ニカラグアの地図を広げるとひときわ目立つのが2つの湖でああろう。
小さな湖がマナグア湖で、首都マナグアはこの湖に面する。
細長くもっと大きな湖がニカラグア湖で、淡水ザメが生息すると言われる。
そのサメの話と丸木舟や木製の漁労用小舟を求めて、マナグアからパンアメリカン・ハイウェイを走る。
めざすは隣国コスタリカとの国境まで目と鼻の先にあって、ニカラグア湖に面する町カルデナス。
そこで知り合った一人の青年の案内で、ある漁師の家を訪ねることができた。
1980年代以前のソモサ独裁政権時代に二匹のサメを釣ったという。
かつて木造の小舟を造っていたが、今では湖での漁労に専念しているという。
家の軒下に大きなクーラーをもち、そこにたくさんの淡水魚を氷蔵していた。
淡水サメの捕獲は今では禁止されているという。
[2008.09.15][拡大画像: x20101.jpg]
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1. 湖畔に浜上げされた舟。雑草が舟底に生えていることからすると遺棄されているようだ。
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2. 漁師はこの魚を「ロバロ」であるという。辞書によれば「róbalo, robalo」スズキ目ハタ科のバスである。
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3. 魚名を尋ねると、「モハーラ」であるという。辞書によれば「mojarra」アフリカチヌとある。
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4. 湖畔の木製小舟。漁網が傍らにあることからしてまだ現役使用にあるらしい。
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辞典内関連サイト
・ 世界の海洋博物館-中米・ニカラグア
・ ニカラグアの海のある風景 [2] [2007-2009]
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