一枚の特選フォト「海 & 船」
外輪蒸気船
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千葉県立中央博物館大利根分館では、外輪船「通運丸」の航路図の展示と共に、利根川の舟運についてざっくりと紹介されている。
即ち、利根川の水運は、江戸へ人や物資を輸送することで近世以降大変盛んとなった。道路網が発展していなかったかつての時代には、
舟利用による往来・輸送が最も利便であった。明治時代になると、従来活躍していた高瀬舟の他に、動力を用いた船が内陸水運に導入され、
水運の画期的発展を見た。その後、鉄道網や陸橋が整備されるようになると、水運は衰退の道を歩み始めた。
画像1は利根川水系の舟運に導入され活躍した「通運丸」の模型(1/25大)である。そのキャプションによれば、「内国通運(日本通運の前身)の蒸気船で、明治11年(1878)より 利根川水系に就航しました。長さは約20メートルあります」と記される。 下図2-4は「外輪船「通運丸」の航路図」: 航路は明治44年(1911)当時のもの。
[撮影年月日:2019.8.8/画像1-4出典: 千葉県立中央博物館大利根分館][拡大画像: x28948.jpg] |
2 3 4 2. 「外輪船「通運丸」の航路図」の全体画像 [拡大画像: x28959.jpg] 3 .関東西域航路図 → 拡大画像(z23922.jpg)をご覧ください。 [拡大画像: x28957.jpg] 4. 関東東域航路図 → 拡大画像(z23924.jpg)をご覧ください。 [拡大画像: x28958.jpg] |