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図 1 には3本の運河が記される。
・ 通惠河: 北京-通州を結ぶ、全長22公里(=km)の運河。
・ 北運河: 通州-天津を結ぶ、全長186公里の運河。
・ 南運河: 天津-臨清(
)を、徳州経由で結ぶ、全長約400公里の運河。 [拡大画像: x28433.jpg]
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図 2 には5本の運河が記される。
・ 南運河(図1からの続き): 天津-臨清を結ぶ、全長約400公里の運河。臨清は徳州の南方に位置する都市である。
・ 魯運河: 臨清-台儿庄(徐州の北東に位置する)を結ぶ、全長約480公里の運河。途中で黄河を横切る。
・ 中運河: 台儿庄-
(淮河 Huai Riverという川に臨む淮安 Huaianのこと)を結ぶ、全長186公里の運河。
下記の運河については図 4 も併せてご参照下さい。
・ 永済渠(Yongji Qu)が緑色文字で示される: 北京域西南から南西方面に伸び、洛阳(洛陽)に至る。
天津を流れる海河(Hai River)と黄河(Yellow River)とを結ぶことになる。
・ 通済渠(Tongji Qu)が緑色文字で示される: 洛陽西から東方へ黄河を伝い、開封、宿州を経て洪澤湖、淮安へと通じる。
通済渠は隋朝時代 (605年) に開鑿された。 [拡大画像: x28431.jpg]
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図 3 には、2本の運河が記される。
・ 里運河:
(淮安)と揚州(
)を結ぶ、全長190公里の運河。
淮河 (わいが) が淮安の近傍を流れ、上流では洪澤湖に、下流では東シナ海に連結される。
(揚州) は
長江 Yangtze River (揚子江) 北岸に位置し、その対岸に
(鎮江) がある。
・ 江南運河(Jiangnan Canal):
(京口とも称された) と杭州を結ぶ全長330公里の運河。
東晋・隋朝時代(317-610年)に建設された。
から常州、无錫(無錫)、蘇州などを経て杭州に至る。
長江から銭塘江 (Qiangtang River せんとうこう) に通じる運河である。 [拡大画像: x28432.jpg]
[画像撮影: 2017.4.5 中国・杭州の京杭大運河博物館 The Great Jinghang(Keikou) Canal Museumにて]