一枚の特選フォト⌈海 & 船⌋
「メイフラワー・ステップス」/「メイフラワー号」で新大陸をめざした
ピルグリム・ファーザー (清教徒一団) [英国プリモス]
英国南西部コーンウォール半島に位置する古い港町プリモスは歴史上記録に残るいろいろな航海の起点となった。 * 「ゴールデン・ハインド号」 (航海出港当初は「ペリカン号」と呼ばれた) によるフランシス・ドレーク船長の世界周航の船出。 人類史上初のマゼラン船隊による世界周航に次ぐもの。 * イギリス海峡を北東へ進航するスペイン無敵艦隊を追尾し、フランスのカレー沖海戦にて大勝利を収めた英国艦隊 (ハワード 提海軍司令長官、ドレーク提督らが率いる)。このプリモスから出撃する。歴史上「アルマダの海戦」と称される。 * キャプテン・クックの探検航海の船出。 * チャールズ・ダーウィン、「ビーグル号」にてプリモスから船出。 * 清教徒250名の一団 (いわゆる「ピルグリム・ファーザー」 (Pilgrim Fathers) が新天地をアメリカ大陸に求めて、 「メイフラワー号」にて1620年に船出したのもこのプリモスからである。 [英国プリモスからの歴史的航海の出航略史はこちらです] 画像は、「ピルグリム・ファーザー」がプリモスから船出したのを記念して造られたメイフラワー号への階段「メイフラワー・ ステップス (Mayflower Steps)」である。清教徒たちの新大陸への「門出の門」、「船出の門」を表す。 「1620 - 'Mayflower Pilgrims' sail aboard the Mayflower to start a new colony in New England. They sail from Plymouth because one of their ships is leaking and needs repair. On arrival they settle in a place already called 'Plimouth'.」
銘板には次のように記されている。
[参考] mayoralty: n.市長の職.
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2. 背後に見えるのは17世紀中頃にチャールズII世によって築造された要塞「ロイヤル・シタデル (Royal Citadel)」。 [拡大画像: x25457.jpg]
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B B. サットン・ハーバー (Sutton Harbour) の西側に旧市街地バービカン (青色部分) が広がる。その南側にあるのが要塞の シタデル (ピンク色) である。 [拡大画像: x25414.jpg] |