一枚の特選フォト「海 & 船」
「神戸築港資料館 ピアしっくす」の展示概要 [2020年10月訪問]
画像は神戸市中央区小野浜町7-30の近畿地方整備局神戸港湾事務所敷地内にある「神戸築港資料館ピアしっくす」の館内展示風景である。
中世・近世から近・現代にいたるまでの神戸築港や港町としての発展の歴史、港の役割などを多くの写真、図絵、パネル、模型、
ビデオなどをもって紹介する。
1階展示コーナーでは主に神戸港の近現代の港湾整備計画の歩みや現況について多くのパネルなどをもって紹介する。
主要な具体的展示内容は以下の通りである。
図絵: 「イラストレイテッド・ロンドン・ニューズ」に掲載された神戸開港 (1868年) の様子を伝える図絵、幕末の頃などの神戸漁場・生田浜・大阪渡海場・兵庫津や神戸村・湊川川尻・高浜(北前船の船囲場)・和田御崎などの図絵、 「摂州神戸海岸繁栄図」 (長谷川小信・作/明治初期)、神戸築港変遷略図絵(慶応3年~昭和45年). 地図: 大正中期から昭和中期にかけての神戸港の古地図3葉. パネル(中世・近世の兵庫津): 平清盛と大輪田泊(おおわだのとまり)改築や人工島「経ヶ島」 (きょうがしま) の 建設パネル、足利義満と兵庫津・日明貿易に関するパネル、江戸時代の兵庫津や高田屋嘉兵衛の弁才船・海運業に関するパネル. 模型: 未来のターミナル模型、日本初の築港のための鉄筋コンクリートケーソン製作に活躍したL型浮ドックの模型、海面清掃兼油回収船模型、船具の展示. その他: 神戸港修築の歴史、神戸港・築港へのあゆみ年表(1173年~2004年)、震災資料(M7.2の直下型大地震「阪神・淡路大震災」、 復旧・復興への取り組みなど)、神戸港湾事務所の仕事(港の整備、環境保全の取り組みなど)、みなとの情報(パンフレット、写真集、図書資料 など) [撮影年月日:2020年10月8日/撮影場所:神戸市中央区小野浜町7-30 近畿地方整備局神戸港湾事務所敷地内「神戸築港資料館ピアしっくす」] [z23738.jpg][拡大画像: x28853.jpg] |
神戸築港の変遷略図 |