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ニカラグアのカリブ海沿岸は極めて特徴的である。北側はホンデュラスに接し、大きな河川が
国境となっている。その河口にある岬はCabo Gracias a Dios「神に感謝する岬」と名づけられている。
コロンブスが1502年第4回航海においてホンデュラス沿海で嵐に遭遇した後この岬にたどり着いたとされ、
コロンブスは神に感謝してこの名をそうなづけたと言われる。
南側はコスタリカとの国境で、これまた大きな河川が国境に沿って流れる。この両河川の他に多くの大小河川が
カリブ海に注ぎ込む。それらの河口には無数の大小の潟(lagunaナグーナと呼ばれる)が存在する。
マングローブ生態系の広がる世界である。
ニカラグアのカリブ海地域は北部および南部大西洋自治区(RAAN・RAAS)と呼ばれ、先住民が多く居住し
自治政府をもつ。これらの自治地域での重要な交通手段は水運である。首都マナグアから道路はあるが、雨季での
通行は不可能か、または困難を極める。大雨が降れば未舗装道路は想像を絶するほどぬかるみ、目的地にいつ
たどり着けるか定かでなくなる。
Escondido川を毎時40-50kmのハイスピードで、約100kmの距離があるEl Rama-Kukra Hill-Bluefields
(行政府がある)間を行き来する。だから、乗客全員が救命胴衣を着用せねばならない。風雨が強い日もあり、
ラグーンは海のように広大であるから波も荒くなることも多い。またラグーナには巨木が漂流していたりして
自然の障害物もあり、乗り上げると転覆の危険もある。ライフジャケット着用は不可欠である。
[2007.11.21 ニカラグア・カリブ海沿海のククラヒルにて][拡大画像: x18045.jpg]
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