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Nagisa Museum (Tateyama municipal museum's branch)
館内にて展示される主な陳列品は以下の通りである。
・ 猪牙舟(きょきぶね)模型。チョキ舟は、九十九里沿岸で主に釣り船に使用された舟; 軽快で船脚が速いのが特徴。櫓による手漕ぎ和船。 ・ キャシャギデンマ: 東京湾内での見突き漁で用いられた船。
・ マカジキ釣りの擬餌(ツノ)の材料、あばり(網を編む時に用いられたが、機械編みが普及すると網の修繕に使用されるようになった)、
あばり入れ、ヘラ(網目の大きさを決めるための用具)、イナダ・ワラサ・ヒラマサの曳釣り用の擬餌針など。 ・ いろいろな漁具漁法の模型: 落とし網(大型定置網の一種)、手繰網(てぐりあみ/曳き網の一種)、改良揚繰り網(イワシ漁 に用いられた旋網・まきあみ)、揚繰り網は、巾着網ともいわれる。大分類的には巻き網に区分される)、鯛かつら網=敷網(かつら網)と 特殊な曳縄(かつら縄)を組み合わせて、曳縄で魚を脅かして捕る漁法。大地曳網漁(江戸時代から昭和時代にかけて、九十九里 地方を中心に行われた)。
・ イワシの〆粕を加工する道具: 例えば、シメキリン(イワシを煮た後に油分を搾り〆粕(しめかす)を加工する)、ホシカマス
(イワシの量を量る枡)、サライ(砂浜に干したイワシを広げたり返したりする道具)。
・ 万祝(まいわい)(鶴亀、イワシ大漁)とその製作工程の紹介(万祝はイワシの豊漁を契機に江戸時代後期に房総半島で発生したと
言われる)。
その他、「さかなクンギャラリー」と称する特別企画展が開催されている。また、屋外には焼玉エンジンが展示される。
画像データ: 2021.10.28/「渚の博物館・Nagisa Museum」にて; 同館は「渚の駅・たてやま」に併設される/千葉・房総、館山市] |
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