北前船関連の展示／福井県立歴史博物館
Fukui prefectural museum of history
博物館正面入り口／(右)入場券
福井県立歴史博物館内には弁才船にまつわる幾つかの史料が展示される。
1． 弁才船の模型。
2． 船磁石： 日本独特の方位磁石。「子」を船首に、「午」を船尾に合わせると、磁針の方位が船の進行方向を示すようになっている。
3． 遠眼鏡（とおめがね）。
4． 船絵馬：「岩田丸」(2本マスト洋式帆船)、「榮運丸」(弁才船)の絵馬など。
5． 「大日本船路細見記」: 江戸後期に出版された航海書の改訂版。
6． 「増補日本汐路之記」: 江戸後期に出版された航海書で、日本沿岸航路について各航程の距離、航路状況、難所、湊の様子などが詳細に
記される。
7． 船箪笥のいろいろ： 船箪笥には懸硯(かけすずり)と帳箱(ちょうばこ)がある。船往来手形、預金などの航海・商売に重要なものが
収納された。
その他、敦賀湾の小型和船「サンパ」が展示される。敦賀半島の東側での漁に使われてきた舟を復元したもの。水中を覗きながら獲物を捕る
「磯見(いそみ)」という漁で用いられた。
[撮影: 2021.10.17. 福井県立歴史博物館にて]
[参考]北陸の旅（2021年10月）
10月14日（木）
大阪・JR茨木駅→ 京都→ 敦賀駅着、市内循環バスにて「金ケ崎緑地」内の旧港係柱モニュメント→ 「人道の港 敦賀ムゼウム」→
「敦賀赤レンガ倉庫」→ 「旧敦賀港駅舎・敦賀鉄道資料館」→ 「北前船モニュメント」→ 「きらめきみなと館」→
「敦賀水産卸売市場」→ 「洲崎の高灯籠」→ 敦賀駅→ 福井・APAホテル福井片町。
10月15日（金）
APAホテル→ ガッツレンタカー→ 「みくに龍翔館」→ 九頭竜川河口の三国港・防波堤「エッセル堤」（日本最初の西洋式防波堤）→
東尋坊展望タワー→ あわら市・北潟湖→ 加賀市・瀬越(せごえ)の「瀬越橋」欄干に施された北前船モチーフ→ 「竹の浦館（旧瀬越
小学校／木造校舎）」(船絵馬11点、北前船模型など)→ 加賀市・橋立(はしたて)・「北前船の資料館」Kitamaebune Ship Museum→
漁港→ 金沢駅前APAホテル
10月16日（土）
APAホテル→ 「銭屋五兵衛記念館・銭五の館」→ 「大野湊神社」（「源平合戦大絵馬」など）→ 「うみっこらんど・海と船の博物館」→
「小松市立博物館」(「永清丸」模型など)→ APAホテル小松
10月17日（日）
APAホテル→ 「大野市立博物館」→ 一乗谷朝倉義景館跡地→ 「福井県立歴史博物館」→ ガッツレンタカー→ 福井駅から米原・
名古屋経由で上京
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