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オーストラリアのシドニーのダウンタウンにある「サーキュラー・キー」(Circular Quay)からフェリーで「ポート・
ジャクソン(Port Jackson)」(シドニー湾のこと)をのんびりとマンリー(Manly)へ向かう。フェリーで30分ほどの至近距離である。
天然の良湾であるシドニー湾(Sydney Harbor)は奥行きが深く複雑に入りくんでいて、湾岸とその近郊にはいくつもの小さな町が
点在している。ダウンタウンのフェリー発着の大ターミナルであるサーキュラー・キーとそれらの町との間をフェリーがひっきり
なしに行き来している。フェリーは湾岸地域に住む市民の足そのものである。
シドニー湾の湾口はそんなに広くはない[湾口画像: 左側がノースヘッド
である[拡大画像(x23503.jpg)]]。
湾口には小さな半島が南と北からそれぞれに突き出ている。北をノースヘッド、南をサウスヘッド
という。ともに断崖絶壁のようで、南太平洋・タスマニア海の荒波を受ける。だが、奥行きのある湾内は静かなものである。
マンリー(Manly)は、ノースヘッドの付け根辺りに位置するリゾートタウンである。第一次植民船団(First Fleet)がイギリスから到着
したのが1788年である。この地に上陸した探検隊が物おじしない先住民族を「男らしい(manly)」と称したのが地名の
由来といわれる。
[参考]シドニーの約10kmほど南方にボタニー湾があるが、キャプテン・クック(Captain James Cock)が上陸したのは
このボタニー湾口付近である。ボタニー湾口でも南北からそれぞれに小さな半島が突き出ていて、南側の突端辺りに
「キャプテン・クック上陸記念碑」が建っている。
マンリーのフェリー発着場のすぐ近くに「オーシャンワールド・マンリー
(Oceanworld Manly)」という小さな水族館がある。
発着場から水族館へはアーチ状の白砂青松の浜辺(Manly Cove Beach)をたどる。
その浜辺で揃いの Tシャツで親子がのんびりと憩う。少年は読書にふけり、母親は物思いにふける。カモメが餌をねだりにやって来る。
浜辺の反対側に目をやると、母親とヨチヨチ歩きの幼児が渚で憩う。4月の初め、南半球では初秋である。
秋晴れの陽光の下で日光浴を楽しむ親子たち。今日の戯れは非日常的なのか、日常的
なのか知る由もない、、、、。
[2011.04.04-12 オーストラリア、シドニー郊外マンリーにて][拡大画像: x23444.jpg]
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