一枚の特選フォト⌈海 & 船⌋
マヨルカ島の海&船風景 (1)/埠頭で網繕いをする漁師
[スペイン・マヨルカ島・ソリェール港]
スペイン・バルセローナ沖の地中海に浮かぶマヨルカ島。同島南部にある中心都市パルマ・デ・マヨルカから北へ山岳道路
(ルートMA-11)を行く。
1時間ほどでソリェール (Sóller) という渓谷の村にいたる。静寂さの中に教会の鐘だけが周囲の山々にこだまして大きく響きわたり
そうな牧歌的な村である。季節によっては世界中から観光客が押し寄せて大変な賑わいを見せる。
可愛い観光列車に乗り込んで渓谷を15分ほど下る。突然眩しいばかりの陽光が降り注ぐ海風景が眼前に広がる。
列車は弓なりになった美しい湾岸線沿いにどんどん進み、ソリェール港 (Port de Sóller) に到着する。狭い湾口の両岸先端の崖上には、
門柱のごとく灯台が立つ。
欧州諸国から来島したたくさんのヨットが艇体をやすめる、開放感溢れるマリーナの前辺りで下車する。
海岸通り沿いにこぎれいなレストラン、土産店などが立ち並び観光客で賑わう。 海岸通り沿いにさらに奥へ進むと湾に突出した埠頭がある。猟師のようには余り見えないが、初老の漁師が底引き網らしきものを 埠頭に大きく広げて、その上で網針を忙しく動かし手際よく繕いをしていた。 [2013.5.18-21. スペイン・マヨルカ島ソリェール港にて][拡大画像: x25260.jpg]
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