画像は、ミスチック・シーポート海洋博物館に展示される捕鯨船「C.W.モーガン号」の船上における、博物館スタッフによる操帆作業
を切り撮ったものである。
展示パネルによれば、「C.W.モーガン号」は、1841年にマサチューセッツ州ニュー・ベッドフォードで建造された。世界の燃料・灯明
のための鯨油の需要を満たすために鯨を捕獲して回っていた当時の米国捕鯨船600隻のうちの一隻であった。現在では、米国の木造捕鯨船
のうちの最後の生き残り船であり、また米国で最古の水上に浮かぶ商船でもある。
また、「モーガン号」は主に太平洋で捕鯨を行なった。鯨油樽でもって船艙を満杯にするのに必要であった50頭以上の鯨を求めて、
3~5年の航海を要したものと考えられるという。6人乗艇の捕鯨ボートを漕ぐとともに、鯨を探し当て捕獲し、さらに甲板のレンガ造り
鯨油精製施設で脂肪層から油を採るためには、30~36名のクルーが必要であった。
「モーガン号」は1921年に退役し、1941年にシーポートにやって来るまでは、ニュー・ベッドフォード近くで展示・保存されていた。
[2002.8.26. 米国東海岸コネチカット州ミスチック・シーポート海洋博物館にて][拡大画像: x27933.jpg]