一枚の特選フォト⌈海 ＆ 船⌋

「音響の貝 」 (la Concha Acústica)

首都マナグアの旧市街にある「国立宮殿」 (Palacio Nacional) (国立博物館でもある) をボリバル大通り (Av. Bolívar) に沿ってマナグア湖 に向けて行くと「共和国広場」 (Plaza de la República) がある。その広場の一角に「音響の貝　(Concha Acústica)」 と称される大野外ステージが鎮座している。野外催し会場として25万人も収容できるといわれる。「音響の貝」は その名の通りどこか貝をイメージさせる。その巨大な貝のステージでは、時に音・光・色のコンビネーション・ショーが展開 される。ステージの高さは23m、幅30m、奥行き19m。そのすぐ背後にはマナグア湖が広がる。 設計は Glen Howard Sall および Róger Lewites、建築は Sergio Obregón および Russ Altermatt による。 [2009・中米ニカラグア][拡大画像: x21632.jpg] 1 2 3 1.　「音響の貝」の全景　[拡大画像: x21633.jpg] 2.　国立宮殿のすぐ隣に建つカテドラル。1972年の大地震によって、骨組み・外壁はかろうじて残されているものの、 内部は全くの廃墟と化している。[拡大画像: x21634.jpg] 3.　「平和の灯台」の基礎には、かつて1980年代に戦った革命政権側の兵士と反革命右派武装グループ「コントラ」の 兵士らによって放棄された何千という兵器類が集められ葬られている。灯台は国民融和と国内平和の達成を記念し、 またそれへの願いを込めて1996年に建立されたモニュメントである。同じく国立宮殿のすぐ近くに建つ。 [拡大画像: x21635.jpg] 辞典内関連サイト ・　世界の海洋博物館－中米・ニカラグア ・　ニカラグアの海のある風景 [2] [2007-2009]