一枚の特選フォト「海 & 船」
新河岸川荷船の各部名称図
画像は同館に展示される新河岸川荷船の各部名称図である。「帆柱」と題する展示パネルには概略次のような説明書きがある。 帆柱の長さは9.5m。荷船は、風向きの良い時には白い帆を張り、風の力を使って航行していた。帆柱はシンヅカと称される二本の柱を支えに して立てられ、先端に取り付けられた滑車を使って帆綱を引き、帆桁に取り付けた帆を引き上げる。帆は数枚の長い布を 繫ぎ合わせて作られていた。展示される帆柱の寄贈者: 大河内啓一氏 (川越市)。
・ セミ: 帆の操作用滑車 ・ ウチマワシ: 帆桁を帆柱にそえる ・ カンザシ ・ 帆桁 ・ 帆柱、帆 ・ 帆綱 ・ サナイタ: 荷の間の床板 ・ ジャバラ: 補強材 ・ イカリ用鉄輪 ・ イカリの間 ・ 荷の間: ドウの間 ・ ミヨセ: 船首材 ・ セジ: 居住所 ・ コベリ: 棹を使う所 ・ 帆足 ・ シンヅカ: 帆柱立副木 ・ ハサミ ・ トモヅカ: 船尾帆柱受 ・ 舵取り棒 ・ カジトコ ・ オカジ ・ フナバリ: 横の強さを補うハリ ・ オオコベリ ・ シキ: 船底板 ・ カワイタ: 上部外板 ・ 荷の間: トモの間 ・ カジキ: 下部外板 ・ オオドモ ・ トモセ: 船尾板 ・ 便所 辞典内関連サイト: 新河岸川荷船の舵(荷船各部略図含む)
[撮影年月日:2020.8.9/撮影場所: 埼玉県ふじみ野市立福岡河岸記念館][拡大画像: x28888.jpg] |