一枚の特選フォト「海 & 船」


One Selected Photo "Oceans & Ships"

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ポルトガルのナオ船「フローラ・デ・ラ・マール号」の模型
マレーシア、マラッカ「歴史民俗博物館」

マレーシア・旧マラッカ市内の中心地といえる「オランダ広場」(Dutch Square)に面して建つ「スタダイス」(The Stadthuys)。その建物は1650年前後に オランダ総督の公邸として建てられた、東南アジアでは最古のオランダ建築様式である。現在その内部は「歴史民俗博物館」」 (History and Ethnography Museum)として公開されている。 内部にはマラッカ・イスラム教君主国時代から、ポルトガル、オランダ、英国、日本の植民地・占領統治時代を経て、1957年の独立から現在にいたる までの歴史をいろいろな展示品をもって解説している。

博物館内には、ポルトガルのナオ船「フローラ・デ・ラ・マール号(Flor de la Mar)」の模型が展示されている。 その説明書きには次のように記されている。

    "Flora de la Mar"
    Flora de la Mar was the Portuguese warship belonging to the type 'NAU'. This ship was fairly big and broad. It also contained three masts and two castles and could carry up to 600 people. Flora de La Mar could carry a load 500 tons. The date and the place of its construction are not known but Albuquerque wanted to attack Melaka. This ship was in a very bad shape and no captain bold enough to sail the ship. Albuquerque himself was forced to sail in this ship to attack Melaka. But on 26th Jun. 1512, Flora de La Mar sank in the straits of Melaka while returuning to Goa. Also sank were the treasures that were located at Melaka.

    「フローラ・デ・ラ・マール号」
    フローラ号は「ナオ」型のポルトガル軍艦であった。かなり大型で幅広である。3本マスト、2つの船楼をもち、 600人まで収容できた。また500トンの貨物を積載できた。その建造された年と場所は知られていないが、ポルトガルのインド総督アルブケルケは それをもってマラッカを攻撃したかった。だが、フローラ号はずんぐりとした船型で、いずれの艦長もそれを帆走させることができなかった。 アルブケルケはフローラ号でのマラッカ攻撃を余儀なくされた。1512年6月26日、インドのゴアに帰航する途上マラッカ海峡にて沈没した。 沈没と共に、マラッカで積み込まれた財宝も海の藻屑となった。

[2011.06.23-25 マレーシア・マラッカ「歴史民俗博物館」にて][拡大画像: x24876.jpg]

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1. オランダ広場。左の建物がオランダ植民地時代にオランダ総督の公邸であった「スタダイス」で、内部は「歴史民俗博物館」として公開 されている。画像左下には、綺麗に飾り立てて客待ちするマラッカの観光名物のサイド自転車「トライショー」が見える。 旧マラッカ市街地を散策する上での起点といえる。 [拡大画像: x24878.jpg] [拡大画像: x24877.jpg: 説明書き]

関連サイト
・ 世界の海洋博物館
・ マレーシアの海洋博物館


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