一枚の特選フォト「海 & 船」
ポルトガル探検航海家ジョアン・ゴンサルヴェス・ザルコの立像
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1. 撮影年月日: 2018年9月22日 2. 撮影場所: ポルトガル、リスボン、海洋博物館Museu de Marinha - Maritime Museum, Lisbon, Portugal 3. ジョアン・ゴンサルヴェス・ザルコ(Joãn Gonçalves Zarco; 1390年頃~1470年頃)はエンリケ航海王子 (Prince Henry, Infante D. Henrique) に仕えた貴族であり、探検航海家である。 船団を率いてアフリカ西岸域を探検した彼は、1419年にトリスタン・ヴァス・テイシェイラ(Tristão Vaz Teixeira)と共にポルト・サント島 を、次いで1420年にマデイラ島(Islands of Porto Santo and Madeira)を発見した。かくして、ポルトガルの船団としては初めてマデイラ 諸島に到達した。そして、ザルコはテイシェイラと共にマデイラ諸島の植民地化を行なった。 さらに、ザルコはヨーロッパ人としては初めてコンゴ川 (Congo River) 河口を1482年8月に発見した。そして、その地にその地域に対する ポルトガル王の支配を示す石柱 (stone pillar) を建てた。その後も、現在のアンゴラの海岸を南下し、サンタ・マリア岬 (Cape Santa Maria; 南緯13度26分) で第2の石柱を建立した。立像の製作: 1948年Canto da Maiaによる。 [2018.10 記]
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