一枚の特選フォト「海 & 船」
建造中の弁才船(画)と「みちのく丸」(写真)
神奈川大学日本常民文化研究所(横浜市神奈川区)において「和船の構造と技術」と題する展覧会が2017年1月30日~3月17日まで開催された。
画像 1 は、浜の造船場で弁才船を建造している様子を描いた風景画である。キャプションには、「Francis L. Hawks, "Narrative of the Expedition of on American Squadron to the China Seas and Japan" Vol. 1 1856年 横浜開港資料館蔵(ブルームコレクション)」 と記されている。 画像 2 は、建造中の「みちのく丸」を切り撮った写真である。
画像 3 の展示パネルの「和船を造る」に記される説明書きの概要は以下のとおりである。
漁船の場合は、上棚を接合することで船体主部は完成する。弁才船の場合は、これに上部構造を構築する。舷側の上部には垣立 (かきだつ) が、 また後部に轆轤 (ろくろ) と乗組員居住区となる櫓が設けられる。 1.[拡大画像: x27616.jpg][拡大画像: x27614.jpg] 2.[拡大画像: x27615.jpg] |
5 2. 槙肌 (まきはだ)。 [拡大画像: x27619.jpg] 3. 「船釘の使用方」 [拡大画像: x27618.jpg] |