一枚の特選フォト⌈海 & 船⌋
快速帆船 (ティー・クリッパー)「カティ・サーク号」のある風景(2)
画像は英国グリニッジの国立海洋博物館 (National Maritime Museum) に併設展示される、全長86m、全幅11m、総トン数936トンの
クリッパー型快速帆船「カティ・サーク号」(Cutty Sark) である。
2007年5月21日、大規模補修の途上にあったカティ・サークから出火し大きな損害を被った。全ての修復作業を完了した現在では、
装いを新たに再び一般公開されている。船体は多くの支柱で支えられ、宙に浮いている状態に置かれている。また、
喫水線辺りから総ガラス張りのドームによって覆われている。
見学者は乾ドックの底に下り立ち、船底を見上げながら周回することができる。
「カティ・サーク号」略史
・ 1869年11月22日、「カティサーク号」、ダンバートン (Dumbarton) のScott & Linton社の造船所で進水する。船主はジョン・ウィリス
(John Willis) である。
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1 2 1. 船体周囲はガラス張りのドームに覆われている。右舷側。 [拡大画像: x25634.jpg] 2. 船首部キール尖端から船尾方向を見る。 [拡大画像: x25635.jpg] 3 4 3. 船首前方のドック空間には数多くのフィギャヘッドが飾られている。 [拡大画像: x25636.jpg]. 4. 舵板。 [拡大画像: x25637.jpg] |