一枚の特選フォト「海 & 船」


One Selected Photo "Oceans & Ships"

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御座船のモニュメントと常夜灯 [新潟・佐渡の赤泊にて]

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画像1は新潟・佐渡の赤泊港の赤泊総合文化会館前に建てられた御座船のモニュメントと常夜灯である。画像2は赤泊漁港風景である。 画像正面中央部最奥に同文化会館が、最右端の山上に「城の山公園展望台」が建つ。

平成5年3月佐渡市によって設置された画像1の「佐渡奉行渡海の御座船」と題するモニュメントの銘板には、次のように刻まれている。

「佐渡金山隆盛時の正徳4年(1714)幕府の天領であった佐渡の奉行が二人制となり、渡海の出港地も出雲崎から寺泊に変わった。 以後幕末まで奉行が佐渡へ赴任する時は、寺泊から赤泊に渡るコースがとられた。奉行の乗った船には4畳の仕切があり、葵の御紋 がついた帆を張って、朝五ツ(午前八時)頃寺泊港を出航し、七ツ(午後4時)頃赤泊港へ着いた。我先にと引船役をかって出迎える 漁師衆や歓迎の村人らで港は賑わった。その晩奉行は赤泊に泊まり、翌朝相川へ向かったという」

画像1の常夜灯右側の山上に建つのが「城の山公園展望台」。モニュメントのすぐ傍には、「赤泊郷土資料館」が併設される「赤泊総合 文化会館」が建つ。毎年8月1日には、赤泊港内に大きな浮体式土俵を浮かべ「海上大相撲」が大々的に開催される。

[撮影年月日:2020.10.21/撮影場所:佐渡・赤泊港にて]
1. [拡大画像: x28693.jpg]
2. [拡大画像: x28694.jpg]

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1. 佐渡汽船のフェリーが新潟・寺泊と佐渡・赤泊とを結ぶ。
2. 御座船モニュメントの傍で見かけたマンホールの蓋。赤泊のシンボルとされる御座船もデザインされている。


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