一枚の特選フォト「海 & 船」


One Selected Photo "Oceans & Ships"

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古代ザメ「メガロドン」 (復元模型)

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画像は巨大な歯をもつ古代ザメの「メガロドン」。メガロドンは、太古の昔、中新世時代の海に生息していたという。その全長は 10メートルを超えていたという。鯨とともにメガロドンの歯の化石が多く発見されていること、また鯨の化石にメガロドンの歯による 噛みあとが残っていることから推察して、メガロドンは鯨を主に捕食していたと考えられている。

サメの歯の化石は一本ずつ発見されることが多いが、埼玉県では1989年に世界的に珍しい発見がなされた。即ち、73本もの歯がまと まって発見された。そして、その歯の大きさを基に顎の部分が復元された。その復元された大きさの顎の噛む力は大よそ20トンと 考えられ、肉食恐竜として有名な「ティラノサウルス」をはるかに上回ると言われる。

学名は「カルカロドン・メガロドン」といい、ネズミザメ目ネズミザメ科に属する。生息地は、比較的暖かい、約500~2400万年前の 大昔の海とされる。埼玉県で発見された個体から推定される大きさとしては、全長12~13mである。以上、特別展の展示パネルを参照。 [撮影年月日:2019年6月30日/撮影場所:川口市立科学館(Kawaguchi Science Museum)「この夏、海に行ってみよう」特別展] [拡大画像: x28664.jpg]


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