一枚の特選フォト⌈海 & 船⌋
南京・宝船歴遺址と遺物展示 [中国航海博物館]
中国・南京の市街地北部に有名な玄武湖公園がある。そのすぐの南側に北京東路という大通りが走り、北京西路へと続く。
その先は長江(揚子江)で行き止まりとなるが、その長江河岸にいたる少し手前北側に宝船歴遺址公園がある。
明代に宝船が建造された造船場跡(Treasure-ship Shipyard Site)である。画像はその鄭和宝船廠址へ通じる門である。 龍江関にあるこの造船場は朱元璋が即位した1368年に整備されたという。この跡から全長10.7メートル の巨大な梶棒が発見された。明代に南京から出港した鄭和の率いる宝船船隊は、蘇州・劉家港を経て福建・広東省へと南下して行った。 [画像撮影: 2017.4.3-10 中国京杭大運河の旅/南京にて][拡大画像: x27689.jpg] |
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1. 帯孔板(perforated plate)、細加工板材(well-processed plank)、細加工方材(roughly-processed squared timber)、
木櫂(wooden paddle)、円盤(round plate)、浮子(buoy)、石球(stone balls)などが陳列される。
いずれも南京・明代宝船歴遺址出土(Excavated from the remains of Baochuan Shipyard, which was built in the Ming Dynasty in
Nanjing)とキャプションに記される。 [拡大画像: x27718.jpg] |