「HMS Trafalgar Figurehead」と題して、このネルソン提督船首像に付されたパネル説明によれば、
この提督像の最も際立った特徴は、彼の右目にはペンキが
施されていないということである。ネルソンが1794年のカルヴィの攻囲戦(the siege of Calvi)において右目の視力を失ったことは
有名であるが、彼がその右目を実際に失ったことは決してなかったという。
このネルソン提督船首像を施していたHMSトラファルガー号は1841年に建造された。同艦は1854年のセバストポルの砲撃
(the bombardment of Sebastopol)に参加した。1873年には、同艦はポートランドにおいてその船名をボスカウェン(Boscawen)へと改名され、
海員少年らの訓練船(a seaman boy's training ship)となった。同艦は少年の訓練がショットレイ(Shotley)からイプスウィッチ(Ipswich)へ
と移された1905年に売却された。
1
2
ポーツマス・ヒストリック・ドックヤードで公開される「ヴィクトリー号」。同艦は多くの提督の座乗艦となったが、トラファルガー
の海戦(1805年)においてはネルソン提督が座乗し、英国艦隊の旗艦となった。ネルソン提督船首像はこのヴィクトリー号の右前方に鎮座する。
1.[拡大画像: x25583.jpg] 2.[拡大画像: x25582.jpg]
|