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一枚の特選フォト「海 & 船」

One Selected Photo "Oceans & Ships"

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    水素燃料電池船「まほろば」の就航(2025年、UCP~万博会場・夢州)

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     画像1,2は、大阪のテーマパーク「ユニバーサル・スタジオ・ジャパン」への玄関口(安治川河口)である「ユニバーサルシティポート (Universal City Port; UCP)」と、2025年万博会場「夢洲」とを結ぶ定期運航・水素燃料電池船「まほろば」である。 インターネット事前予約制で、火・金・土曜日に定期運航。詳細は「岩谷産業」公式ホームページの「水素燃料電池船・特設サイト」参照。

     今や、陸海空の運輸交通手段の動力源についてもゼロ・エミッション(二酸化炭素排出ゼロ)となることは人類の究極的な目標となっている。 船舶、航空機、自動車などが100%水素を燃焼するエンジンをもって走行することはなおも技術革新途上にあるが、 そう遠くない未来にはそれが実現されるものと期待される。その実現まではアンモニアなどの炭素排出量が少ない代替燃料の燃焼機関が 開発され、普及されるに違いない。

     水素燃焼機関普及の最大のネックの一は、水素を経済的に製造できるか否かにかかっている。2004~2007年までサウジアラビアに 赴任していた頃、神様は同国に対して「二物を与えた」と思った。広大な砂漠にソーラーパネルを敷き詰め、格安の電力をヨーロッパに 輸出するか、その電力をもって経済的に水分解して水素を製造し、最大の輸出物「石油」の代わりに水素を全世界に供給できる ことを夢想した。水素を大量かつ格安に製造するにはやはり自然再生可能エネルギーを利用できることが最重要と考えられていたからである。

     さて、「水素燃料電池船」では水素燃焼の機関をもって、(1)プロペラを推進させるのか、(2)船内で電気を起こし電池槽に蓄え、その電気 でモーターを回すのか、(3)その両方を併用するのかどうか分からないが、船の推力を得るのに「石油」ではなく「水素」を素にしているのは 確かであろう。

    [撮影年月日:2025.06.06/場所: 「ユニバーサルシティポート」の「まほろば」乗降場にて]


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