一枚の特選フォト⌈海 & 船⌋
「氷の水族館」 (3)/南極の氷
宮城県・気仙沼にある「氷の水族館」。館内はマイナス20度Cの世界で、80種450匹の魚などが氷に閉じ込められて
展示されている。独自の製氷技術によって作られた、透明感溢れる氷のブロックの中に閉じ込められた魚たち、
「新鮮な」状態で「氷漬け」にされている。神秘的な照明の館内では、まるで海底いるかのような何とも不思議な幻想にとらわれる。
水族館入り口には防寒具が用意され、それを着用して氷で閉ざされた「海底世界」を散歩する。館内には南極観測砕氷艦
「しらせ」が持ち帰った「南極の氷」も展示されている。
説明パネルには次のように記されている。 「この氷は、第51次南極地域観測協力砕氷艦「しらせ」が南極から持ち帰ったものです。 南極の氷は、普通の氷と異なり、降り積もった雪が数万年かけて固まったもので、 当時の空気が閉じ込められており、古代の地球環境を知る貴重な手掛かりとなって おります。平成22年6月19日。寄贈:海上自衛隊」 [2010.09.02 「氷の水族館」にて][拡大画像: x22839.jpg]
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