一枚の特選フォト⌈海 ＆ 船⌋

マラッカ「海洋博物館」のポルトガル・ナオ船 (復元船)
「フォローラ・デ・ラ・マール号」（1） [マレーシア]

マレーシアのマラッカにある「海洋博物館」(Maritime Museum, Muzium Samudera) 入り口に掲げられた銘板には概略次のように 記されている。 「海洋博物館には、ポルトガルのガレオン船「フローラ・デ・ラ・マール号(Flora de la Mar)」をモデルとした復元船が展示されている。 そして、マラッカの海洋史を次の7つの時代区分をもって展示する。 ① 15世紀から1511年までのマレーのイスラム教君主(サルタン、スルタン)国の時代、 ② 1511年～1641年のポルトガル植民地時代、 ③ 1641年～1795年のオランダ植民地時代、 ④ 1795年～1941年の英国地植民時代、 ⑤ 1941年～1945年の日本占領統治時代、 ⑥ 1945年～1957年の英国植民地時代、 ⑦ 1957年から現在までのマレーシア独立の時代。 この博物館は、政治的なパワーがひと度失われると他の全てのものが失われる、ということを記憶に留めさせてくれるであろう」。 「フローラ・デ・ラ・マール号」はインドのゴアに向けマラッカから帰航の途に就いたが、1512年6月26日、マラッカ王国から略奪した 財宝を満載したままマラッカ海峡にて沈没した。　[続く→　その(2)] [2011.06.23-25. マレーシア、マラッカ、海洋博物館にて][拡大画像: x23815.jpg] 1 2　 3 4 1. 船尾楼　[拡大画像: x24854.jpg] 2. 船首楼　[拡大画像: x24855.jpg] 3. [拡大画像: x24856.jpg] 4. [拡大画像: x24875.jpg] 辞典内関連サイト ・　世界の海洋博物館 ・　マレーシアの海洋博物館