一枚の特選フォト⌈海 & 船⌋
昔の小樽港景/運河建設前、高架式石炭積み出し桟橋など [小樽市総合博物館]
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画像 2: 小樽港の船着き場に並ぶ倉庫群である。貨物船は地先沖合に停泊し、艀が船荷を陸(おか)の倉庫へ、あるいは船へ
と運ぶ。相当な時間とコストを要したので、地先水面が埋め立てられ、運河が造成された。
画像 3: 「高架桟橋と荷役作業。 大正中期。小樽港の高架桟橋は明治44(1911)年に石炭専用
桟橋として建設された」と記されている。
画像 4: その高架桟橋のバードアイビューである。写真には「小樽港高架桟橋石炭積込ノ景」と記載される。キャプションには
「高架桟橋。 昭和初期。高架桟橋は木製の構造物で、昭和19(1944)年に解体撤去されている。現在は引込線用のレンガ擁壁
のみがのこっている」と記される。
画像 5: 「手宮駅構内」と題するこの絵葉書には、「(小樽名勝)石炭積込の偉力、高架桟橋と手宮駅構内
The Grand Sight of Loading of Coal in the Compound of Temiya Station, Otaru」と記される。また、
キャプションには、「手宮駅構内。 昭和初期。現在の小樽市総合博物館本館付近。画面下には、機関車庫1号、
3号、転車台などが写っている」とある。
[参考]現在の新千歳空港から数10km離れた山中にあった夕張炭鉱は「北海道炭礦汽船株式会社」によって事業運営されていた。
画像 1: 「小樽港全景 明治39年(1906年)ころ。小樽駅西側、現在の西陵中学校付近から撮影している。
画面中央の通りは龍宮通り。画面右下は船見坂」というキャプションが添付されている。
キャプションには、「小樽倉庫。 明治末ころ、小樽倉庫は明治26 (1893) 年に竣工。画面右
奥に見える建物は小樽税関支署。この後、運河建設により移転する」と記される。
[画像撮影: 2016.9.24/画像1-5の出典はいずれも小樽市総合博物館・本館]
[拡大画像1: x27360.jpg][拡大画像2: x27356.jpg][拡大画像3: x27359.jpg][拡大画像4: x27357.jpg][拡大画像5: x27358.jpg]
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