一枚の特選フォト⌈海 & 船⌋


One Selected Photo "Oceans & Ships"

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神戸の昔の港景/灯籠のある開港時風景

画像は神戸税関広報展示室に掲示される「開港当日海から眺めた兵庫 (神戸)」の港風景である。

キャプションには、「開港当日海から眺めた神戸港(イラストレイテッド・ロンドン・ニュース掲載) 中央に見える高灯籠は生田神社前の名高い灯籠で、沖を航行する帆かけ舟はこの灯籠が見え始めると、 帆をおろして生田神社に航海の安全を祈願したという。神戸市立博物館提供」、と記されている。

兵庫港 (後に神戸港と改称される) は、和田岬が偏西風を遮蔽するため波が平穏であり、また水深も深く、船が安全に停泊できる 条件をもっていた。開港当時は、岸壁や桟橋などの港湾施設はまだほとんど造営されていなかった。

[画像撮影: 2015.10.14/出典: 神戸税関広報展示室 Customs Museum, Kobe][拡大画像: x27293.jpg]

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1. キャプションには、「海から居留地を望む「瀬戸内海写真帳」(明治初期)神戸市立博物館蔵」、と記される。
背後の山並みは六甲山。神戸税関初代本館前の地先水面は、はしけ溜りとなっている。出典: 神戸税関広報展示室  [拡大画像: x27294.jpg]

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2. キャプションによれば、網屋吉兵衛が自費で建設した船たて場 (ドック) で、1859年 (安政6年) に完成した。 これが後に運上所 (税関の前身) の船入り場となり、開港時唯一の波止場であった。この船たて場は第1波止場の前身でもある。  出典: 神戸税関広報展示室 [拡大画像: x27295.jpg]

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3. 1868年1月1日 (慶応3年12月7日) の開港式当日の神戸港。出典: 神戸税関広報展示室 [拡大画像: x27296.jpg]


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