福井県・九頭竜川(くずりゅうがわ)河口に発展した三国港。その河口地の北側に沿って細長く伸びる三国の市街地。その裏手高台に風変わりな
建物がそびえる。「みくに龍翔館(りゅうしょうかん)」である。明治12年から大正3年まで使われた龍翔小学校の外観が復元されたものである。
そのユニークなデザインは明治時代のお雇い外国人のオランダ人技師エッセルによって建築されたものである。
龍翔館には北前船や廻船問屋ゆかりの多くの資料が展示されるというので、2021年10月28日に訪ねた。シンボル的な展示品は、
弁才船の図面を基に細部まで精緻に復元された「三国丸」の大型模型である。だがしかし、誠に残念なことに、耐震補強工事のために入館は
遮断され見学することは叶わなかった。
3
九頭竜川河口を眺望する。三国港の埠頭が川の北側沿いに続く。
[撮影年月日:2021.10.28/撮影場所: 福井県坂井市三国町「みくに龍翔館」]
1. [拡大画像: x29051.jpg]
2. [拡大画像: x29052.jpg]
3. [拡大画像: x29087.jpg]
|