|
トルコ共和国西方に位置するエーゲ海に面する大観光都市イズミル(Izmir)から200kmほど南にボドルム(Bodrum)という港町がある
(そのさらに南方にロードス島が位置する)。
画像はその港に臨む十字軍の城であるボドルム城(Bodrum Kalesi/Bodrum Castle)である。
ボドルム城は15世紀の初めにロードス島の騎士団によって築かれた城(別名:セント・ピーター城)で、一時期は地中海沿岸で最も強固
な城とされたが、オスマン・トルコ支配後の領土拡大につれてこの城の重要度が低下し、1895年に刑務所に転用されたという。
現在では、ボドルム城内には、海底から発掘された人工遺物を所蔵するボドルム水中考古学博物館(Bodrum Museum of Underwater
Archaeology)がある。
館内にはトルコ沿岸の水中から引き揚げられた難破船や古代の海中遺物に関するコレクションが所狭しと展示される。
因みに、紀元前14世紀の「ウルブルン沈没船」の復元船(復元された難破船としては世界最古と考えられている)が展示される他、
城の地下牢にはガレー船が展示され、中世の奴隷たちの使役制度について知ることができる。また、
アンフォラ展示ホールでは、円形の階段状に造られた棚に様々なタイプのアンフォラが展示される。
[画像撮影: 2010.9.21/名古屋海洋博物館にて][拡大画像: x26937.jpg]
|