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ニカラグアの東側半分の地域、すなわちカリブ海側の地域は北部大西洋自治区(RAAN)と
南部大西洋自治区(RAAS)とに大きく二分される。RAANの自治政府所在地はプエルト・カベサス(Puerto Cabezas; 別名ビルウィBilwi)、
RAASのそれはブルーフィールズ(Bluefields)である。
2007年12月現在、首都マナグアからフイガルパ(Juigalpa)-サント・トーマス(Santo Tomas)-ムエジェ・デ・ロス・ブエイェス(Muelle de los
Bueyes)-エル・ラマ(El Rama)-ククラ・ヒル(Kukra Hill)-カグナ・デ・ペエルラス(Laguna de Perlas)まで陸路で行くことができる。
El Ramaまでは完全舗装道路で快適に通行できる。
そこからクララ・ヒル(Kukra Hill)の川沿いの村、さらに大西洋の小さな漁村Laguna de Perlasまでの100数十キロの
砂利道(雨季も含め通年通行可能)が日本政府の援助で完成し、2007年11月21日開通式が挙行された。
これが現在唯一太平洋岸から大西洋岸まで通年可能な道路である。
地図上はSanto Tomas-ヌエバ・ギネア(Nueva Guinea)-Bluefieldsの道路があるが、道路はずたずたで乾季の2か月間のみ
通行可能である。実際はエスコンディード(Escondido)川を利用して、El Rama-Bluefieldsとの間を小船やスピード・ボートで
行き来している。Kukra HillとBluefieldsとの間にも道路がなく、人々はスピードボート川運を利用する。
[2007.11.21 ニカラグアのククラ・ヒルにて][大画像: x18050.jpg]
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