東京新宿区の国立国際医療センター内に展示されている第五福龍丸の模型。その展示パネルには次ぎのような説明文が 添えられている。

         この船(第五福龍丸)は、マグロ漁船で遠洋漁業に従事していましたが、1954年(昭和29年)3月1日に太平洋 ビキニ環礁で米国の水爆実験による被災を受け、乗組員23名は放射線を帯びたサンゴの破片(死の灰)を浴びました。
         焼津に帰港後、乗組員は急性放射線障害と診断され、東京大学医学部附属病院に7名、国立第一病院(現国立国際医療 センター)に16名が収容され治療が施されました。
         第五福龍丸が遭遇した悲劇は、放射能による地球環境汚染、さらには戦争での核兵器大量使用による人類の滅亡という 危険を改めて全世界の人々に示し、警鐘を鳴らしました。
         この事件をきっかけに原水爆禁止を求める世界的な署名運動が始まりました。この模型は、第五福龍丸の乗組員から 寄贈されたものです。

    「核抑止論」という考え方がある。ある核保有国が他の核保有相手国に核先制攻撃を行えば、 その報復措置として核による反撃を受ける。
    たとえその相手国が非核国であったとしても、その同盟国らから核攻撃を受ける恐れがある。
    この恐怖が核兵器使用を抑止させるという。
    世界人類はこのような「恐怖の論理」に自らの生存を託しているのであろうか? 
    人類が目指すべき羅針盤の方位は 人類滅亡を賭し続けることになる「核抑止論」ではなかろう。
    そのあるべき方位は「核兵器の廃絶」であることに疑いの余地はない。

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    1. [拡大画像(x21648.jpg)][拡大画像(x21649.jpg)][拡大画像(x21650.jpg): 英語説明書き][拡大画像(x21651.jpg): 日本語説明書き]
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