一枚の特選フォト⌈海 ＆ 船⌋

南極点到達に挑んだ白瀬 矗中尉（写真）
[スタンプショー2016／南極観測60周年記念切手展]

画像は、1912年 (明治45年)、南極大陸の南緯80度5分・西経165度37分の地点まで到達し、その一帯を「大和雪原（やまとゆきはら・やまとせつ げん）」と名付けた白瀬 矗（しらせ のぶ）中尉の人物画像である。探検船は名は「開南丸」である。 画像出典：　「南極観測60周年記念切手展」と題する「スタンプショー2016」／都立産業貿易センター (台東区) にて（2016年4月29日～ 5月1日）開催。 (1) ノルウェーの探検家ロアール・アムンセン（Roald Engelbregt Gravning Amundsen; 1872年 - 1928年）率いる探検隊が、1911年12月14日、 南極点への史上初の到達に成功した（日本では「ロアルト・アムンセン」、「ロアルド・アムンゼン」とも表記される）。 白瀬らは、ロス棚氷(クジラ湾)にて、南極点初到達から帰還するアムンセン探検隊を収容すべくクジラ湾に来航していた フラム号と遭遇している。実物のフラム号はノルウェー首都オスロに陸揚げされ展示されている。 アムンゼンは当時英国海軍大佐ロバート・ファルコン・スコット（Robert Falcon Scott)の探検隊と人類初の南極点到達を競い合った。 (2) 2番手として、1912年1月17日、英国海軍大佐ロバート・スコット(1868年－1912年3月29日）が南極点に到達した。 彼は南極点到達を果たしたものの、その帰途に遭難しこの世を去った。 [2016.5.1撮影：　都立産業貿易センター「スタンプショー2016」にて][拡大画像: x27174.jpg]