一枚の特選フォト「海 & 船」
昭和初期 (1930年代初期) の名古屋港の桟橋風景(ジオラマ)
画像は「昭和初期の名古屋港」と題するジオラマである。「1930年代初期の名古屋港(ガーデン埠頭の前身)」という副題が付けられている。
ところで、この桟橋は、昭和初期の頃、港内の係船浮標を除いて、大型船が接岸できる唯一の桟橋であった。鉄道も敷設されていて輸出入
貨物の積み降ろしに使用されていた。時には客船が接岸し、見送る人々らで賑わい市民に親しまれていた、との説明書きが添えられている。
陸岸には多くのはしけが係留される。沖泊せざるを得ない大型貨物船などと陸岸との間を行き来して貨物輸送するために活躍したことであろう。 桟橋付け根には貨物台車(画像では大きな丸太を載せている)を90度方向転換させる円形の回転式装置が見える。 辞典内関連サイト: 「名古屋港開港の出発点 (明治40年) の「鉄桟橋」(写真) [撮影年月日:2020.9.23/撮影場所: 名古屋海洋博物館][拡大画像: x28875.jpg] |