一枚の特選フォト⌈海 & 船⌋
キャプテン・クック第一回探検航海帆船「エンデヴァー号」(3)
クックは当初、オーストラリア大陸に初めて上陸した時の入り江を「アカエイ湾」と名付けたが、
最終的には「ボタニー湾」と呼ばれるようになった。その後、クックは、オーストラリア大陸沿岸を測量したが、
グレート・バリア・リーフ内の、今日「エンデヴァー礁」と称されるサンゴ礁に1770年6月10日夜座礁した。
しかし、懸命な離礁活動を経て沈没をまぬがれ、6月13日クックが「エンデヴァー川」と命名した川にたどり着いた。 1770年11月9日、インドネシアのバタヴィア(現在のジャカルタ)に無事到着。英国には翌年の1771年7月11日に帰着した。 この航海で、クロノメーター(船内精密時計)とその計算式をもって、航海中の経度を正確に計算した歴史上初めての 船長となった。 [「エンデヴァー号」(4)へ続く] [2011.04.04-12 オーストラリア海洋博物館にて][拡大画像: x23554.jpg]
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