一枚の特選フォト「海 & 船」


One Selected Photo "Oceans & Ships"

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マンボウの生体標本

マンボウはフグ目マンボウ科の魚。温帯から熱帯の海に棲息する。硬骨魚としては地球上で最も重い魚である。 因みに、体重は最大2トンにもなる。魚体の後ろ半分が切り取られたように見える魚形が特徴の一つである。 全長は3mほど。背中(上方)にあるのが背びれ、腹に(下方に)あるように見えるのが尻びれである。

    驚くのは大型の雌のマンボウが産む卵の個数とその生残率である。卵の大きさはわずか1.5mmほどであるが、産卵数は 3億個といわれる。卵は海中に漂い流れているために、その99.999999%が捕食されたり、 自然死したりするので、成魚になれるのは、何と2匹程度といわれる。マンボウが成魚になれるのは 奇跡に近いという訳である。(説明パネル参照)

    [撮影年月日:2019年6月30日/撮影場所:川口市立科学館(Kawaguchi Science Museum)「この夏、海に行ってみよう」特別展] [拡大画像: x28661.jpg]



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