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マカオ(澳門)で最も有名な歴史的遺構の一つは聖パウロ天主堂跡(Ruínas de S. Paulo)である。1600年代初頭にイエズス会によって
建立された大聖堂の跡である。天主堂跡のすぐ東側の丘にはモンテの砦(Fortaleza de Monte)がある(丘にはマカオ博物館がある)。
天主堂前に広がる緩やかな階段を下り、路地を道なりに進みゆくけば、大堂 (主教座堂 Igreja da Sé/Catedralカテドラル) へ
とつながる。路地の両側には土産物店やレストランなどがくっつき合って軒を並べる。大堂前地(大堂広場 Largo da Sé)を取り囲む狭い路地の
一つにポルトガル語で「Travessa do Meio」という路地(短い路地という意味であろうか)がある。
その路地への入り口には小さな水飲み場があって、壁面上部にはアズレージョ(ポルトガル様式の彩色タイル)が飾られている。
路地へと分け入ると、壁面にはさらにいくつかのアズレージョが飾られている。
画像はそのうちの一つで、中国のジャンク船のアズレージョである。
銘板には「中国帆船 Junco Chinês Chinese Junk 1837」、1837年George Chinnery (1774-1852)作と記されている。
壁面にはその他に、1835年頃に描かれたという「南湾とボム・パルト要塞 (Praia Grande vista do Forte do Bom Parto」
(Gorge Chinnery作)、「南湾景色 (Praia Grande com Pescadores e Igreja de S. Francisco)」(1837年、G. Chinnery作)
などのアズレージョが飾られている。
[参考: ポルトガル語]
・ azulejo: m.アズレージョ[ポルトガル様式の彩色タイル]
・ junco: m.ジャンク[3本マストの平底帆船].
・ largo: m.[小さな]広場のこと
・ travessa: f.[主要な道路間をつなぐ]横丁、小道、路地などをいう
・ meio: m.中間、中央; 半分、二分の一; 中庸、中等; 環境; 手段、方法などのほかいろいろな意味がある
[画像撮影 2015.11.21 マカオ中心街・大堂広場にて][拡大画像: x27055.jpg]
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