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一枚の特選フォト「海 & 船」

One Selected Photo "Oceans & Ships"

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    福島県の伝馬船と伝統漁具の展示

    1 福島県「海のなりわい」展示コーナー。[拡大画像: x29443.jpg]

    2 伝馬船 [拡大画像: x29444.jpg]

    3 「ホッキマンガ」(相馬市磯部)。
    熊手状の「桁」で海底砂中のホッキ貝を掻きすくい獲る漁具。

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    ホッキ貝漁の絵図(「明治12年水産旧慣調」より、と記されている)。


     展示パネルによると、近世以前においては、福島県では請戸(うけど)、小名浜など一部を除いて、砂浜の小港が殆どであった。 そして、漁師たちは「伝馬船(てんません)」、あるいは1~2人乗りの「一貫丸(いっかんまる)」と称される 小さな手漕ぎ舟を操り、海岸近くの磯を漁場にして漁をしていた。漁労は一本釣り、延縄、引鉤(ひっかぎ)、 潜水漁などで、スズキ・アイナメ・ヒラメ・カレイやホッキなどの貝類を獲っていた他、ワカメのような海藻も盛んに 採取していた。だが、近代以降の浜通りでは、漁船・漁具の発達や漁港整備、砂浜の減少とそれに伴う沿岸補修 などによる潮流の変化や漁場の転移と相まって、古来からの伝統漁法は殆ど見かけなくなったと記されている。

     画像1の伝馬船は、双葉郡浪江町請戸という浜通りの漁村で用いられたもので、一人乗り用の漁労船である(二人乗り用の やや大きいものもある)。相馬地方では「一貫丸(いっかんまる)」とも呼ばれてきた。ミヨシと呼ばれる船首の内部には「船霊様 (ふなだまさま)」が祀られることがある。漁場との往復には帆を立てた。主にスズキ・アイナメなどの一本釣り、季節によっては ヒラメ掻き・ワカメ採り・タコ漁なども行った。

    [撮影年月日:2025.11.24./場所: 福島県立博物館 (Fukushima Museum)にて]

    5 石碇(いしいかり)(相馬市磯部)。
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    6. ウナギかき(相馬市磯部) 7. ねじり棒(ワカメとり)(相馬市磯部)

    8「船霊様」(浪江町・請戸)


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