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一枚の特選フォト「海 & 船」

One Selected Photo "Oceans & Ships"

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    琵琶湖第一疏水(取水口・第一隧道東&西出入り口)

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    画像1は琵琶湖第一疏水の揚水機場と疏水流頭部付近である。同機場から100メートルほど先が第一疏水の取水口に当たる。 同機場の左隣に第二疏水の取水口がある。

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    画像2は「鹿関橋(かせきばし)」から眺めた「大津閘門」である。閘門は、同機場から第一疏水を「第一トンネル(隧道)」方向に300メートル ほど進んだところにある。船舶は必要に応じて「水の階段」を昇り降りし、琵琶湖と疏水との水位差を克服することで通航可能となる。

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    画像3は伊藤博文の揮毫(きごう)「気象萬千(きしょうばんせん)」の扁額(へんがく)が設置されている「第一トンネル」の東側出入り口。「気象萬千」とはさまざまに 変化する風光は素晴らしいという意味である。

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    画像4は「第一トンネル」の西側出入り口である。「郭其有容」と記される扁額が設置されている。
    大津の名勝地「三井寺(みいでら)」近傍に設置される「小関越道標」を頼りに、「小関峠(Kozeki Gap)」を越えて、藤尾奥町の新興住宅 地区を目指す。住宅地区の最下地点にコンビニのローソンが建つ。その住所は「大津市藤尾奥町17-1」である。 三井寺から藤尾奥町にある第一トンネル西側出入り口までの道のりはかなりややこしい。スマホのグーグルマップを頼りに進むことを お勧めしたい。

    「小関峠」を越えて暫く進むと、車両では通行困難であるが、疏水の「第一竪坑(The First Pit Shaft)」「第二竪坑」があり、 徒歩であれば訪ねることができよう。ローソンから300メートルほど疏水に沿って進むと「藤尾橋」が架かっている。 桜の満開はまだ少し先のことであった。




      琵琶湖疏水は大津市三保が関で取水され、「三井寺」の山下を通り、京都市・蹴上(けあげ)へと流れる人工水路である。延長約9㎞。 京都市の飲料水、発電、物資輸送、農業用水などの多目的利用のために立案され利活用されてきた。

      当時青年技師であった田邊朔郎(たなべさくろう)の指導のもとに、琵琶湖第一疏水を1885年(明治18年)8月に着工、1890年 (明治23年)に4月に完成するに至った。明治維新で都が京都から東京へ遷都したなか、京都に活気を復活させようとした先人達の懸命な努力が 今日まで報われ続けてきた。第二疏水は1912年(明治45年)に完成した。

    [撮影年月日:2025.04.03/場所: 琵琶湖第一疏水の琵琶湖取水口・大津閘門、第一トンネルの東・西側の出入り口(大津市)にて]


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