.t.[海][船の]マストをはずす、マストを取り去る(除く)、マストを倒す; マストを破壊する、檣を折る、 v.i.[船が]マストを失う、檣がなくなる.
      ・ La tempête a démâté le voilier.: 嵐はその帆船(ヨット)のマストを破壊した; 嵐のためその帆船はマストをもぎ取られた.
      ・ La tempête a démâté le navire.: 嵐はその船のマストを吹き飛ばした.
      ・ se démâter: v.pr.[船が]マストを失う、檣がなくなる.
      /désarborer: v.t.[海][檣を]倒す、[旗を]引き下ろす.
      /déshabiller: v.t.[海][檣・帆桁を]解装する、帆をはずす.
      /dévirer: v.t.反対に回す; [海][キャプスタン(cabestan)を]反対に回す; [オールを]水平に抜く; [マストを]逆転する.
      ・ dévirage: n.m..
      /dresser: v.t.[まっすぐに]立てる、起こす; 建てる、組み立てる; まっすぐ向ける; [海][舵を]真直ぐに取る.
      /emplanture: n.f.付け根; [海]ステップ、檣座(しょうざ) [マストを受ける座].
      /engoujure: n.f.[海][滑車の]溝、帯索溝(こう); [マストの下端の下の]溝.
      /étambrai: n.m.[海]檣孔(=trou d'étambrai)、[マスト(檣)・舵を通すための]甲板貫通口、甲板の孔(穴); 甲板貫通口(檣孔)の補強材・金具、甲板の孔の補強用の枠(わく).
      ・ coin d'étambrai: マストウェッジ [マストを固定するため、甲板とマストとの間に打ち込む楔(くさび)].
      /flasque: n.m.[海][マストの]檣肩(しょうけん).
      /flèche: n.f.[海][最高檣の]上部; 上檣帆; 矢.
      /forêt: n.f.[マストなどが]林立すること.
      /fouetter: v.t.鞭(むち)で打つ; [海][滑車などを]鞭索で結びつける; [雨・風などが]たたきつける、 吹きつける、v.i.鞭のようにしなう; [雨・風などが]たたきつける、吹きつけるたたく; [海][マストが]しなう;  [帆が]はためく.
      /gaburon: n.m.[海][マストの]補強材、添え木、下檣周囲の取り付け板.
      /guindage: n.m.[海][滑車による]積荷の吊り上げ、帆柱立て.
      /guindant: n.m.[海][帆・旗の]縦の高さ、縦幅、縦長; [帆柱・マストの]高さ.
      /guindant de mât: 上甲板から帆柱の肩までの高さ.
      /guinder: v.t.[海][滑車を使って帆柱・マストを]立てる; [起重機・クレーン・滑車・機械などで荷を]上げる、持ち上げる、 吊り揚げる、巻き上げる、捲き揚げる、引き揚げる; [軍]舟橋に板を敷く.
      /guiterne: n.f.[海]マスト取り付け材の支材.
      /guiterne: n.f.[海]マスト取り付け機の支材、[船]桅檣取り付け器の弧形支材.
      /hisser un mât: 帆柱・マストを立てる.
      /jottereau: (pl. ~x)n.m.[多くpl.][海][檣楼の]持送り、檣頭の突起、檣肩、[マストの]チーク [檣頭縦桁などの重量を 支えるブラケット].
      /jumeler: v.t.対にする、二つで一組にする; [海][マスト(帆柱)などに]添え木をする、副木をつける; 合わせる、接合する/jumelage: n.m..
      /jumelle: n.f.(主にpl.で)双眼鏡; 対の桁、対合材; [海][マストなどの]添え木、副木、補強材.

      mât
      /mât: n.m.[海]マスト、檣、帆柱; [旗・テントなどの]支柱、竿(さお)、旗竿(はたざお).
      /bas-mât: n.m.[海]折り畳み式マストの下部、下檣(かしょう).
      /bas mât: ロワーマスト.
      /bâteau(navire) à trois mâts: 3本マストの船、三檣船(=trois-ma^ts).
      /grand mât: 主檣(しゅしょう)、大檣(たいしょう)、メーンマスト(→ [参照]voilier); [俗語]船長.
      /guinder(gréer) un mât: マストを立てる(装備する).
      /mât d'artimon: ミズンマスト.
      /mât de calcet: 三角帆マスト.
      /mât de charge: デリックポスト[荷役マスト][英語: cargo derrick]、[積荷用]デリック支柱.
      /mât de flèche: [海]トップマスト.
      /mât de fortune: スペアマスト.
      /mât de hune: 第一接檣、中檣、トップマスト.
      /mât de misaine: フォアマスト.
      /mât jumelé: [海][添え木を当てた]補強マスト [参考]jumelé, e: (jumelerのp.p.)adj.対になった; [添え木を当てて]補強した.
      /mât tripode: [海]三脚檣(しょう) [参考]tripode: adj.三脚の.
      /navire à trois mâts: 3本マストの船.

      /mâter: [船]にマストを取り付ける(立てる); …を垂直に立てる.
      /mâter: v.t.[船に]下檣(ロワーマスト)を取り付ける、マストを取り付ける(立てる); [敬礼として][櫂を垂直に]立てる、 …を垂直に立てる; [波が船を]垂直に立たせる.
      ・ machine à mâter: マスト設置機 [起重機にもなる].
      /mâtereau: n.m.(pl. ~x)[海]小マスト、デリックポスト[英語: samson post, king post].
      /mâture: n.f.[船](1)[総称として; 集合的に][一隻の船の]マスト、帆柱、船檣(せんしょう); マストとその付属品類;  マストの配置 [参照] mât;
      (2)帆柱(マスト)製作所(製造場・修理場)、マスト用資材製作所、マスト材置場、マスト用資材置場、架檣材置場; pl.マスト材、帆材、 檣材(しょうざい)、帆柱材、マスト用資材、架檣(かしょう)材料; 帆材(帆柱)取り付け用起重機、架檣用起重機;
      (3)架檣法、帆柱取り付け法; [船の]帆柱(マスト)の配置.
      /noix(f) du mât de hune: [海]檣肩(しょうけん)[マストの上部の突起].
      /palmer: v.t.[海][マストの]太さを測る、パルム尺(palme)で太さを測る; [針の頭を]平たくする.
      /phare de l'avant: [海]フォアマスト.
      /phare de l'arrière: [海]メーンマスト.
      /quête: n.f.[海][マストなどの船尾方向への] 傾斜[角]、レイク、勾配; 船尾材とキール(竜骨)との角度; [造船]船首(船尾)の斜出部.
      /racage: n.m.[海][帆桁(ほげた)とマストとの摩擦を防ぐため] マストの周囲に取り付けられた索(革)具、マストの両側に 取り付けてある索具; [海]パーレル [ガフや桁の昇降用環]; [海]ヤード昇降用の環 [帆桁の摩擦を少なくするためにマスト に添(そ)わせた環].
      /racambeau: n.m.(pl. ~x)[海][帆桁を掛ける]マストの鉄環、円材接ぎの鉄環.
      /ras(e): adj.短く刈った; 平坦な; [物の表面が]何もない; 表面すれすれの; [船が]喫水線上の低い; [船が]すべての帆柱を折られた; [暗礁が]水面とすれすれの.
      ・ bâtiment ras: [海]マストのない(折れた)船.
      ・ navire ras: 吃水線上の低い船; 帆柱の折れた船.
      /rasé(e): a.p.[海][船が]帆柱を折られた、帆柱が折り倒された; 毛を剃った.
      ・ navire rasé: 帆柱の取れた船.
      /raser: v.t.[船の]帆柱を取り除く、帆柱を奪い取る、帆柱を折り倒す; [徹底的に]破壊する; 取り払う;  [ひげ・髪などを]剃(そ)る; ひげを剃る; 短く刈る.
      ・ raser un navire: [軍]船のマストを折る; 不用のマストを取り払う、船の檣を取り除ける.
      /reclamper: v.t.[裂けたマストに]副木を当てる.
      /redressement d'un mât: マストの立て直し [参考]redresser: v.t.[傾いた・倒れたものを]真直ぐ立て直す、引き起こす、 立てる; 矯正する、正す.
      /remâter: v.t.[海]再び帆柱を備える.
      /rompre: v.t.破る、破棄する; 折る、断ち切る.
      ・ Le vent a rompu le mât.: 風でマストが折れた.
      ・ se rompre: v.pr.折れる、切れる、砕ける.
      /talon: n.m.[帆柱の]末端; [造船]かがと[龍骨・竜骨の後端突出部]、かかと [キール・船尾骨材]、竜骨(龍骨)後端;  [釣り竿の]握り部分; 踵(かかと); ヒール.
      /talonnière: n.f.[海][舵を支える]ソールピース、シューピース、舵の末端部; [海][帆柱の]下端.
      /tenue: n.f.(← tenir)管理、運営; 行儀、品行; 服装、身なり、身装; 持ち方、握り方; 座り具合、落ち着き具合;  [海][投錨地(とうびょうち)における]海底の地質、底質; 錨の安定性能; マストの固定具合; [漁]魚の集まる場所、釣り場.
      /tête: n.f.頭、こうべ; 頭蓋; 顔; [帆柱の]先端、[釘・ピンの]頭; 先頭.
      /tomber par-dessus le bord: 船から海に落ちる; [マストが]船の外に倒れる.
      /ton: n.m.[海]マストの先・先端部、[特に]下檣の先; 檣頭見張り人; [声・音の]調子、音調; 口調、語調;  [文章の]調子、文体; [美術]色調、トーン.
      /trachèle: n.f.[海]帆柱の中央部.
      /traversin: n.m.[海]クロスツリー、檣頭(ようとう)横材、[船の]横材、[船体・マストの]横断材; [古語][船などの]横桁(げた);  [樽の底を補強するために当てる]横木、桟、樽底強化板.
      /tricage: n.m.[海]組立て帆柱(数本の木材より成る帆柱)にする木材の面を削ること(→ triquer)、檣材製作; 筏(いかだ)を組むこと、筏製作.
      /trinquet: n.m.[海][三角帆船の]前檣.
      /trinquette: n.f.[海][三角帆船の]前檣帆; [船首の]三角帆(=foc).
      /triquer: v.t.[造船][組み立て帆柱を作る木材の]面を削る.



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    mein-suteisuru[海]メインステイスル、メーンステースル: pouillosse(f).

    me-nmasuto[海][ガレー船の]メーンマスト、主檣(しゅしょう)、大檣(=arbre de mestre, mât de mestre): mestre(m)[maîtreの古い 綴り; [船]=meitre].
    /grand mât: 主檣、メーン・マスト.
    /phare(m) de l'arrière: メーンマスト.
    /voile de mestre(m): [海]メーンスル、大帆.

    me-nsuru[海]メーンスル、大帆: voile de mestre(m).

    mitsume-kassha[海]三つ目滑車: → cap(m) de mouton, cap-de-mouton: [海]三つ目滑車; 船首(機首).




    N



    O
    ouhan[海]横帆: → 横帆艤装: gréement à phares carecarrés.




    P
    pendanto[海]ペンダント: pantoire(f)[マスト・帆桁につけられる先が輪になった短索].




    Q



    R
    ranningu-bo-rain[海]ランニングボーライン: laguis(m).

    ro-pu[海]ロープ:

      /brin: n.m.[切り株から伸びた]若芽、若枝、細枝; [糸・わらなどの]切れ端; 麻(あさ)の長い繊維;  [綱などを撚る]片より、細綱、より糸、単糸; [滑車・動輪の]ロープ、ベルト; [漁][釣り竿の]継ぎ竿.
      /câble: n.m.[植物繊維・針金などを撚り合わせた] 太索(ふとづな)、太綱(ふとづな)、大索; ケーブル、綱索、索条; [海]ロープ、 錨綱(いかりづな)、錨索(びょうさく)(=câble de l'ancle); 錨鎖(びょうさ)、アンカーチェーン(=câble-chaîne).
      /câble de levage: 巻き上げロープ.
      /câble de traction: 曳索、運搬ロープ.
      /câble métallique: ワイヤロープ.
      /câble servant d'amarres: 係船索用ロープ、舫い綱(もやいづな).
      /cordage: n.m.[船の索具や機械操作などに用いられる]綱、縄、ロープ、ケーブル、(pl.)[特に帆船の]綱具、索具(→ corde);  綱で縛ること.
      /cordage en(de) chanvre: 麻のロープ、麻綱.
      ・ cordage en fil de fer: ワイヤーロープ.
      ・ lover les cordages: ロープを巻く.
      /corde: n.f.ロープ、綱、縄; [漁]トロール釣糸、流し鉤(ばり); [漁]延縄(はえなわ); [登山用の]ザイル; [楽器の]弦.
      ・ corde à nœuds: 結び目付きの吊り綱.
      ・ corde à fouet: 鞭綱.
      ・ nouer une corde: 綱を結ぶ.
      ・ tendre une corde: ロープを張る.
      /filin: n.m.[海]ロープ、麻綱、綱線ロープ.
      ・ filin blanc; franc filin: タールを塗らないロープ.
      /franc-filin: n.m.(pl. ~s-~s)[海]タールを塗っていないロープ、白麻綱.
      /laisser venir un câble: [海][ヨットなどで]ロープを[急に締めずに]遊びをもたせてたぐる.
      /lignerolle: n.f.[海]細い撚(よ)り糸; 細い麻ロープ、[古いロープを撚り直して作る] 細めのロープ、麻紐(あさひも) (→ ligature).
      /lovage: n.m.[海]ロープを捲くこと; とぐろ巻きに巻いたもの・ロープ、とぐろ巻き.
      /lover: v.t.[海][ロープを]巻く、捲く、とぐろ捲き(巻き)にする [通常、右巻き]、たぐる; [索条を]わぐねる.
      ・ lover à contre: ロープを左巻きにする.
      ・ se lover: とぐろを巻く.
      /lusin: n.m.[海]括着索、マーリン [2つ撚りの細綱]、二筋撚り合わせた細索、二子(ふたこ)撚りの小索、[係留用]軽索、細綱.
      /manger: v.t.食べる、食う; 消費する; [海][ロープを]摩傷する.
      /manoque: n.f.[海]ロープの玉、[ロープ・釣り糸の]巻き、かせ; [30から60尋(ひろ)の長さの]綱・ロープ・縄の束.
      /mariage: n.m.[海][2本の綱・ロープを]結び合わせること; [ロープの]節; 結婚、婚姻 [参考]marier: v.t.結婚させる; [海]結ぶ.
      /merlin: n.m.[海]三つ打ちロープ、三つ撚(よ)り綱、マーリン、細綱.
      /mettre une allonge à une corde: ロープを継ぎ足す [参照]allonge.
      /nœud d'étalingure: ロープの折り返し止め.
      /œil-de-pie: n.m.(pl. ~s-~-~)[海]鳩目、アイレット[ロープを通すための帆の穴]、[帆の]ロープ孔、 [麻綱を通すための]帆の孔、帆孔、目孔.
      /œillet: n.m.[植]ナデシコ[属]; カーネーション; 小孔; [靴などの]紐通し穴、紐孔; [穴を保護する]鳩目、 アイレット(→ œil-de-pie); [海][滑車で他のものを取り付けるための]把索、ベケット、ベケ.
      /quarantenier: n.m.[海]ラットリンスタッフ [マストの横静索に縛りつける段索用の3本のロープ]、3縒り(みつより)の綱具; [海] 綱具修理用の細綱.
      /queue-de-rat: n.f.(pl. ~s-~-~)丸型やすり; [海]細くなったロープの先端.
      /raban: n.m.[海][繋留・係留・固定用の]綱、ロープ; [ハンモックの]ひも; [漁]固定網の支索.
      /rabaner, rabanter: v.t.[海]綱でしばる、ロープで繫ぐ; [捲きあげた帆を]括帆索(かっぱんさく)でくくる、 [帆を]帆架に巻く.
      /roban: n.m.[海][繋留・固定用]ロープ.
      /rouet: n.m.[滑車の]ロープ車、綱車[ロープを巻き付ける心車]; [海][荷揚げマストの]大滑車.




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    S
    sakugan[海]索眼(さくがん): andaillot(m).

    sakugu[マスト・帆架などに取り付けられた]索具; [マスト・帆架などの]索具の取り付けられる所; 索具装置: capelage(m).

      /agrès: n.m.pl.[海]綱索類、操帆装置、操帆具、綱具、索具[帆・綱・滑車など]; [海]船具、艤装品(ぎそうひん); 荷役用具;  [軍]大砲操作用具.
      /allumette: n.f.[海][風に対する船の]方向; [風に対する]帆の調整; 速力; [海]索具の当て木; マッチ.
      /bastin: n.m.[海]アフリカハネガヤ[草]製の索具・綱、エスパルト繊維製索具、エスパルトロープ(cf. sparterie).
      /brayage: n.m.つり索(なわ)で縛ること、吊索具.
      /braye: n.f.つり索(なわ)、滑車索; 捲き揚げ機.
      /brayer: v.t.[つり索で]吊り上げる、[綱で]引き揚げる.
      /capelage: n.m.[海][集合的][マスト・帆桁・帆架などに取り付けられた] 綱具装置、索具、索具装置、索環;  [マスト・帆架などの]索具の取り付けられる場所.
      /capeler: v.t.[海][マストなどに] 索具・綱具・索環を装着する(取り付ける); [綱・綱具を]輪にして巻きつける;  [帆架の環を]調整する; [すっかり]覆う、包む.
      ・ capeler une vergue avec une estrope: 帆桁に索環を取り付ける.
      ・ voile capelée sur une vergue: 帆桁に巻きついた帆.
      /cordage: n.m.[船の索具や機械操作などに用いられる]綱、縄、ロープ、ケーブル、(pl.)[特に帆船の]綱具、索具(→ corde);  綱で縛ること.
      /cordage blanc: [海]タールを塗っていない索(なわ)・索具.
      /décapelage, décapèlement: n.m.[海][檣・帆桁から]索具(つなぐ)を外すこと、[檣からの]綱具おろし.
      /décapeler: v.t.[海][檣・マスト・帆桁(ほげた)から]索具を取り外す、[檣の綱具を]おろす; (décapeler de double d'une amarre)大索(おおづな)の耳を外す.
      /décapeler un mâtマストから索具を外す.
      /dogue(m) d'armure: [海][古語]大帆の下端にとめる内舷の木具.
      /dormant(e): a.眠っている; [水が]よどんでいる、静止した; 固定した(fixe)、n.m.[海][索具末端の; 索具の端の]固定部、 [綱の]固定部; [窓・戸などの]枠; 眠る人.
      ・ manœuvres dormantes: [海]静索(せいさく)、固定索具.
      /fausses manœuvres: [時化(しけ)の時の]補強索具.
      /garnir un cordage: [海]索具を古布で被覆する、[布などを]ロープに巻きつける.
      /garniture: n.f.[海]索具装置 [マスト・帆桁(ほげた)などを支えるもの一式]; [海]船装、船装品; 備え付け品、設備品;  補強部品、取り付け具、付属品; 道具[一式]; 飾り、装飾; 充填物、パッキング、ライニング、被覆.
      /garniture d'une voile: [海]帆につける索具.
      /garniture d'un mât: [海]マストにつける索具.
      /garniture d'un vaisseau: 船具.
      /gréage: n.m.[海]艤装、艤装作業.
      /gréement: n.m.[海][集合的; 総称して][船の]索具、船具、索具装置; 艤装[すること]、索具艤装、索具備え付け; 艤装作業;  艤装法; 帆装.
      ・ gréement à phares carecarrés: 横帆艤装.
      /gréer: v.t.[海][船・マストを]艤装する; [マスト・帆などを]装備する、索具を装着する(備え付ける)、船具を取り付ける (備え付ける)、帆装する.
      ・ se gréer: v.pr.[海]艤装される; [海][俗語]着飾る.
      /gréeur: n.m.[海]索具装着工、船具備え付け人、艤装者、艤装工、帆装工.
      /manœuvre: n.f.[海][船などの乗り物の]操縦、操作、運転; [海][多くpl.][海]索具、索(さく)、綱; [多くpl.][軍・ 海軍]教練、演習; 軍事行動.
      ・ manœuvres courantes: [海]動索.
      ・ manœuvres dormantes: [海]静索.
      ・ fausses manœuvres: [時化(しけ)の時の]補強索具.
      /matagot: n.m.[海]帆桁に付ける索具.
      /racage: n.m.[海][帆桁(ほげた)とマストとの摩擦を防ぐため] マストの周囲に取り付けられた索(革)具、マストの両側に 取り付けてある索具; [海]パーレル [ガフや桁の昇降用環]; [海]ヤード昇降用の環 [帆桁の摩擦を少なくするためにマスト に添(そ)わせた環].
      /repasser: v.t.[海][索具を]検査する、[索具の]からみを解く、点検する; 再び通る.
      /reprendre: v.t.再び取る; 取り戻す、取り返す; 回復する; [もとの場所へ]戻る; 再び続ける、再開する;  [海][ゆるんだ索具を]張り直す.
      /ridage: n.m.[海][索具を]引き締めること、締め索で締めること、[綱具を]緊索で締めること; [綱を]引っ張ること.
      /rider: v.t.…にしわを寄せる(寄らせる)、しわを作る; [水面に]さざ波を立たせる(立てる)、さざ波(風紋)を作る; [海][索具を]引き締める、[ラニヤード・締め綱・締め索(しめなわ)で]締める(張る)、[綱を]引っ張る、[索を]固くしめる.
      ・ ridement: n.m..
      /ridoir: n.m.[海]締索(ていさく)装置、索具締め付け装置.
      /saisine: n.f.[海][船台に船を止める]固定索具; [海]繋索[繋止用のロープ]、繫ぎ綱; 救命ボート固定ロープ; [海] [引き船の]引き綱[牽引(けんいん)用のロープ].

    sakukan索環(さくかん):

      /étrope: n.f.[海]索環(さくかん)、帯索.
      /étroper: v.t.[海][索環・帯索]を付ける.
      /ganse: n.f.[海]取っ手索(づな); [ロープの]索環、帯索、[綱・ロープを結びつける]輪; 飾り紐.
      /œil: n.m.(pl. yeux)目、眼; 目つき; 視線; [海][帆・錨などに]繋索・ロープを通す孔、索環、アイ; [台風の]目.
      /tendelet: n.m.河川用の艀舟(はしけぶね)の後部天幕、[ボート用の]小天幕; [船]小索環.

    sankaku-ho[海]三角帆: voile triangulaire.

      /aurique: adj.[海][帆が]三角の、三角帆の; [海][帆が]船の中心線に平行する、縦の; 縦帆艤装の、縦帆[式]の、 n.f.三角帆(voile aurique)、縦帆.
      ・ voile aurique: 三角帆.
      /calcet: n.m.[海][三角帆マストの]檣頭.
      ・ mât de calcet: 三角帆マスト.
      /contre-foc: n.m.(pl. ~-~s)[海]船首三角帆の一つ.
      /dragon: n.m.龍(りゅう)、竜; (dragon de mer)[魚]=vive (n.f.[魚]トラキヌス(トラギス)科の魚); [海][陸から吹く]突風; (dragon de vent(d'eau))[海]颶風(龍巻); [海]三角帆、ステースル; フライングジブ[スクーナー船の補助三角帆]、 先斜檣の三角帆; [山から海に吹く]突風.
      /épaule de mouton: [海]三角帆; [料理]羊の肩の肉.
      /génois: n.m.[海]ジェノア、ジェノアジブ[船首に用いる大型三角帆].
      /houari: n.m.[海]スライディング・ガンター; 北海の船; 三角帆(=voile à houari).
      ・ voile à houari: スライディング・ガンター・セール [垂直方向に可動する三角帆].
      /marabout: n.m.[荒天用の]小型三角帆.
      /marconi: n.m.[海][ヨットの]バミューダ帆、マルコーニ帆(=voile marconi)[大きな三角帆]、マルコーニリグ.
      /oreille de lièvre: [海]三角帆 [参考]oreille: n.f.耳; [海][錨の]つめ.
      /tiers-point: n.m.[海]三角帆; 三角やすり、三角錐.
      /tourmentin: n.m.[海][暴風の時に船首に張る]小三角帆、荒天用船首三角帆、荒天支索帆、ストームジブ;  [古語]斜檣(しゃしょう)トガンスル、第1斜檣のトゲルンスル [perroquet de beaupréの旧称].
      /trinquette: n.f.[海][三角帆船の]前檣帆、フォアステースル; [船首の]三角帆(=foc)[メーンマストあるいは前檣に最も 近いところにある]、前檣支索三角帆.
      /voile de flèche: [他の帆の上につける]三角帆.
      /voile d'étai: [海]ステースル [支索に張る三角帆]、支索帆.
      /voiles en pointe: 三角帆.
      /voile latine: [海][地中海地方の船の]大三角帆.
      /voile triangulaire: [海]三角帆 [参考]triangulaire: adj.三角形の; 3者の.
      /voilette: n.f.[海]小三角帆; ヴェール.

    sarukanさるかん(鐶)、転鐶(てんかん)、ムテリングスイベル: émerillon(m).

    seisaku静索: → [海]静索止め金: cadène(f).

    shakou[海]斜桁、斜杠(しゃこう):

      /baleston: n.f.[海]斜杠(しゃこう)、スプリット[マスト下方から斜めに取り付けて帆を張り出すための小円材].
      ・ voile à baleston: 斜杠帆.
      /benjamine: n.f.[海]大(主)トライスル、主斜桁帆.
      /cape: n.f.[海]荒天の際にできるだけ帆を少なくした状態 [荒天帆・縮帆などによる] 荒天減速航行; [古語][大檣(たいしょう・ だいしょう)の]大帆; [海][古語]斜桁帆、トライスル; ケープ(袖なしマント)、肩マント、合羽(かっぱ).
      ・ être(se mettre, se tenir) à la cape: =capéer(荒天減速航行する).
      ・ voile de cape: [海][古語]斜桁帆、トライスル.
      /civadiére: n.f.[海]第一斜檣帆、斜杠帆.
      /contre-civadière: n.f.(pl. ~-~s)[海]斜桁上帆、斜杠(しゃこう)上帆.
      /corne: n.f.[牛・さいなどの]角(つの); ラッパ、警笛; [海]斜桁(しゃこう).
      /garde: n.f.斜桁支索(=palan de garde)、[俗語]garde de la corne.
      /liure: n.f.[海][船の2つの木材を縛る; 船の2つの部材を結びつける]索、綱、鎖; [船具結束用の]索、鎖.
      ・ faire la liure(les liures)liure du beaupré: 第一斜檣を綱で船首材に固定する.
      ・ liure du beaupré: 第一斜檣係索(係鎖).
      /livarde: n.f.[海]斜杠(しゃこう)、第一斜檣 [マスト下部から帆を支える; 帆を広げるために斜めに張出した小円材]、 スプリット.
      ・ voile à livarde: 斜杠帆、スプリットセル.
      /martinet: n.m.[海]斜桁先端揚索.
      /mât de senau: トライスルマスト、斜桁帆の小マスト.
      /pic: n.m.[鳥]キツツキ[類]; つるはし(pioche); [海]後檣斜桁(こうしょうしゃこう)の先端[部](最先端・最末端)、ピーク [斜桁(しゃこう)の外端]; 尖(とが)った山頂、ピーク; 尖峰、鋭峰、高峰.
      ・ drisse de pic: 斜桁の傾きを決める索.
      /violon: n.m.[海][船の動揺で食器が食卓から滑り落ちるのを防ぐ]食器止め、食器框(かまち)(=violon de mer);  第一斜檣先端の木片; 二段滑車(=poulie à violon); バイオリン.
      /voile de senau: 斜桁(しゃこう)帆.

    shiboriduna[海]絞り綱:

      /cargue: n.f.[海]絞帆綱、[帆の]絞り綱(しぼりづな)、絞帆索、ブレール [帆を帆桁に引き寄せる ためのロープ].
      /carguer: v.t.[海][帆を]絞り綱(cargue)で絞る、[帆を]捲く、縮帆する、v.i.[船が]一方に傾く.
      /cargueur: n.m.[海]絞帆滑車; 帆絞り水夫、絞帆係水夫.
      /étrangloir: n.m.[海]絞帆索、絞り索; [縦帆の]絞索、ブレイル、ブレール; 制鎖機.



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    shisaku[海][マストの]支索:

      /diablon, diablot: n.m.[海]後檣第二接檣支索帆.
      /diablotin: n.m.[海]後部中檣(ちゅうしょう)のステースル(支索帆)、後檣第一接檣支索帆、後檣のトップマストステースル;  悪魔の子、小悪魔.
      /draille: n.f.[海]支索、維持索、控え索、ステー[マストを支えるロープ、ワイヤー].
      /étai: n.m.[海][マスト・檣の]支索、支柱、ステー [マスト頂上部から斜め下方に張って、マストが倒れないように 固定するための索]; 控え綱; 支柱、突っ張り.
      ・ étai de bas-mât: 下檣の支索(ステー).
      ・ voile d'étai: [海]ステースル [支索に張る三角帆]、支索帆.
      /galhauban: n.m.[海][マストの]後支索(こうしさく)、バックステー [帆柱(マスト)を支えるため、 檣頭(しょうとう)から後方舷側(斜め下後方の両舷側)に張った綱].
      /hauban bâtard: [海]下檣前方支索 [参考]bâtard(e): a.私生の; 雑種の; 中間の.
      /maroquin: n.m.[海][古語]水平支索、滑車装置を施した綱の一種.
      /retenue: n.f.[海]支索、張索、ガイ; [海]錨索(びょうさく)(=câble de retenue)、[錨の]張り索; [海]綱、控え綱; [疏水(そすい)の]両閘門の間; [川の]堰き止め; [法]留置; 保留; 自制、節制、控え目; [俸給などでの]天引き、控除.
      /retune: n.f.[海]支索; 錨索(びょうさく)(=câble de retune).
      /sous[-]barbe: n.f.inv.(pl. ~-~s)[海]第一斜檣支索、ボブステー、斜檣支索 [斜檣を支える索].
      /taille-mer: n.m.[inv.複数不変][海][船首の]水切り、波切り; 第一斜帆支索.
      /verboquet: n.m.[建]ガイ、支索[引き揚げる荷が壁・足場に当たらないようにするロープ].

    shishousaku支檣索:

      /contre-hauban: n.m.(pl. ~-~s)[海]後尾支檣索、船尾の帆桁張綱.
      /hauban: n.m.[海]シュラウド、支檣索[マスト、バウスプリットの横方向に張った支え索]; [起重機・クレーンなどを 支える]控え綱、張索、張綱、張線、支索、ワイヤーロープ; [吊り橋の]ケーブル [参考] enfléchure: n.f.[海][シュラウドの]段索.
      [参考]enfléchure: f.[海][シュラウドの]段索.
      ・ hauban bâtard: 下檣前方支索.
      ・ haubans de cheminée: 煙突張索.
      /haubanage: n.m.[海]シュラウドで支えること; 張線、張材.
      /haubannage: n.m.=haubanage.
      /haubaner: v.t.[海][マストを]シュラウドで固定(補強)する、張線で支える(=haubanner).
      /pataras: n.m.[海]補助支檣索、補助用シュラウド(支索)、補助横檣索; [2つの滑車からなる]複滑車.
      /patarasse: n.f.[海]補助横檣索.

    shoukon檣根: → [海]檣根受台: cornet(m).

    shuchou主檣: → 主檣、メーン・マスト: grand mât.
    shukuhan縮帆: → [海](a)縮帆索; (b)[ハンモックの]締め索; テント索: hanet(m).

    shuraudo[海]シュラウド:

      /hauban: n.m.[海]シュラウド、支檣索[マスト、バウスプリットの横方向に張った支え索]; [起重機・クレーンなどを 支える]控え綱、張索、張綱、張線、支索、ワイヤーロープ; [吊り橋の]ケーブル [参考] enfléchure: n.f.[海][シュラウドの]段索.
      [参考]enfléchure: f.[海][シュラウドの]段索.
      ・ hauban bâtard: 下檣前方支索.
      ・ haubans de cheminée: 煙突張索.
      /haubanage: n.m.[海]シュラウドで支えること; 張線、張材.
      /haubannage: n.m.=haubanage.
      /haubaner: v.t.[海][マストを]シュラウドで固定(補強)する、張線で支える(=haubanner).
      /pataras: n.m.[海]補助支檣索、補助用シュラウド(支索)、補助横檣索; [2つの滑車からなる]複滑車.
      /patarasse: n.f.[海]補助横檣索.
      /porte-hauban[s]: n.m.[inv.(複数不変)][海]静索の斜度を拡大するため舷側に固定している突出部分、横静索 留板 [舷側に張り出したシュラウド留板]、水平留め板 [帆船のマストを支える索(シュラウド)の下端から舷側(げんそく) 側に突き出た板で、マストと索との角度を広げる機能をもつ]、綱張台; [俗語]鎖.

    souhan-souchi操帆装置; 船具、艤装品(ぎそうひん): agrès(m.pl.).

    sukaisuru[海]スカイスル[第三接檣に張る帆]; 蝶: papillon(m).

    supa-スパー:
    /espar: n.m.[海][檣・桁などの]円材、[代用マストなどに用いる]円材、円柱; スパー[帆桁・ガフなどの円材の総称]; (pl.で)[帆桁などの、帆を構成する]部材; [海]長い樅材(もみざい); [大砲操縦用の]槓桿(こうかん)、操作レバー、桿(かん).

    supanka-スパンカー:

      /bôme: n.m.[海]スパンカーの帆桁(ほげた)、スパンカーブーム(gui) [参考]gui: n.m.(1)帆桁、ブーム、[特に]後檣 最下部の帆桁(ほげた)、スパンカーブーム; (2)張索、ガイ.
      /bômé(e): a.[海]スパンカーブームを備えた.
      /brigantine: n.f.[古語]ブリガンチン船[地中海特有の小船・小帆船]; [海]スパンカー[横帆船の最後の檣(しょう)・マストに 掛けられた縦帆]、後斜桁帆、後斜桁の台形・不等四辺形の帆、後檣の梯形帆.
      /corne(f) d'artimon: [海]スパンカーガフ[斜桁].
      /spi: n.m.[海]スピンネーカー、スパンカー[spinnakerの略].
      /spinnaker: [英語]n.m.[海]スピンネーカー、スパンカー [ヨットの後方からの風を受けるため、ヨットの前部に張る三角形の 大帆][略: spi].

    supine-ka-[海]スピネーカー:
    /spi: n.m.[海]スピンネーカー、スパンカー[spinnakerの略].
    /spinnaker: [英語]n.m.[海]スピンネーカー、スパンカー [ヨットの後方からの風を受けるため、ヨットの前部に張る三角形の 大帆][略: spi].

    supuraisu[海][綱などの]スプライス:
    /épissure: n.f.[海][2本の綱の]組み継ぎ、より継ぎ、綯(な)い接ぎ、スプライス.

    sutansuru[海]スタンスル: → bonnette: n.f.[海]補助[横]帆、副帆、スタンスル; (bonnette lardée)防水むしろ; 保塁(ほるい); 子供の頭巾.

    sute-ステー:

      /draille: n.f.[海]支索、維持索、控え索、ステー[マストを支えるロープ、ワイヤー].
      /étai: n.m.[海][マスト・檣の]支索、支柱、ステー [マスト頂上部から斜め下方に張って、マストが倒れないように 固定するための索]; 控え綱; 支柱、突っ張り.
      /étai de bas-mât: 下檣の支索(ステー).
      /étai de grand hunier: 中檣帆の支索(ステー).
      /voile d'étai: [海]ステースル [支索に張る三角帆]、支索帆.

    suteppuステップ: → emplanture: n.f.付け根; [海]ステップ、檣座(しょうざ) [マストを受ける座].



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    T
    takku[海]タック [帆の前端下隅(point d'amure)を引っ張り止める帆索]:
    /mouton: n.m.[動]羊; 羊の肉、マトン; [海]タック [帆の前端下隅(point d'amure)を引っ張り止める帆索]、斜檣(しゃ こう)の下隅索、帆綱の一種; (pl.)白波(しらなみ)、泡立つ波.

    tenkou[海]転桁(てんこう):

      /bras: n.m.腕; 人手; [動][脊椎動物の]前脚、前肢; [無脊椎動物の]腕[物をつかむ機能をもつ器官として、 例えばイカ・タコ類の腕、甲殻類のはさみ、ヒトデ類の放射部分など]; [クレーンの]ジブ; [その他、器具などの]腕、 腕木、アーム、柄; [錨の]アーム、腕(bras d'une ancre)[参照: ancre]; [海]ブレース、転桁索(てんこうさく);  [地理][河川の]支流、分流.
      ・ bras d'une vergue: [海]帆桁(ほげた)を操る綱具、帆桁の転桁索(てんこうさく).
      ・ faux-bras: n.m.[海]副転桁索; 綱具.
      /brassage: n.m.[海]転桁(てんこう)[帆桁(ほげた)を転桁索で回すこと; brasseyageともいう]; 帆桁の角度.
      /brasser: [海][転桁索で]帆桁(ほげた)を廻す、転桁(てんこう)する[brasseyerともいう]、v.i.転桁する.
      ・ brasser carré: 帆桁をスクェアヤードにする[目的語なし].
      ・ brasser en pointe: 帆桁を一杯に開く[目的語なし].
      /brasseyage: n.m.[海]転桁、[転桁索で]帆桁を回すこと(→ brassage).
      /brasseyer: v.i.[海]転桁する、[転桁索で]帆桁を回す(=brasser).
      /faux-bras: n.m.inv.[海]副転桁索; 綱具.
      /main brace: n.[海]大檣(だいしょう)操桁(そうこう)索、大檣転桁(てんこう)索.

    toganmasuto[海]トガンマスト:
    /perroquet: n.m.[海](a)トガンマスト[下から3番目のマスト] 、トゲルンマスト、後檣の第二接檣; (b)トガンスル [トガンマスト にかかる帆]、後檣の第二接檣帆、トゲルンスル [トップスルの上の帆]→ [参照]voile、voilier.

    togansuru[海]トガンスル:
    /perroquet: n.m.[海](a)トガンマスト[下から3番目のマスト] 、トゲルンマスト、後檣の第二接檣; (b)トガンスル [トガンマスト にかかる帆]、後檣の第二接檣帆、トゲルンスル [トップスルの上の帆]→ [参照]voile、voilier.
    /perruche: n.f.[海]後檣(こうしょう)のトガンスル[最上部の帆]、後檣の第二接檣帆(→ voilier); [動]インコ[小形のオウム].

    toppu[海]トップ:

      /bretèche, bretesse: n.f.[海][昔の戦艦での、武器を備え付けた]檣楼(しょうろう)、トップ; [中世での、城壁・塔などから張り 出した屋根付きの]銃眼付きの櫓(やぐら); 張り出し窓.
      /hune: n.f.[海][帆船の]トップ、檣楼(しょうろう)、檣楼トップ [英語: mast top, mast platform].
      ・ chef de hune: 檣楼係長.
      ・ feu de hune: 檣灯.
      ・ hune de vigie: クローネスト、檣頭見張り座.
      ・ hune militaire: 戦楼.
      ・ grande hune, grand-hune: メーントップ、大檣楼.
      ・ mât de hune: 第一接檣、中檣、トップマスト.

    toppu-masuto[海]トップマスト:

      /flèche: n.f.[海]トップマスト; [最高檣の]上部; 一本棒マストの先端部; [海]檣頭(しょうとう); 檣頭の帆 (=voile de flèche)[この意味ではn.m.]; [海]上檣帆; 矢; 矢印; 尖塔; [クレーン・起重機の]腕、ブーム、ジブ;  [大砲の]車尾、架尾(かび).
      ・ mât de flèche: トップマスト.
      /fougue: n.f.[海]突風、旋風、狂風; [海][後檣の]第一接檣、ミズン・トップマスト(mât [de perroquet] de fougue)、 後檣(しょう)のトップマスト、ジガー・トップマスト; 後檣帆桁(ほげた)(=vergue [de perroquet] de fougue).
      /mât de flèche: [海]トップマスト、第一接檣.
      /mât(m) [de perroquet] de fougue: 後檣(しょう)のトップマスト [参考]fougue: n.f.[海]突風.
      /mât de hune: 第一接檣、中檣、トップマスト.

    toppusuru[海]トップスル:

      /perroquet de fougue: 後檣のトップスル、後檣帆 [参考]mât de fougue: [海]後檣.
      /hunier: n.m.[海]トップスル、中檣帆(ちゅうしょうほ) → [参照]voiler.
      ・ étai de grand hunier: 中檣帆の支索(ステー).
      ・ grand hunier: メーントップスル、主檣の中檣帆.
      ・ hunier d'artimon: 後檣トップスル.
      ・ perroquet(m) de fougue: [海]後檣のトップスル [参考]fougue: n.f.[海]突風.
      ・ petit hunier: 前檣トップスル.

    toraisuru[海]トライスル:

      /benjamine: n.f.[海]大(主)トライスル、主斜桁帆.
      /cape: n.f.[海]荒天の際にできるだけ帆を少なくした状態 [荒天帆・縮帆などによる] 荒天減速航行; [古語][大檣(たいしょう・ だいしょう)の]大帆; [海][古語]斜桁帆、トライスル; ケープ(袖なしマント)、肩マント、合羽(かっぱ).
      ・ être(se mettre, se tenir) à la cape: =capéer(荒天減速航行する).
      ・ voile de cape: [海][古語]斜桁帆、トライスル.
      /goélette: n.f.[船]スクーナー、スクーナー船 [2本マスト; 縦帆]、ゴエレット船[2本マストの細長い船]; [海]トライスル [不等辺四辺形の帆](=voile goélette)、ゴエレット船の帆、縦帆.
      /misaine goélette: フォアトライスル [前檣(ぜんしょう)に取り付けた小縦帆].
      /senau: (pl. ~x)[オランダ]n.m.[海][古語]スノー船 [2本マストの横帆船の一種]; トライスル.
      ・ mât de senau: トライスルマスト、斜桁帆の小マスト.
      ・ voile de senau: 斜桁(しゃこう)帆.

    tsuna[海]: [参照]ロープ、吊り索(なわ).

      /aboutage: n.m.[海][ロープの]組み継ぎ、より継ぎ、結索、[綱の両端を]結合すること.
      /abouter: v.t.[海][ロープを]組み継ぎする、撚り継ぎする、[海][2本の綱などの両端を]撚り合わせてつなぐ(結合する);  [両端(端と端と)を]接合する.
      /affaler: [オランダ語 afhalen]v.t.[海]おろす、下げる; [ロープ・網などを海中に]引き降ろす; [索具・綱を] 弛める(ゆるめる); [綱・網を]たぐり下ろす; [風が船を]海岸近くへ吹き流す、風下の海岸へ吹き流す、岸に押しやる、 [船を]岸近くに押しやる; 座礁させる.
      ・ s'affaler: v.pr.[海]綱を滑り下りる; [船が]岸へ吹き流される; [海](s'affaler par un cordage)綱を滑り降りる、 [綱・ロープなどをつたって]滑り降りる、綱にすがって降りる; [海](s'affaler à la côte)[船が]海岸近くへ吹き流される、 岸に吹き寄せられる、岸に吹きつけられる、岸近くに押しやられる; 座礁する.
      /aganter: v.t.[船に]追いつく; [海][綱を]つかまえる、つかむ.
      /aussière: n.f.[海]大索(おおなわ).
      /bandé, e: adj.ぴんと張った.
      /bander: v.i.[綱などが]ぴんと張っている、v.t.[傷に]包帯をする; [綱などを]張る.
      /brêlage: n.m.綱で縛ること.
      ・ corde de brêlage: 繫索(けいさく).
      /bout: n.m.[海]船首、舳(へさき)(proue)、おもて; ロープ、綱(cordage); [細長いものの]先、端、先端、末端; 終わり.
      ・ bout de corde: 綱の切れ端.
      ・ passer à … un bout: …(人)にロープをもたせる.
      /brague: n.f.[海]駐退索[大砲を固定したり、あるいは大砲の発射時に反動で後退するのを抑制するロープ]、[海][火砲後座の]制動綱.

      /câblage: n.m.ロープ製造、綱製造、[太綱に]綯(な)うこと、[ロープ・ケーブルなどに] 撚(よ)り合わせること、 [糸・ワイヤに] 撚りをかけること; [ロープ・綱にする子縄・針金などの] 撚(よ)り; 鋼索のねじり方;  [海底ケーブルによる] 打電、海底電報打電、海底電線による通信.
      /câbleau: (pl. ~x)n.m.[海][ボートなどを繋ぐための、câbleよりも細い] 綱、索、小纜(こおおづな)、小錨索(びょうさく);  舫い綱(もやいづな)、係船用ロープ; 引き船用のなわ.
      ・ câble-chaîne: (pl. ~s-~s)n.m.鎖綱.
      /câblot: n.m.=câbleau.
      /chènevotte: n.f.[海]古綱切れ、古綱の切れ端.
      /congréage: n.m.[海][太綱の上に]細綱を螺旋状に巻くこと.
      /congréer: v.t.[海]細綱を螺旋状に巻く.
      /contre-tenir: v.t.[海][綱を]静かに繰り出す.
      /coque: n.f.[綱の]よれ節、よれこぶ.
      /cordage: n.m.[船の索具や機械操作などに用いられる]綱、縄、ロープ、ケーブル、(pl.)[特に帆船の]綱具、索具(→ corde);  綱で縛ること.
      ・ commettre un cordage; 綱をなう.
      ・ tirer avec un cordage: 綱で引く.
      ・ vieux cordage: [総称的]古綱の切れ.
      /cordage blanc, cordage non goudronné: タールを塗っていない綱.
      /cordage(m) morfondu: [海]古いロープを使って編み直した綱具.
      /corde: n.f.ロープ、綱、縄; [漁]トロール釣糸、流し鉤(ばり); [漁]延縄(はえなわ); [登山用の]ザイル; [楽器の]弦.
      ・ corde à nœuds: 結び目付きの吊り綱.
      ・ corde à fouet: 鞭綱.
      ・ nouer une corde: 綱を結ぶ.
      ・ tendre une corde: ロープを張る.
      /cordé, e: a.p.綱に撚(よ)った、綯(な)った<麻など>; 綱で縛った、綱をかけた.
      /cordeau: (pl.~x)n.m.細縄、細ひも、小綱; 綱、[海]引き綱(→ cordelle); [漁]底延縄(そこはえなわ)、 [浮きがなく、複数の針がついた]底釣りの糸.
      /corderie: n.f.綱製造; ロープ類製造所、製綱所、綱製造所; 製綱業; ロープ・綱類販売業; [海]綱庫、 綱置き部屋(へや).
      /cordier, ère: adj.綱類製造の; 綱類販売の、n.綱工、綱造り工、綱類製造の人、綱・縄・紐の製造人;  綱類販売の人、綱商人、n.m.[漁]延縄漁船、延縄漁夫; 流し網漁船; 掃海船.
      /cravate: n.f.ネクタイ; [海][マスト・錨などの]吊り索、スリング; [海]太綱、強い綱.
      ・ mettre l'ancre en cravate: 船尾に鎖を逆(さか)さに吊り下げる.
      /croisure: n.f.[帆桁の檣に対して]直角にすること; 綱を十字形にする所.
      /cueille: n.f.[海][帆布の]幅; とぐろ巻きにした綱.

      /décabillotter: v.t.[海][2本の綱の]端を繋(つな)ぐ留木をとる; [綱などを]留木から外す.
      /détaché(e): a.p.[舟などが]綱を解かれた; [...に]無関心な.
      /détacher: v.t.[繋(つ)がれた舟などを]解き放つ(放す)、[綱などを]解く; [留めているピン・鎖などを]はずす.
      ・ La barque s'est détachée.: [艫綱(ともづな)が解けて]舟が流れ出した.
      ・ nœud qui se détache dificilement: なかなか解(ほど)けない結び目.
      ・ se détacher: v.pr.解ける、離れる.
      /détendre: v.t.[張った綱などを]緩める; 緊張を緩和する; くつろがせる、リラックスさせる.
      /distendre: v.t.[綱などを]強く引っ張る.
      ・ se distendre: v.pr.[張られた綱などが]緩む.
      /dormant(e): a.眠っている; [水が]よどんでいる、静止した; 固定した(fixe)、n.m.[海][索具末端の; 索具の端の]固定部、 [綱の]固定部; [窓・戸などの]枠; 眠る人.
      /double: n.m.二倍; 副本; 模写、写し; [海]綱輪、バイト、n.f.[海][慰労あるいは祝日の]ブドウ酒の倍量支給.
      /doubler: v.t.[海][船の]船腹を被覆する、金属板で覆う; 2倍にする、二重にする.
      ・ doubler les cordages: [海]綱を二重にする.
      /drosse: n.f.[海]舵綱、舵鎖.



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      /égorgeoir: n.m.[海][古語]上檣帆の帆面を絞る綱.
      /embraquer: v.t.[海][綱を]ぴんと張る、[綱具を]引き張る.
      /embraquer le mou: 綱のゆるんだ部分をぴんと張る.
      /encapeler: v.t.[綱を]結びつける.
      ・ s'engager: v.pr.[綱などが]からまる、ひっかかる.
      /enganter: v.t.[海][投げられた綱などを]つかむ; [海][他の船に]追い付いて越す、[他船を]追い越す、追いかける、追い付く.
      /engourdi, e: a.p.麻痺した; かじかんだ; [海][荒天で]動けなくなった、進めなくなった.
      ・ filin engourdi: [海]かたくなった綱 [参考]filin: m.麻綱、ロープ.
      /épisser: v.t.[海][索などの両端を]撚り合わせて接ぐ.
      /étrive: n.f.[海]括着; [綱を他の物に結つけた時にできる]結び目、綱の繫ぎ目.
      ・ amarrage en étrive: [海]ハーフクラウンシージング.
      /étriver: v.t.[海][綱を]十字に繫ぎ合わす、活着する、括着する、v.i.[綱が]交錯する、括着・活着される.
      /fatras: n.m.[船の]古綱.
      /filer sa glène: 巻き綱を繰り延ばす.
      /filin engourdi: [海]かたくなった綱 [参考]filin: n.m.麻綱、ロープ [参考]engourdi, e: adj.[海][荒天で]動けなくなった;  麻痺した、しびれた.
      /foirer: v.i.[綱の]端がほぐれる.
      /fourrure: n.f.[海][索などの]被覆用の古綱、古ぎれ.
      /fune: n.f.[海]綱.
      ・ fune de seine: 地引網の引き綱.
      ・ fune de tente: [テントの]張り綱.
      /funin: n.m.[海]瀝青(れきせい)・チャン・タールを塗っていない綱・ロープ・麻索.

      /galoche: n.f.[海]切り欠き滑車、切欠滑車、開閉せみ; 止め楔(くさび)、網掛け; [耳形の]索止め、耳形綱止; 板底の靴、木靴.
      /gambiller: v.i.[海]綱にぶらさがって進む; [海][帆の]向きが変わる(=gambeyer, gambéyer)、[縦帆が]急に向きを変える.
      ・ se gambiller: v.pr.[海]綱にぶらさがって進む.
      /garant, e: n.保証人、n.m.保証、担保; [海]複滑車の綱、[滑車の]動索、ロープ; [引き綱の]遊端; [海]巻き揚げ機の索の端.
      /garcette: n.f.[海][水夫を罰するのに用いられた]解いた古綱で作った小さい綱; [2つの綱などを結びつける]小綱.
      ・ garcette(f) de ris: 縮帆索.
      /garochoir: n.m.[海]二子綱.
      /genope: n.f.[海]止め索、括索.
      /genoper: v.t.[海]括索で止める、v.i.[綱が]引っ掛かる、動かなくなる.
      /gerseau: n.m.(pl. -x)[海][補強用の]滑車綱、[滑車の]帯索.
      /glène: n.f.[海]巻き綱.
      /glèner: v.t.[綱を]環形に巻く.
      /grelin: n.m.[海][係留用の]太綱、ロープ[câbleよりも細い]; 小索、引き綱.
      /grelin de remorque: 曳(ひき)綱、曳船索.
      ・ s'amarrer avec quatre grelins: 四本のともづな(纜)でしっかり繋(つな)がれる.
      /halin: n.m.曳船綱、[引き船用の]綱(ロープ)、[網の]曳綱.
      /hanet: n.m.[海]縮帆索; [ハンモックの]締め索; テント索.

      /lacer: v.t.[帆を]紐で結ぶ; [海][綱を]巻き付ける; [綱を]作る.
      /lacet: n.m.[海][補助帆を主帆に結ぶ]綱; [靴・コルセットなどの]紐(ひも).
      /laguis: n.m.[海]一端に輪差(わさ)のある綱 [注]輪差: ひもを輪の形に結んだものをいう.
      /lâcher: v.t.[綱などを]緩める・弛める(ゆるめる); 解く; …を放す; 放つ; [水などを]放出する; [水門・栓を]開く; 放棄する、 v.i.[綱・なわなどが]ゆるむ、切れる.
      ・ lâche: adj.[結び目などが]ゆるんだ、緩い(ゆるい)、弛んだ(ゆるんだ)、たるんだ.
      ・ lâchement: adv.ゆるく→ corde lâchement nouée: ゆるく結んだロープ.
      ・ lâchement: n.m.[ロープなどを]ゆるめること.
      ・ lâcher la corde: 綱を緩める.
      ・ lâcher les amarres: 舫(もや)い綱を解く.
      ・ se lâcher: v.pr.ゆるむ.
      /laisser venir un câble: [海][ヨットなどで]ロープを[急に締めずに]遊びをもたせてたぐる [参考]laisser: v.t.残す、 置いておく; させておく.
      /largue: adj.[海][綱などが]弛(ゆる)んだ、ぴんと張っていない.
      /larguer: v.t.[海][綱・索・ロープを]弛(ゆる)める、緩める; [舫索(もやいづな)・纜(ともづな)を]解く、ほどく;  …のロープをほどく、[帆の]綱を解く、[帆を]揚げる、広げる、拡げる; 放す、解き放す、v.i.[海][船板の合わせ目・継ぎ目 などが]割れる、弛む、ゆるむ; 縫い目が口を開ける.
      /ligne: n.f.[紙などに引かれた] 線、ライン; [分割・境界などの]線; [バス・鉄道などの] 路線; 航路; 釣り糸; [糸のついた]釣り竿(=ligne de pêche)、釣り竿一式; 電線; 電話線; [海][特に先端に器具のついた] 綱;  [軍]戦列、戦線; 赤道(=ligne équatoriale).
      /liure: n.f.[海][船の2つの木材を縛る; 船の2つの部材を結びつける]索、綱、鎖; [船具結束用の]索、鎖.
      ・ faire la liure(les liures)liure du beaupré: 第一斜檣を綱で船首材に固定する.
      ・ liure du beaupré: 第一斜檣係索(係鎖).

      /mâché(e): a.p.[綱などが]擦り切れた、摩損した.
      /manille: n.f.[海]マニラ・ロープ.
      /manoque: n.f.[30ないし60尋(ひろ)の]綱の束.
      /mollir: v.i.[海][風が]弱まる、和らぐ、鎮まる; [綱などが]たるむ、弛む(ゆるむ); [潮が]退(しりぞ)く、v.t.[海][ロープ・ 綱・綱具などを]緩める、弛める; [舵を]もとに戻す; 漕ぎ幅を縮める.
      /moucher: v.t.[…の]はなをかむ; [綱などの]ほつれた端を切る.
      /mouchure: n.f.[綱の]切れ端; 鼻汁.

      /passeresse: n.f.[海][帆を縮める時、大綱を滑車に通す時などに用いる]小綱; 補助綱具; 横帆(おうはん).
      /passe-rivière: n.f.(pl. ~-~s)渡河(とか)用の長綱.
      /patte[-]d'oie: (pl. ~s[-]~)n.f.[海]三叉の綱、[三角形に置かれた係留索への]船の係留; [道路の]分岐点、交差点.
      ・ cordage en patte-d'oie: [海][甲板天幕の穴を通って物を支える]つり索.
      /paumoyer: v.t.[海][ロープ・綱・チェーンなどを]手繰る(たぐる)、[手でロープを]手繰る・巻き込む、曳く;  [掌(たなごころ)革を使って革を]縫う.
      ・ paumoyer la toile: 帆をたぐり寄せる(畳む).
      ・ se paumoyer: v.pr.綱によじのぼる.
      /peigner: v.t.櫛でかく、くしけずる; [海][綱の]端を解く.
      /plantage: n.m.植え付け; [海]製綱杆(かん).
      /plet: n.m.[海][綱の]一巻き.

      /raban: n.m.[海][繋留・係留・固定用の]綱、ロープ; [ハンモックの]ひも; [漁]固定網の支索.
      /rabaner, rabanter: v.t.[海]綱でしばる、ロープで繫ぐ; [捲きあげた帆を]括帆索(かっぱんさく)でくくる、 [帆を]帆架に巻く.
      /raideur: n.f.[綱が]ぴんと張っていること; 剛性、剛度; 硬直; 堅さ.
      /raidir: v.t.[綱を]ぴんと張る(伸ばす); [態度などを]固くする、硬化させる.
      ・ raidir une corde: 綱をぴんと張る.
      ・ se raidir: v.pr.[綱が]ぴんと張られる; 固くなる、こわばる.
      /ralingue de chute: 後縁の帆縁綱(ほえんづな).
      /rentrer: v.t.入れる; [海][綱を]巻きあげる、[錨・オールを]あげる、v.i.[助動詞はêtreをとる]再び入る.
      /retenue: n.f.[海]支索、張索、ガイ; [海]錨索(びょうさく)(=câble de retenue)、[錨の]張り索; [海]綱、控え綱; [疏水(そすい)の]両閘門の間; [川の]堰き止め; [法]留置; 保留; 自制、節制、控え目; [俸給などでの]天引き、控除.
      /ripage: n.m.[潮流が相会して生じる]大波; [海][綱・綱具・錨綱などが]はずれること; [海][積み荷の]横ずれ、 [荷を]滑らせて移すこと; [研磨具(ripe)による]研削(けんさく)、研磨、削ること; [自動車の]横滑り、スリップ.
      /riper: v.t.[海][索具・綱・鎖などを]滑らせる、[錨から鎖などを]外す; [削り具(ripe)で]削る、磨く;  [重い物などを]ずり動かす、滑らせて移す(運ぶ)、位置をずらせる、v.i.滑る、横滑りする; [海][索具・木材などが]擦れあって動く; [船荷が]ずれる、移る.
      /rouer: v.t.[古語][綱を]渦巻状に巻く、輪形に巻く→ roue de câble: どくろ巻きにした索.

      /sciasse: n.m.[海]綱をなう原糸を延ばすために使う索環のついた綱、よりこ枠止めの綱.
      /serre-bosse: n.m.inv.[海]繋錨綱.
      /taquet: n.m.[海][耳形の]索止め、[耳形の]綱止め、クリート、綱止め杭、索止め具; [各種の]止め具、止め金、止め木; [家具などを安定させるための]つっかい、支材、くさび; [足場の]歩み板、桟橋.
      /tendeur: n.m.綱(線)引張器、張線機(ターンバックル・引き締めネジ)、張綱機; ベルト締め.
      /tendre: v.t.[帆・網・テントなどを、広げて]張る、広げる; [綱・紐(ひも)・弦などをぴんと]張る; [網・罠(わな)などを] 仕掛ける; [壁掛けを]掛ける; [壁紙を]張る.
      /tendre les voiles: 帆を張る.
      /tendre une chaîne: 錨をぴんと張る.
      /tendre une corde: 綱を張る.
      /tendre un filet: 網を仕掛ける、網を張る.
      /tire-veille, tire-vieille: n.m.inv.(pl. ~-~[s])[複数不変][海][舷梯(げんてい)などの側に張った綱]手すり綱、手摺綱、梯綱、 マンロープ; (pl.)[小舟の]舵軛(だやく)索、舵取り綱、舵柄(だへい)綱、舵綱.
      /tordage: n.m.[綱を]綯(な)うこと、撚ること、[糸を]なうこと(撚ること)、; [織]撚糸(ねんし)(=moulinage)、より糸;  糸の撚り方.
      /toron: n.m.[綱の]子縄(こなわ)、絢(こ).
      /toronner(v.t.)[綱を]綯(な)う.
      /trélingage: [イタリア語]n.m.[海]マストの両側の横支索を繋ぐ太綱(ふとづな)、大綱、キャットハーピン [横静索を引き締める ためのロープ].
      /trélinguer: v.t.[海][横支索を]太綱で補強する; [海]大綱をとりつける; [船を]岸に引き上げる; [修繕のため船を]傾斜させる.
      /trévire: n.f.[海]丸太掛け、丸太がけつり綱、丸太がけの綱 [樽・丸太などのような重いものを傾斜面を使って上げ下げする のに用いる]、[重い物を上げ下げする]掛縄.
      /trévirer: v.t.[海][樽などを]丸太がけの綱で上げる(下げる)、[丸太掛けで]揚げ降ろしする.
      /tronche: n.f.丸太; 切り株; [海][綱の]端.
      /vérine: n.f.[海]羅針盤灯、羅針盤燈(=verrine); [海][船の鎖を曳くための]鈎(かぎ)付きの綱・麻綱、フックロープ [先端に鉤(かぎ)のついた麻綱; 錨鎖の操作に用いる].
      /verloquet: n.m.[海]綱.



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    tsunagu綱具: [参照]索具(つなぐ・さくぐ).

      /agrès: n.m.pl.[海]綱索類、操帆装置、操帆具、綱具、索具 [帆・綱・滑車など]; [海]船具、艤装品(ぎそうひん); 荷役用具;  [軍]大砲操作用具.
      /bastague: n.m.[海]ランナー・アンド・テークル [動滑車と静滑車を組み合わせた綱具].
      /bras d'une vergue: [海]帆桁(ほげた)を操る綱具、帆桁の転桁索(てんこうさく).
      /capelage: n.m.[海][集合的][マスト・帆桁・帆架などに取り付けられた] 綱具装置、索具、索具装置、索環;  [マスト・帆架などの]索具の取り付けられる場所.
      /capeler: v.t.[海][マストなどに] 索具・綱具・索環を装着する(取り付ける); [綱・綱具を]輪にして巻きつける;  [帆架の環を]調整する; [すっかり]覆う、包む.
      ・ capeler une vergue avec une estrope: 帆桁に索環を取り付ける.
      ・ voile capelée sur une vergue: 帆桁に巻きついた帆.
      /cordage: n.m.[船の索具や機械操作などに用いられる]綱、縄、ロープ、ケーブル、(pl.)[特に帆船の]綱具、索具(→ corde);  綱で縛ること.
      /décapelage, décapèlement: n.m.[海][檣・帆桁から]索具(つなぐ)を外すこと、[檣からの]綱具おろし.
      /décapeler: v.t.[海][檣・マスト・帆桁(ほげた)から]索具を取り外す、[檣の綱具を]おろす; (décapeler de double d'une amarre)大索(おおづな)の耳を外す.
      /décapeler un mâtマストから索具を外す.
      /encapeler: [海]v.t.[綱を]つなぐ(繋ぐ).
      /funer: v.t.[海][帆柱などに]綱具をつける.
      /gourdin: n.m.[海][古語][ガリー船の]小さい綱具[帆を船の内部へ引くためのもの].
      /moque: n.f.[海]一つ目環(わ)[綱具連結環].
      /palombe: n.f.綱を縒(よ)るときに使う綱具.
      /passe: n.f.[海][港内の]航路筋、澪(みお); 瀬戸; [海][綱具の]巻きつき.
      /redresse: n.f.[海][修理のため横倒しにした船の]引き起こし用の綱具.
      /touline: n.f.[海]綱具; 曳索; 投げ綱.

    tsunaguruma綱車(つなぐるま):

      /molette: n.f.[機械類の]ぎざぎざのついた回転部; [採鉱]巻き上げ滑車、綱車、櫓(やぐら)車.
      /réa: n.m.[滑車の]綱の架かる心車、綱車、溝車.
      /rouet: n.m.[滑車の]ロープ車、綱車 [ロープを巻き付ける心車]、[滑車の]シーブ; [海][荷揚げマストの]大滑車;  [昔の]紡(つむ)ぎ車、糸車(いとぐるま); 小車輪.
      /sep: n.m.[海]綱車の留め木.
      /traîne: n.f.引くこと、引きずること、引きずられること、曳くこと; [漁]曳き網、地引き網、引き縄; 綱巻き車; [海]曳航物;  [雲の]たなびく尾.

    tsunawa[海]索輪(つなわ): estrope(f).

      /boucle: n.f.締め金、留め金、帯留、バックル; [海]綱環、[なわの端の]小環; [金属・紐(ひも)・糸などを巻いて作った]輪;  輪、環; [エイなどの]イボ状の小棘(しょうきょく).
      /erse: n.f.[海][滑車などの]帯索、帯綱、ストロップ、滑車索; [海]索環、グラメット.
      /erseau: n.m.(pl. ~x)[海][オールをオール受けに留める]小索環、索環、グラメット、グロメット.
      /estrope: n.f.[海]索(さく)輪、索環、索(つな)輪、帯索、ストラップ.
      /estroper: v.t.索環をつける、帯索をつける.

    tsuriduna吊り綱: [参照]吊索(つりなわ)、吊り索.

      /araignée: n.f.[動]クモ、蜘蛛; [漁]刺し網; [長方形の]漁網、漁網の一種; 蚊針、毛針、蚊鉤、擬餌針(=mouche araignée); [海][天幕・ハンモックなどの]吊り綱、吊るし索; つるべ釣り; 浚渫機(しゅんせつき); かすみ網.
      /corde à nœuds: 結び目付きの吊り綱.
      /cravate: n.f.ネクタイ; [海][マスト・錨などの]吊り索、スリング; [海]太綱、強い綱.
      /élingue: n.f.[海][荷役用の]吊(つ)り索、吊り綱、吊り鎖、掛け鎖、[滑車と環付きの]吊綱; [ボートを海へ降ろすための] ボートロープ; 綱製造に用いる綱具.
      /élinguer: v.t.[海][吊り上げる荷などに]吊り索(鎖・綱)をかける、吊り索で吊り上げる、吊り下ろす.
      /patte: n.f.[海][錨の]爪、錨爪(いかりづめ)、錨鉤(かぎ)(=pattes d'une ancre); [肉を吊るす]かけ鉤;  [獣・鳥・虫などの動物の]脚、肢(あし).
      ・ patte d'élingue: [2つの鉤で樽を吊り上げる]吊り綱.
      ・ pattes d'embarcation: [ボートを吊るす]吊り綱.
      /patte[-]d'oie: (pl. ~s[-]~)n.f.[海]三叉の綱、[三角形に置かれた係留索への]船の係留; [道路の]分岐点、交差点.
      ・ cordage en patte-d'oie: [海][甲板天幕の穴を通って物を支える]つり索.
      /suspensoir: n.m.[医学]つり帯; [海][帆桁(ほげた)の足場の]つり鉤(かぎ)、つり帯.
      /suspente: n.f.[海][帆桁(ほげた)をマストに止める; 重い物を持ち上げる時に用いる]吊り索、吊り鎖、[帆桁の]吊架索;  [パラシュート・気球の]つり索.
      /trévire: n.f.[海]丸太掛け、丸太がけつり綱、丸太がけの綱 [樽・丸太などのような重いものを傾斜面を使って上げ下げする のに用いる]、[重い物を上げ下げする]掛縄.
      /trévirer: v.t.[海][樽などを]丸太がけの綱で上げる(下げる)、[丸太掛けで]揚げ降ろしする.

    tsurinawa吊索(つりなわ)、吊り索:

      /balancine: n.f.[海][帆架の檣頭への]吊索(つりなわ)、吊鎖、[帆桁(ほげた)の]吊りロープ、吊りなわ.
      /brayage: n.m.つり索(なわ)で縛ること、吊索具.
      /braye: n.f.つり索(なわ)、滑車索; 捲き揚げ機.
      /brayer: v.t.[つり索で]吊り上げる、[綱で]引き揚げる.
      /chaise: n.f.[海]吊索(つりなわ); [一般的に、背付きで肘掛のない]椅子(いす).
      /cordage en patte[-]d'oie: [甲板天幕の穴を通って物を支える]つり索 [参考]patte-d'oie, patte d'oie: n.f.(pl. ~s-d'oie, ~s d'oie)[海][三角形に置かれた係留索への]船の係留; [船]三叉の綱.
      /écharpe: n.f.(écharpe d'un grue) 起重機のジブ; つり索(鎖).
      /patte(f) d'élingue: [海][2つの鉤(かぎ)で樽を吊り上げる]吊綱.
      /pattes d'embarcation: [ボートを吊るす]吊綱.
      /suspente: n.f.[海][[帆桁などの]吊索、吊鎖.




    U



    V



    W



    X



    Y
    ya-do[海]ヤード: [参照]帆桁.

      vergue[vergeのノルマンディ形]: n.f.[海]帆桁(ほげた)、ヤード、帆架(ほげた).
      /appuyer les vergues: [風に対して]帆桁を補強する.
      /avoir [le] vent sous vergue, être vent sous vergue: 追い風を受ける、追い風を帆に受ける.
      /être vergue à vergue: [2隻の船が]帆桁が触れ合うほどに接近している.
      /fuée de vergue: [海]帆桁の端 [参考]fusée: n.f.[機・工][車軸の]端、心棒.
      /grande vergue: 大檣(だいしょう)下桁(こう)、大檣の桁(けた).
      /mauge, maugère: n.f.[海][帆架などに取り付ける]真鍮具.
      /mettre les vergues en croix: [海]帆桁を横に置く.
      /mettre les vergues en pantenne: [弔意を表して]帆桁を傾ける、[帆桁を傾けて弔意を表す.
      /vergue sèche: [海]帆を付けない帆桁 [sècheはsecのf.].
      /vergues en pantène(pantenne): 弔意を表するために傾けられた帆桁.




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