一枚の特選フォト「海 & 船」
河村瑞賢の肖像画と事績(航路開拓など)
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新潟県佐渡島南西部の小木(おぎ)半島の海沿いに位置する宿野木は、その昔北前船の船主・船大工らが多く暮らしていた裕福な
集落であった。その宿根木に「佐渡国小木民俗博物館」が建つ。復元された千石船「白山丸」の展示館も併設されている。
画像は、同博物館に展示される河村瑞賢(1618年~1699年)の肖像画である。図画の言われの説明はないが、瑞賢は江戸時代、幕府の命により日本沿岸の航路や港の
整備・開拓に取り組んだ。いわば日本沿海航路整備のパイオニア的人物であった。
展示パネルには、瑞賢の事績や航路整備の背景、手法などを簡潔に説明している。その内容紹介に当たり、正確性を期すために以下の通り原文の
まま記す。
[撮影年月日:2020.10.21/撮影場所:「佐渡国小木民俗博物館・弁才船「白山丸」展示館」、新潟県・佐渡・宿野木] |