一枚の特選フォト⌈海 & 船⌋
海をモチーフにした創作折り紙 「船・魚・鯨」 [日本]
何年か前のことであるが、故郷を同じくする同級生 (茨木市・小学校) が、飾りっ気がほとんどないあっさりとした折り紙を
ベースにした絵葉書を創作して贈ってくれた。
船、海の生き物、灯台などの海をモティーフにしたものである。幼年の頃から海や船が大好きであったことを、彼は今でも
憶えていてくれていたのだと思う。機会があれば、今年の夏には、海の図柄を喜んでくれそうな友に季節の挨拶状として送りたい。
今日7月20日は「海の日」である。 [2014.7.20][拡大画像: x26085.jpg][拡大画像: x26086.jpg]
1. & 2. [拡大画像: x26087.jpg][拡大画像: x26088.jpg] 余談であるが、同級生の創作折り紙を見ていて、ふと折り紙の作り方の新聞記事があったことを思いだした。それが何の折り紙の 作り方の記事なのか、詳細は全く記憶がなかった。何とか、何十冊かの新聞切り抜き帳からそれを探し出した。 それで分かったのであるが、2010年 (平成22年) 3月31日付け読売新聞(夕刊)に掲載された、戸田拓夫氏の「へそヒコーキ」という シンプルな紙飛行機の作り方に関する記事であった。 早速、童心に帰って作ってみた。綺麗な折り紙用紙はもち合わせないので、小型ルーズリーフノートの一枚をもって、 折り方図を見ながら慣れない手つきで折って飛ばしてみた。びっくりするほどよく飛んだ、というのが第一印象であった。 新聞記事をもう一度よく読むと、戸田氏が言うには「実際に折ってみて、予想以上に飛ぶことに驚き、喜ぶ人が多い」と 綴られていた。 2001年に戸田氏は、500点以上の自作の折り紙飛行機を展示する博物館を開設する。2011年には、自作の折り紙飛行機が 27秒90の滞空時間をマークし、ギネス世界記録を更新したという。「日本折り紙ヒコーキ協会」を設立し (1995年)、 その会長をも務める。各地で折り紙飛行機の教室を開いたり、またその滞空時間・飛距離を競う大会をも主催する。 今回折り紙飛行機づくりのマイスター・戸田氏の秘伝的作り方に従ったまでのこと、道理でよく飛んだはずであった。 |