一枚の特選フォト⌈海 & 船⌋
鉄道駅「サーキューラー・キー」でのフィッシュ・アート
オーストラリアのシドニーは、ポート・ジャクソン (PortJackson) という大きな湾の中央部あたりに位置する。
湾は内陸部に向けて細く深くのび、しかも数多くの入り江というか、小さな湾が複雑に入り組んでいる。リアス式海岸のような地勢である。
(それらの小さな入り江・湾は「harbour」、「bay」、「cove」などと呼ばれている)。 シドニーの中心街の一つは、「サーキュラー・キー (Circular Quay)」と呼ばれる、フェリーボートの中央発着ターミナルがある地区である。 いくつものフェリー航路によって、この中心街と、ポート・ジャクソン湾岸沿いのたくさんの市外地区とが結ばれている。 毎日朝方には大勢の通勤客らがフェリーから吐き出され、そのままシティーレール(鉄道)の「サーキュラー・キー」駅へと吸い込まれて行く。 駅のプラットホームは高架式になっている。そこからフェリー発着ターミナルの喧噪的なパノラマ風景を見てみたいとシティ レールで出掛けた。電車から駅のホームに降り立ち、パノラマ風景を十分満喫した後、ハーバー・ブリッジを遠景にした「フェリーの ある海景」を切り撮った。 ホームからフェリーターミナルのある地上まで階段を下った。その階段の踊り場あたりで偶然見かけたのがこの魚のレリーフである。 切り撮るべきか迷いが解けないまま通り過ぎたが、思い直して階段を引き返して一枚パチリ!
おそらくそこは換気装置の通気口となっているのであろう。なぜかそこに魚のレリーフが施されている。無味乾燥な通気口を
少しでも隠したい、あるいは見良いものにしたいという、市当局関係者の思いが込められていると、勝手に解釈した。
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1 2 1. 「サーキュラー・キー」駅のプラットホームからの風景。分刻みでフェリーが発着を繰り返す。フェリーでダーリン・ハーバーに向かう。 先ずはシドニー・ハーバー (ポート・ジャクソン湾) に架かるハーバー・ブリッジをくぐる。フェリーターミナルを離岸すると すぐ右舷側にオペラハウスが眼前に迫って来る。 [拡大画像: x23592.jpg] 2. フェリーは大きく迂回をしてブリッジをくぐる。左舷後方にオペラハウスを遠望する。フェリーターミナルは摩天楼の下あたりにある。 [拡大画像: x24366.jpg]
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4. 博物館側からダーリン・ハーバーをはさんでダウンタウンの摩天楼を見る。中央部対面の岸沿いにシドニー水族館がある。
[拡大画像: x24368.jpg]
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