アラブ首長国連邦のドバイといえば「アブラ」。
かつてドバイはクリーク南側に発展した漁村であった。
その昔、アラビア湾は天然真珠の採取で世界的に有名であった。
ドバイも、近隣諸国のカタール、バハレーンの漁民も潤った。
だが、日本の御木本幸吉による真珠養殖が成功してからというものは衰退の一途をたどった。
現在、クリーク北側のウォーターフロントに沿ってモダンで奇想天外なビル群が林立し、美しい摩天楼を見せる。
アブラはそんなクリークを行き来する庶民の足である。
狭いクリークを縦横にアブラが行き来する。
特に外国人出稼ぎ者たちが動き出す朝方のラッシュアワーともなれば、アブラの錯綜による喧騒たるやすさましい。
数え切れないほどの数のアブラがけたたましいエンジン音を響かせながら両岸を行き来するのである。
クリーク水上散歩のためにアブラを貸り切ってもよし。
ダウ船やアブラで錯綜しない水域に入れば、どの船頭も腕組みをしながら、
足で舵の操作をして、いかにも余裕のある様を見せる。
対向船が近づくと客に気をもませることになるが、だいたいは客にのんびりとした気にさせる。
[2006.01.UAEにて][拡大画像: x13747.jpg][拡大画像: x13748.jpg]
辞典内関連サイト
・ 世界の海洋博物館-アラブ首長国連邦
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