一枚の特選フォト「海 ＆ 船」

海岸を練り歩く「竹馬人形」 [1]

中米ニカラグア太平洋岸のリゾート地サン・ファン・デル・スールの海辺にて。3月の聖週間「セマーナ・サンタ (Semana Santa)」の頃は夏のバケーションの真っ最中で、大勢の海水浴客でごった返す。海岸では若者たちが ビーチ・サッカーやバレーボールに興じる。 何処からともなくえらく背丈が高い人形2体が現れた。 人形は、3、4人からなる小鼓笛隊の伴奏に合わせて、くるくる回り踊りながら海辺を練り歩く。一通り踊り終えると、 何がしかの「観戦料」を集める。ニカラグア独特の大道芸といえようか。つい見惚れて、この大道芸の名前を聞き そびれてしまった。 [参考]後で聞いたところ、背丈が高い女性人形はヒガントーナ (Gigantona). [2008.03][拡大画像: x19238.jpg] 中米ニカラグアの太平洋岸のリゾート・タウン 「サン・ファン・デル・スール」（San Juan del Sur） について 首都マナグアからパンアメリカン・ハイウェイ（ちょうどニカラグア湖の南側を通り抜ける主要幹線道）を隣国の コスタリカに向けてドライブすること約2時間。 リーバス(Rivas)という町でパンアメリカン・ハイウェイからそれて太平洋岸に向かえば2、30分で着く。 そのそれる地点とは、ハイウェイからニカラグア湖の水際が間近に迫り、その先の湖上にはオメテペ島のコンセプション火山 (富士山そっくりの円錐形をしている)をひと際大きく眺望できる辺りである。

1.　小鼓笛隊と一緒に海岸を練り歩き踊りまくり、海水浴客から小銭を稼ぐ。　[拡大画像: x19239.jpg] 2.　ビーチ・サイドのレストランの前を練り歩く。　[拡大画像: x19240.jpg] 3.　[拡大画像: x19241.jpg] 辞典内関連サイト ・　世界の海洋博物館－中米・ニカラグア ・　ニカラグアの海のある風景 [2] [2007-2009]