一枚の特選フォト⌈海 & 船⌋
プレジデンテ・サルミエント号(サルミエント大統領号)は、ブエノス・アイレスのプエルト・マデーロ地区 (Puerto Madero) のウェット・
ドックに係留され一般公開されている船舶博物館である。
アルゼンチン海軍管轄の商船学校の練習船でもあった。1899~1938年の間に航海練習のために37回も地球を周回したという。現在は船舶
博物館(Buque Museo Fragata "Presidente Sarmiento")となり一般公開されている。 日本政府は、日露間の日本海海戦に先立ちアルゼンチンと交渉し、結果旧帝国海軍は2隻の軍艦を融通してもらった経緯があった。 故に、海戦においては、アルゼンチン海軍武官が艦上観戦をしたとされる。艦内には旧日本海軍や同艦船のゆかりの史物が いくつか展示される。
画像は展示物の一つの「相模」の写真である。大日本帝国海軍 (Armada Imperial Japonesa) 軍艦⌈相模 (Sagami)⌋の乗組水兵から
アルゼンチン共和国海軍軍艦「プレジデンテ・サルミエント号」の乗組水兵に贈呈された、とスペイン語のキャプションに記される。
スペイン語キャプション
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1![]() ![]() 1. 「相模」の写真(左上段)が展示される。 [拡大画像: x25930.jpg] 2. サルミエント大統領号の全景。 [拡大画像: x25931.jpg] |